新幹線「東京→秋田」が“1万円”で往復可能!? 2026年も発売の「キュンパス」で、新幹線代“3万4000円”も得するケースも…「秋田・仙台・湯沢」への費用を比較
2026年も発売が決定した「旅せよ平日! JR東日本たびキュン早割パス」(通称:キュンパス)は、使い方次第で旅行費用を大幅に節約できる強力なツールです。
本記事では、このパスの概要とどれくらいお得になるのかという試算、そして利用時に注意すべきポイントについて解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
1日1万円で新幹線も乗り放題になるキュンパスとは
キュンパスは平日限定で利用できるお得な期間限定フリーパスです。
利用期間は2026年2月12日から3月12日までの平日限定で、価格は1日用が1万円、連続する2日間用が1万8000円と設定されています。
このパスの最大の特徴は、JR東日本全線(青い森鉄道線や三陸鉄道線などの一部エリアを含む)路線の普通・快速列車に加えて特急列車や新幹線の自由席が乗り放題になる点です。
さらに、あらかじめ予約をすれば、新幹線や特急列車の普通車指定席も、1日用なら2回まで、2日間用なら4回まで追加料金なしで使えます。
そのほか、コンビニ「NewDays」で使える10%割引クーポン、駅レンタカーが最大20%割引といったお得な特典も付いており、上手に使えば旅行費用がさらにお得になるのです。
秋田日帰りでも2万5000円お得に! 具体的な活用シミュレーション
キュンパスの使い方でコストパフォーマンスが高いのが、長距離の移動です。例えば東京から秋田への往復料金は通常3万3820円かかります。これをキュンパス(1万円)で往復した場合、差額は2万3820円となり、約2万4000円もお得になる計算です。
日帰りで秋田旅行は難しいと感じるかもしれませんが、東京駅6時32分発の「こまち1号」に乗れば、秋田駅には10時24分に到着します。秋田駅19時10分発の「こまち42号」で東京駅に23時04分に戻れば現地に9時間滞在できるので、グルメや観光を十分に楽しめるでしょう。
日帰り旅行が難しいという場合は、2日間用(1万8000円)を使って1泊2日の旅行にしても1万5000円以上元が取れることも魅力です。
また、もう少し近場への旅行でも十分で、東京から仙台への往復料金は通常2万2620円ですが、これも1万円で済むため半額以下になります。片道1時間半程度で到着するため、より気軽な日帰り旅行が楽しめるのです。
さらに近場のスキーリゾート「GALA湯沢」への往復に使ってもいいでしょう。東京駅からガーラ湯沢駅までの往復料金は通常1万3380円です。割引額は約3400円と長距離に比べれば小さくなりますが、キュンパスでGALA湯沢に来場した場合は35周年オリジナルステッカーをもらえるという特典もあり十分お得といえるでしょう。
購入前に確認したい3つの注意点
非常に魅力的なキュンパスですが、購入や利用にはいくつかの厳しい条件があります。
このパスは大前提として平日限定である上に、利用日の14日前までに購入しなければならないものです。平日に休みが取れない場合は使えませんし、急な旅行には向いていません。
あらかじめ平日の旅行する日を決めておき、期限までに忘れずに購入する必要があります。
また、指定席の回数制限があり、1日用パスの場合は2回まで、2日用パスの場合は4回までです。東北新幹線の「はやぶさ」や秋田新幹線の「こまち」などは全車指定席のため、往復するだけで2回分を消費してしまいます。途中下車して別の指定席列車に乗るなど、規定回数を超える場合は別途特急料金がかかるため注意しましょう。
まとめ
2026年のキュンパスは、東京から秋田への往復で2万円以上もお得になるなど、非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。14日前までの購入や平日限定といった制約はありますが、それらをクリアできれば、普段は交通費が高くて行けない場所への旅行も格安で実現可能です。
冬の温泉旅行やグルメ旅を検討している人は、早めに計画を立ててみてはいかがでしょうか。
※JR東日本 旅せよ平日! JR東日本たびキュン早割パスのキュンと早割の間、キュンパスのキュンとパスの間にはハートマークが入ります。
出典
JR東日本 旅せよ平日! JR東日本たびキュン早割パス
執筆者 : 浜崎遥翔
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
