ママ友に言えない【習い事格差】年100万円かける家庭 vs ゼロ家庭…子どもの将来に本当に必要な「お金の分岐点」とは

配信日: 2026.01.06
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ママ友に言えない【習い事格差】年100万円かける家庭 vs ゼロ家庭…子どもの将来に本当に必要な「お金の分岐点」とは
習い事にお金をかけるべきか、それとも家計の事情を優先すべきか…年100万円 vs ゼロ、どちらが正しい、という明確な答えはありません。大切なのは、「教育費のかけ方」に納得感を持てるかどうかです。
 
本記事では、習い事における平均支出や家計とのバランスをふまえて、自分なりの基準を見つけるヒントをご紹介します。
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「年100万円 vs ゼロ家庭」習い事格差は本当に将来の差になるのか?

同じママ友グループの中でも、「毎年100万円以上かけて英語やスポーツ、受験塾までフルコース」という家庭と、「習い事ゼロ」という家庭が混在するケースもあります。「ここまで差がついてしまって、うちの子の将来は大丈夫なのだろうか」と不安になる親は少なくないでしょう。
 
株式会社NEXERとschola+(スコラプラス)による「習い事の格差問題に関する調査」では、中学生以下の子どもがいる全国の保護者の3割近くが「習い事による体験格差を感じる」と回答しています。また、経済的な理由から習い事に通わせにくいと感じる親が、半数以上にのぼることも示されています。
 

習い事の平均費用は年15万円前後? データで見る日本の「習い事支出」

では、実際に日本の家庭は、習い事にどれくらいのお金をかけているのでしょうか。ある調査によると、小学生以下の子どもの習い事費用は1人あたり月平均約1万3000円、年間にすると15万円以上という結果が出ています。この水準と比べると、「年100万円」は平均の6~7倍というかなり高いレベルだと分かります。
 
また、ソニー生命保険株式会社が2024年に行った「子どもの教育資金に関する調査2024」では、習い事や家庭学習、教室学習などの学校外教育費の平均支出金額は月1万7593円と、調査開始以来の最高額を更新しました(ソニー生命調べ)。物価高や教育への期待の高まりから、習い事にかけるお金は年々増加傾向にあります。
 

教育費トータルは最大2000万円近くかかるケースも! 習い事にかけてよい「お金の分岐点」は?

習い事にかける費用を考える際に忘れてはならないのが、「学校にかかるお金」とのバランスです。文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」によれば、幼稚園から高校までの15年間をすべて公立校に通った場合の学習費総額は約596万円、すべて私立校に通った場合は約1976万円とされており、その差は3倍以上になります。
 
習い事の費用を増やせば、その分だけ教育費総額は高くなり、大学進学や老後資金に使えるお金が減っていく構造です。家計全体を見たときには、手取り年収の何割を教育費に回すかがひとつの分岐点になります。
 

・学校外教育費は、手取り年収の5%前後まで
・大きな受験や留学などのイベントがある時期は、一時的に10%まで増やす代わりに、他の支出を抑える

 
といった「マイルール」を決めておくと、習い事にかけるお金が家計の負担になり過ぎる前にブレーキをかけやすくなります。「年100万円かけるか、ゼロか」の二択ではなく、教育費全体の中での適正割合を決めておくことが、お金の分岐点を見極めるうえで重要です。
 

まとめ

習い事にかけるお金は、多ければ多いほど子どもの将来が有利になる、という単純な話ではありません。平均的な支出水準や学校教育費を含めた「教育費トータル」を把握し、家計全体の中で無理のない割合を決めておくことが重要です。
 
「年100万円か、ゼロか」と不安に振り回されるのではなく、手取り年収に対する適正な範囲を意識しながら、家庭ごとに納得できる教育投資を選ぶことが、後悔しないお金の使い方につながります。
 

出典

株式会社NEXER/schola+(スコラプラス) 習い事の格差問題に関する調査(PR TIMES)
schola+(スコラプラス)
ソニー生命保険株式会社 ニュースリリース(2023年度) 子どもの教育資金に関する調査2024(ソニー生命調べ)
文部科学省 令和5年度子供の学習費調査 2 調査結果の概要 4 幼稚園から高等学校卒業までの15年間の学習費総額(18ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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