年末年始の帰省で父に「2002FIFAワールドカップ記念金貨」をもらった! 比較的新しいものですし、地金価格が“2万円超”の今のうちに売却すべき!? 取っておけば将来価値がつくでしょうか?
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「2002FIFAワールドカップ記念1万円金貨幣」は当時4万円で販売された記念貨幣
「2002FIFAワールドカップ記念1万円金貨幣」は、日本・韓国の合同開催となったワールドカップに際して平成14年に発行された記念貨幣です。造幣局のホームページでは、発行枚数10万枚・15.6グラムの純金製貨幣として紹介されています。
2002FIFAワールドカップにちなんだ貨幣は、ほかに1000円銀貨幣・500円銅貨幣が存在します。1万円金貨幣および1000円銀貨幣については、額面を超えるプレミアム貨幣として販売されました。造幣局によれば、1万円金貨幣が4万円、1000円銀貨幣は6000円とされています。
なお、発行された金貨幣10万枚のうち5万枚は1000円銀貨幣とのセット販売であり、4万5000円で販売されました。
「2002FIFAワールドカップ記念1万円金貨幣」の現在の価値は?
田中貴金属工業株式会社が公開している金価格推移を参照すると、金地金の店頭価格は右肩上がりで上昇しています。令和7年12月24日にはグラム2万5000円を突破しており、令和8年1月22日時点でグラム2万6884円(税込)となっています。
あくまで単純計算にはなりますが、2002FIFAワールドカップ記念金貨幣の重量である「15.6グラム」は現在15.6グラム×2万6884円=約42万円相当の価値があるようです。
ただし、日本で流通している貨幣には貨幣損傷等取締法が適用されます。そのため、損傷したり鋳つぶしたりすることはできません。したがって、「金地金の価値=2002FIFAワールドカップ記念1万円金貨幣の価値」とは断言できないことになります。
ちなみに、オークションサイトでは1万円金貨・1000円銀貨のセットが38万円で取引されていたケースを確認できます。金地金としての価値よりは低くなりますが、「将来価値がつく」どころか現時点でも販売価格の8倍以上の価値があるようです。
金貨の価値は金相場に大きく影響されるため、売却時期については慎重な判断が必要になるかもしれません。
金貨をなるべく高く売る3つのポイント
金貨を高値で売りたいと考えるのであれば、以下3点のポイントを意識してみましょう。
ポイント1:金相場が高いときに売る
金の価値は、経済情勢に影響を受けながら変動します。日頃から相場推移をチェックしておくと、高値で取り引きされるタイミングにも気づきやすくなるでしょう。
ポイント2:きれいな状態を保つ
金貨が鑑定される場合、純度・重さに加えて保存状態も重視されるようです。きれいな状態を保てているものは、査定額アップの可能性も考えられます。
ポイント3:付属品も保管しておく
箱・ケースや証明書といった付属品は金貨の真贋を判断する材料になるため、金貨とともに保管しておきましょう。
まとめ
金貨を故意に変形させることは法律で禁じられているため、金地金の相場のみで価値を判断することは難しいといえます。一方で、地金価格については上昇傾向が続いているのも事実です。今回紹介したような記念金貨をお持ちの方は、大切に保管しておくと良いかもしれません。
出典
造幣局 記念貨幣一覧
造幣局 記念貨幣セット
田中貴金属工業株式会社 金価格推移
e-Gov法令検索 貨幣損傷等取締法
Yahoo!オークション
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
