年末は「東京→仙台」へ帰省ですが、夫が「グランクラスに乗ってみたい」とのこと…料金に「プラス1万円」払ってまで乗る価値はありますか?“グリーン車”でも十分じゃないでしょうか?
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「東京→仙台」への帰省、「グランクラス」に乗る価値はある?
グランクラスには、「飲料・軽食あり」「飲料・軽食なし」の2種類があります。グランクラスの主なサービスとして、以下が挙げられます。
・スリッパやブランケットなどのアメニティが用意されている
・背もたれやフットレストが連動したリクライニング付きの広い座席が利用できる
・該当列車「なすの」「はやて」「やまびこ」「はやぶさ」「はくたか」「あさま」「とき」「たにがわ」など
・スリッパやブランケットなどのアメニティが用意されている
・背もたれやフットレストが連動したリクライニング付きの広い座席が利用できる
・専属アテンダントからの案内
・おしぼり、水、おつまみなどの配布
・和食、洋食から選べる軽食やアルコールを含む10種類以上の飲料サービス、希望によりお茶菓子の提供
・該当列車「はやぶさ」「かがやき」
なお、東京駅発のグランクラスに乗車する場合は、東京駅八重洲口にある「ビューゴールドラウンジ」が利用できます。
「普通車指定席」と「グランクラス」の差額は?
例えば、2025年12月27日(土)の「普通車指定席」は、乗車券+特急券(繁忙期料金)で、おとな1人1万1410円となります。また、グランクラス(飲料・軽食あり)の「はやぶさ」の特別料金は2025年4月1日に値上げされています。
東京駅~仙台駅間の営業キロ数は351.8キロメートルで「200キロ超400キロまで」に該当するため、上記の「乗車券+特急料金」にプラス、「はやぶさ」のグランクラス(飲料・軽食あり)で1万1190円、「やまびこ」のグランクラス(飲料・軽食なし)は7340円の運賃がかかります。
「グリーン車」と「グランクラス」の違いは?
東京駅から仙台駅までグリーン車を利用する場合、4190円のグリーン料金が「乗車券+特急料金」に上乗せされます。
グランクラスと比較すると、グリーン車は座席の広さや車内サービスなどから、普通車指定席とグランクラスの中間的な立ち位置といえるでしょう。また、グリーン券の有無は関係なく、「はやぶさ」東京駅~新青森駅間では通常の社内販売が実施されています。
軽食等のリフレッシュサービスを楽しみたい場合は、思い切って飲料・軽食ありのグランクラスにするのもよいでしょう。「食事は自分で持ち込みたい」「車内の雰囲気だけ体験してみたい」と考える人は、飲料・軽食なしのグランクラスがいいかもしれません。
また、各種のサービスより長距離移動の疲労を軽減することだけが目的であれば、グランクラスよりグリーン車が適している場合もあるでしょう。
まとめ
今回は、グランクラスの種類やグリーン車、普通車指定席との違いを解説しました。グリーン車と大きく違うポイントとしては、座席の広さやリクライニング機能が挙げられます。加えてグランクラスには、軽食やドリンク、専属のアテンダントのサービスなどが受けられるタイプもあります。
長距離移動の際、特別なサービスを受けながら快適に過ごしたいと思うのであれば、グランクラスへの乗車を検討してみてはいかがでしょうか。
出典
東日本旅客鉄道株式会社
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
