夫のボーナスが増えて世帯年収が「900万円」を超えそうです。すでに私立高校に通っている息子の「授業料無償」は打ち切られてしまいますか?

配信日: 2026.01.21
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夫のボーナスが増えて世帯年収が「900万円」を超えそうです。すでに私立高校に通っている息子の「授業料無償」は打ち切られてしまいますか?
世帯年収が900万円を超えそうだと、すでに受けている授業料支援がすぐ打ち切られるのか心配になります。結論から言うと、就学支援金は毎年度、収入状況の届出などを踏まえて判定されるため、今月のボーナス増だけで即座に止まると決まるわけではありません。
 
ただし、次の判定タイミングで区分が変わり、支給額が変わる可能性はあります。大事なのは、いつ判定されるのかと、判定が何で決まるのかを押さえることです。
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就学支援金は、世帯所得などで支給の有無や金額が決まる

高等学校等就学支援金は、授業料の一部または全部を支援する制度で、世帯所得や通う学校種で支給の有無や金額が異なります。
 
私立高校では年収目安約590万円未満相当の世帯で支援が手厚くなる仕組みが示されています。年収が上がると、この区分から外れて支給額が下がる、ということは起こり得ます。
 

年収の境目は目安で、実際は住民税情報の計算で判定される

注意したいのは、年収900万円という数字だけでは結論が出ない点です。リーフレットでは、保護者の住民税情報を使った計算式で判定することが示されています。
 
つまり、年収が少し上下しても、住民税情報の状況によって結果が変わることがあります。境目付近の家庭ほど、学校の案内に従って届出を行い、判定結果を確認するのが現実的です。
 

支給決定までのタイムラグと、家計の備えがポイント

制度上、学校によっては支給決定までの間に授業料をいったん徴収し、後から就学支援金相当額を還付する場合があることも示されています。
 
支給額が変わると、家計の出入りのタイミングがずれて苦しくなることがあります。支援が減る可能性があるなら、月々ではなく学期や年単位で支払い計画を作り、余裕資金を少し厚めに持つと安心です。
 

まとめ

ボーナス増で年収が上がっても、今すぐ支援が止まると決まるわけではありません。ただし就学支援金は、住民税情報を使った計算で判定され、次の見直しで区分が変わる可能性はあります。
 
境目付近は特に、届出の時期と判定基準を確認し、支援が減った場合でも家計が回る準備をしておくのがおすすめです。
 

出典

文部科学省 高等学校等就学支援金制度に関するQ&A
文部科学省 高等学校等就学支援金・高校生等臨時支援金リーフレット
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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