“バッテリー上がり”でJAFを呼んだら「2万円の出費」に! 同僚に「ロードサービス呼ばなくても、年会費4000円の元が取れる」と聞きましたが、どういうこと? 意外と知らない“優待制度”を解説
しかし、JAFは飲食店や小売店、娯楽施設などで使える会員向けの優待制度を用意しています。そのため、JAFの会員になれば、年会費以上の優待を得ながら、万一のトラブルの際はロードサービスを無償(会員価格)で受けられます。
本記事では、JAF会員のメリットである優待サービスについて解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
JAFの年会費と優待制度とは
JAFに入会するためには、個人会員であれば入会金2000円と年会費4000円がかかります。この費用を支払うことで、バッテリー上がりのときにかかる2万1700円(昼間、一般道)、パンク時の応急修理費用2万5630円(夜間、一般道)などが無償となるのです。
こういったトラブルが発生しなければ、入会金や年会費は無駄になるため、入らなくてもいいやと考える人もいるでしょう。
しかし、JAFは会員向けに充実した優待施設を用意しており、その数は全国約4万4000ヶ所にのぼります。会員証の提示や、公式アプリ・紙のクーポンを利用することで、ガソリンスタンド、飲食店、ドラッグストア、宿泊施設などで割引や特典を受けられるのです。
この制度をうまく活用すれば、ロードサービスを1年間に1度も利用しない場合でも、年会費分のコストを回収できる可能性があります。
JAFの優待で年会費の元を取る具体的方法は
日常生活の中で年会費4000円の元が取れるのか、シミュレーションしてみましょう。例えば、以下の優待を使うことで優待額は4000円以上に達します。
・マツモトキヨシの10%割引クーポンを使って年間2万4000円(月平均2000円)の日用品や薬を買う:2400円お得
・すかいらーくグループのしゃぶ葉の7%クーポンを使って年間2万円(1万円×2回)の食事を行う:1400円お得
・千葉市動物公園の20%クーポンを使って大人2人分の入園券(800円×2枚)を買う:320円お得
これだけで4120円お得となるため、年会費のコスト4000円を超えるのです。
クーポンには、期間限定や利用回数が決まっているものもあり、これはあくまでシミュレーションですが、同じようなクーポンは多数あるので、年会費以上のお得になるのは決して難しいことではありません。
そのほかに、ホテルの宿泊費用やレンタカー代金、メガネの購入代金が割引になるクーポンなどもあり、これらを上手に使えばさらにお得になるでしょう。
日々の買い物やたまの外出で優待を利用することで、実質無料でロードサービスが受けられるという保険に加入している状態を作れるのです。
JAFに入っていない場合は自動車保険の契約をチェック
JAFに加入していない状態でバッテリー上がりなどのトラブルが起きた場合、焦ってJAFを呼ぶ前に確認すべきことがあります。それは、自身が加入している自動車保険にロードサービスが付いているかどうかです。
現在は多くの自動車保険(任意保険)にロードサービスが自動付帯されており、バッテリー上がりやレッカー移動などが無料で受けられるケースがあります。これを知らずに非会員としてJAFを呼んでしまうと、保険なら無料だったはずの作業に2万円以上の費用を支払うことになりかねません。
トラブルの際は焦ってしまい、こうしたロードサービスに気づかずJAFを呼んでしまうかもしれないので、日頃からの確認が重要です。
なお、自動車保険に付帯しているロードサービスには、対応できないトラブル(パンク修理やチェーン脱着、自然災害など)や利用回数制限があります。前記した通り、上手に優待を使えばJAFの年会費は実質無償にできるため、自動車保険とは別に、いざというときのためにJAF会員になっておき、二重の安心を得るのも賢い方法といえるのです。
まとめ
JAFの年会費4000円は、トラブルが起きなければ無駄となってしまうものですが、優待を上手に使うことで年会費以上のお得になることもあります。そもそもJAF会員は、バッテリー上がりなどでロードサービスを5年に1回受ければ優待がなくても元が取れる、お得なサービスなのです。
元を取れるかどうかは人それぞれなので、JAFの公式Webサイトで優待内容を確認したうえで、優待を無理なく使える人は、JAF会員になることを検討してはいかがでしょうか。
出典
一般社団法人日本自動車連盟 JAF ロードサービスの料金を調べる
一般社団法人日本自動車連盟 JAF 会員優待サービスとイベント
執筆者 : 浜崎遥翔
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
