年末年始、帰省費用が捻出できず帰れませんでした。お金が理由で帰らなかった人ってどれくらいいましたか?

配信日: 2026.01.15
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年末年始、帰省費用が捻出できず帰れませんでした。お金が理由で帰らなかった人ってどれくらいいましたか?
年末年始は家族と過ごすために帰省する人が多い一方で、交通費や生活費の負担から「帰りたくても帰れなかった」という声も少なくありません。
 
特に物価高や収入の伸び悩みが続く近年では、帰省費用の捻出が大きな壁となっています。本記事では、お金を理由に帰省を諦めた人がどれくらいいるのか、背景や実態、そして同じ悩みを抱える人が今後取れる対策について詳しく解説します。
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お金が理由で年末年始に帰省しなかった人はどれくらいいるのか

株式会社インテージが行ったアンケートによると、年末年始に旅行や帰省の予定はないと回答した人は60.2%でした。2024年は56.4%、2023年は56.2%と年々増加傾向にあります。特に一人暮らしの若年層や非正規雇用者では、その割合がさらに高くなる傾向があります。
 
最近は、新幹線や飛行機代の高騰、ガソリン価格の上昇など、移動にかかるコストは年々増加しています。そのため「帰省したい気持ちはあるが、生活費を優先せざるを得ない」という選択をする人が増えているのが現状です。
 
また、帰省に伴う出費は交通費だけでなく、手土産代や滞在中の交際費なども含まれるため、想像以上に負担が大きいと感じる人も少なくありません。
 

帰省できない人が増えている社会的背景

お金が理由で帰省を諦める人が増えている背景には、複数の社会的要因があります。まず挙げられるのが、物価上昇に対して賃金の伸びが追いついていない点です。
 
食料品や光熱費、家賃などの固定費が上がる一方、可処分所得は増えにくく、結果として「帰省は贅沢」という認識が広がっています。加えて、奨学金の返済やクレジットカードの支払いなど、若い世代ほど毎月の支出が多い傾向にあります。
 
そのため、年末年始のような一時的な大きな出費に対応できないケースも珍しくありません。このように、帰省を断念する背景には個人の問題だけでなく、社会全体の経済構造が影響していると言えるでしょう。
 

帰省にかかる平均的な費用と内訳

帰省費用は住んでいる地域や移動手段によって大きく異なりますが、同調査によると、2025年の国内旅行・帰省の予算は4万7871円という結果がでています。新幹線や飛行機を利用する場合、往復の交通費だけで数万円になることも珍しくありません。
 
さらに、実家への手土産代やお年玉、親族との食事代などを含めると、出費はさらに膨らみます。特に複数日滞在する場合は、外食費やレジャー費用も加わり、結果として月収の大部分が帰省関連費用で消えてしまうケースもあります。
 
このような負担を考えると、家計に余裕がない人ほど「今年は帰省を見送ろう」と判断しやすくなるのも無理はありません。
 

お金が理由で帰省しない選択は珍しくない? 今後の考え方

「お金がないから帰れない」と感じると、親や親戚に申し訳なさを覚える人も多いでしょう。しかし、近年ではオンライン通話やメッセージアプリの普及により、物理的に帰省しなくてもコミュニケーションを取る手段が増えています。
 
大切なのは、形にこだわりすぎず、無理のない範囲でつながりを保つことです。帰省しない選択は、決して家族を大切にしていない証拠ではありません。自分の生活を守ることも、長い目で見れば家族の安心につながる行動だと考えることが大切です。
 

帰省しないことへの罪悪感と向き合う

年末年始の帰省は当たり前のものと思われがちですが、実際にはお金が理由で帰省を諦めている人は少なくありません。物価上昇や収入の伸び悩みにより、帰省費用が家計に与える影響は年々大きくなっています。
 
無理をして帰省することで生活が不安定になるよりも、自分の経済状況を優先する判断は決して間違いではありません。今後は柔軟な考え方と計画的な家計管理によって、無理のない形で家族とのつながりを保つことが大切です。
 

出典

株式会社インテージ「年末年始」に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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