亡父の遺品から「表面がカラーの千円銀貨幣」コレクションを発見。「平成20年代発行」と比較的新しいのに“80万円近い”値が付く場合もあるって本当!?

配信日: 2026.01.04 更新日: 2026.01.05
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亡父の遺品から「表面がカラーの千円銀貨幣」コレクションを発見。「平成20年代発行」と比較的新しいのに“80万円近い”値が付く場合もあるって本当!?
年数や希少性なども関わりますが、「記念貨幣」には非常に高い価値が付くこともあるようです。
 
この記事では、「地方自治法施行60周年」を記念して平成20年から製造された千円銀貨幣について解説していきます。
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「地方自治法施行60周年記念貨幣 千円銀貨幣」は平成20年~28年にかけて発行

独立行政法人造幣局によれば、「地方自治法施行60周年」の節目を記念して、平成20年7月~平成28年度前半までの約8年間にわたり、「地方自治法施行60周年記念貨幣 千円銀貨幣」が発行されていました。
 
千円銀貨幣の材質には銀が使われており、表面は各都道府県を代表する風物やイベントなどがデザインされたカラープルーフ仕様(表面を鏡面加工しているもの)、裏面は雪月花をかたどった共通デザインで、発行枚数は各種10万枚ほどとされています。
 

「平成24年発行岩手県千円銀貨幣」や「47都道府県セット」は高値で売れる可能性も

一口に記念貨幣といっても、買取相場にはかなりの差があるようです。金貨や銀貨は、硬貨自体の価値のほか、保存状態や付属品の有無なども影響されます。特に記念貨幣になると、その価値によっては、購入時の価格よりも高値で取引されることがあるとされています。
 
「地方自治法60周年記念貨幣」の千円銀貨幣を例に挙げると、47種ある貨幣のうち、「岩手県」が特に高価で取引されているようです。その理由に、平成24年の世界造幣局長会議第27回ウィーン総会で実施されたMDCコイン・コンペティションにて、記念貨幣(金貨を除く)部門の「最も美しい貨幣賞」を受賞したことが挙げられます。
 
岩手県の千円銀貨幣は、平成23年に10万枚が発行されたのち、受賞を機に翌年1万枚が追加発行されました。発行された47種の中で、平成23年と平成24年で2種類存在するのは岩手県のみとされ、平成24年製は1万枚と少数なことから、より高値で取引されているようです。
 
実際の取引例として、あるオークションサイトでは、平成24年製の岩手県千円銀貨幣が、1枚3万7000円程度で落札されていました。
 
過去には、「未使用47都道府県コンプリート各2セットの全94点セット」が出品されており、その際は79万3000円という高値で落札されたようです。
 

記念貨幣を売却するときの注意点

購入時以上の価値が付くことのある記念貨幣ですが、売却時には以下の点に注意しましょう。
 

1.すべての記念貨幣に付加価値が付くわけではない

記念貨幣であっても、発行枚数の多さや状態などによっては、価値が付きにくいものもあるようです。価値が付きやすいものには、以下のような特徴が挙げられます。

 

・発行から100年以上経過したアンティークコインといった希少性や価値がある
・発行枚数が数万枚と少ない
・保存状態が良い
・国家的記念テーマ(オリンピックなど)

2.付属品がある場合、一緒に保管しておく

記念貨幣が発行される際、記念品専用の箱や証明書が付属していることが一般的なようです。これらが欠品なくそろっていると、買取価格がより上がるとされます。付属品も含めた完品であるほど、価値が高まりより良い売却が期待されます。
 

3.不用意に手入れをおこなわない

物品の状態維持は、より良い売却のためにも重要とされます。しかし、十分な知識を持たず不用意に手入れをおこなうと傷や汚れが付き、価値を下げる恐れがあるようです。
 

まとめ

記念貨幣は、記念品としての希少性に加えて、将来への現物資産としても価値が発揮されます。また昨今では、金相場が歴史的高騰を見せており、特に金貨は素材価値として売却に適している場合があります。ご家庭にある貨幣を調べてみると、価値の付くものが見つかるかもしれません。
 

出典

独立行政法人造幣局 記念貨幣の発行に関するこれまでの経緯
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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