【2026年】「児童手当・子育て応援手当・重点支援給付金」…結局「世帯年収500万円」のわが家は、“何をいくら”もらえますか? 支給される主な「子育て支援」を確認
児童手当や物価高対応子育て応援手当、各種給付金は制度ごとに目的や仕組みが異なり、整理しないと全体像が見えにくいのが実情です。
本記事では、2026年時点で世帯年収500万円の家庭が受け取れる主な子育て支援を、制度ごとに整理し、家計管理にどう生かすべきかを解説します。
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目次
2026年の子育て支援制度にはどのようなものがある?
2026年の子育て支援制度は、目的や支給方法の異なる複数の制度で構成されています。
恒常的に受け取れる「児童手当」が支援の土台
子育て支援の中心となるのが、すべての子育て世帯を対象とした児童手当です。
児童手当は、子どもの年齢に応じて毎年継続して支給される恒常的な制度で、家計に安定して組み込める点が特徴です。2024年10月からは所得制限が撤廃され、すべての世帯が原則として満額支給の対象となっています。
物価高への対応として実施される「物価高対応子育て応援手当」
児童手当とは別に、近年の物価上昇を背景として実施されているのが物価高対応子育て応援手当です。この手当は、家計負担を一時的に緩和する目的で設けられており、恒久的な制度ではありません。年度ごとに支給の有無や内容が決定されるため、臨時収入として扱う必要があります。
給付金や自治体独自支援は地域差が大きい
国の重点支援策を財源とした給付金や、自治体独自の子育て支援もあります。これらは全国一律ではなく、市区町村ごとに内容や条件が異なります。現金給付だけでなく、給食費や子育て関連費用の補助という形で支援される場合もあり、多くは申請制です。
児童手当はいくらもらえる?
児童手当は、0歳から高校生年代までの子どもを養育している世帯を対象に支給されます。支給は2ヶ月分ずつ偶数月の年6回で、子どもの年齢や人数に応じて支給額は図表1のようになります。長期間にわたって受け取れる点が大きな特徴です。
図表1
こども家庭庁 児童手当制度のご案内より筆者作成
児童手当は「所得制限なし」で受給可能
児童手当は、以前は所得によって受給に制限がありましたが、2024年10月から所得制限の撤廃など制度が拡充され、所得にかかわらず全額支給となっています。
支給額は子どもの年齢区分ごとに定められており、年単位で見ると1人あたり10万円を超えます。教育費や生活費の一部として、家計に組み込みやすい給付といえるでしょう。
物価高対応子育て応援手当は家計でどう考えるべき?
物価高対応子育て応援手当は、エネルギー価格や食料品価格の上昇により家計負担が増している状況を踏まえて実施する支援です。児童手当のような恒久制度ではなく、物価動向や経済状況に応じて実施が判断されます。
支給対象は「子育て世帯」が基本
この手当は一定の年齢までの子どもを養育している世帯が対象となり、年収500万円程度の世帯も多くの場合で含まれます。ただし、所得制限の有無や支給額、対象年齢は実施時期によって異なる点には注意が必要です。
また、支給事務は自治体が担い、自動支給の場合もあれば申請が必要な場合もあるなどさまざまです。制度の存在を知らないと受給できないケースがある点は押さえておきましょう。
給付金や自治体独自支援は「知らないと損」になりやすい
子育て世帯向けの支援は、児童手当や物価高対応子育て応援手当だけではありません。年収500万円世帯が受け取れる可能性のある手当や支援金を、図表2にまとめました。
図表2
こども家庭庁、地方創生、各自治体ホームページより筆者作成
支援策によっては、市区町村ごとに内容が異なり、物価高対策として給付金や補助が行われているケースもあります。また、自動支給ではなく「申請制」の場合もあり、期限を過ぎると受け取れません。国の制度に比べ、自治体支援は「情報を確認しているかどうか」が大きな分かれ目です。
世帯年収500万円が対象になる支援は多い
2026年時点で、世帯年収500万円の子育て世帯は、児童手当を中心に複数の支援制度の対象となります。
ただし、すべてが自動的に受け取れるわけではなく、物価高対応子育て応援手当や自治体独自の給付は、申請や情報確認が不可欠です。家計に組み込めるものと臨時的なものを整理し、将来の教育費や生活設計に生かしていきましょう。
出典
こども家庭庁 児童手当
こども家庭庁 物価高対応子育て応援手当
内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生 物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー


