「100円ショップ」で売っている“電池”。安く購入できるけれど、有名メーカー製と比べて結局高くつくって本当?
乾電池は家電量販店やコンビニや100円ショップなどでも気軽に購入できますが、「100円ショップの乾電池で十分なのか、一般的なメーカーのものを選ぶべきなのか」と迷うこともあるかもしれません。
本記事では、100円ショップの電池と一般的なメーカーが出している電池を単価や持続時間・リスク面から比較するとともに、100円ショップとメーカーの電池の使い分け方についてもご紹介します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
100円ショップとメーカーの電池の比較
100円ショップの電池は一般的なメーカーが発売している電池よりも価格が安いイメージがある人もいるでしょう。
実際にいくらぐらい差があるのか、いくつかの100円ショップの電池とメーカーの単3電池1本あたりの価格を図表1にまとめて比較してみました。
図表1
| 100円ショップA | 100円ショップB | メーカーA | メーカーB | |
|---|---|---|---|---|
| 単3電池 | 22円 | 27.5円 | 78.25円 | 165円 |
※各社公式サイトの掲載情報を基に筆者作成
100円ショップだと単3電池1本あたり20円台で購入できる場合もありますが、メーカー品の場合は100円台になることもあります。
ただし、100円ショップの電池のほうが安く購入できる分、持続時間はメーカー品よりも短い傾向にあるようです。また、使用推奨期限についても、100円ショップの電池は「7年」とされているものもありますが、メーカーの電池だと「10年」のものもあります。
このように、メーカーの電池のほうが使い切るまでの時間や保存できる期間が長いことから、「コスパがよい」と感じることもあるかもしれません。
リスク面の違いもある?
メーカーの電池は、「液漏れ防止設計」が行われていることが明記されている商品もありますが、100円ショップの電池は液漏れ防止対策の表記がないものも多いようです。これには、製造コストの削減などが関係していると考えられます。
電池の液漏れとは、電池内部でガスが発生して圧力がかかり、電解液が漏れ出す現象です。古い電池を使い続けたり、使い切った電池を放置したりした場合に液漏れが起こる可能性があります。
アルカリ乾電池で液漏れが起きた場合、液は強いアルカリ性を示すため、皮膚に付着することで皮膚障害を起こしたり、目に入ることで失明したりするおそれがあります。また、機器内部に付着すると故障の原因となるため注意が必要です。
100円ショップとメーカーの電池の使い分け方
近年の100円ショップの電池は品質が向上してきているため、日常的に使用する分には液漏れを起こすリスクは高くないと考えられています。そのため、使用機器に応じて100円ショップとメーカーの電池を使い分けるとよいでしょう。
例えば、テレビやエアコンのリモコンや壁掛け時計、体重計などの低消費電力機器には、100円ショップの電池でも安心して使用できると考えられます。
一方、高価な機器や消費電力が大きい機器、長時間使用しない機器には、メーカーの電池を使用することで機器保護と安定動作が期待できます。
100円ショップとメーカー品の電池は賢く使い分けしよう
100円ショップの単3電池とメーカーの単3電池の価格を比較すると、100円ショップのほうが1本あたり50円程度から100円以上安く購入できる場合もあります。
しかし、電池の持続時間や使用推奨期限はメーカー品よりも短い傾向にあるため、交換頻度が多くなり、結果的にメーカー品よりも高くつくこともあるかもしれません。
また、100円ショップの電池は液漏れ防止設計の表記がないものもあるため、消費電力が大きい機器や長時間使用しない機器に使用する場合は、メーカーの電池を選んだほうが安心でしょう。
出典
消費者庁 電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう! ―災害用の懐中電灯やラジオの点検を―
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
