子ども2人を連れて夫と4人で妹の結婚式に出席します。ご祝儀は人数分用意すべき? 身内だとさらに上乗せが必要でしょうか?
本記事では、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)が令和5年度に行ったアンケート調査結果を参考にしながら、ご祝儀をいくらにしたらよいかについて解説します。
ファイナンシャル・プランナー
中小企業診断士
早稲田大学理工学部卒業。副業OKの会社に勤務する現役の理科系サラリーマン部長。趣味が貯金であり、株・FX・仮想通貨を運用し、毎年利益を上げている。サラリーマンの立場でお金に関することをアドバイスすることをライフワークにしている。
ご祝儀の相場について
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会が令和5年度に実施した「第6回婚礼に関するアンケート調査」(調査期間:令和5年10月1日~令和6年3月31日、有効回答数:3137件)の結果から、新郎新婦との関係別にご祝儀の金額を図表1にまとめて(筆者抜粋)みました。
図表1;新郎新婦との関係別ご祝儀
| 新郎新婦との関係 | 平均額 | 最多回答額 |
|---|---|---|
| 兄弟姉妹 | 6万52円 | 3万円 |
| 叔父・叔母 | 8万1629円 | 5万円 |
| 従兄弟・従姉妹 | 3万4635円 | 3万円 |
| 友人 | 3万960円 | 3万円 |
(一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)「第6回婚礼に関するアンケート調査」より抜粋)
今回のケースは、妹(兄弟姉妹)に該当するため、最も多かった回答額の3万円が相場と考えてよいでしょう。
また、今回はご夫婦で結婚式に出席されるため、夫婦2名分のご祝儀は6万円となります。
ただし、一般的に結婚式の場合には、偶数(この場合は6万円)は割り切れる、つまり別れを連想させるため避けられるようです。偶数を避けたいのであれば、5万円か7万円、もしくは末広がりで縁起がよいとされる8万円が好ましいかと思われます。また、1万円札を6枚ではなく、1万円×5枚+5000円×2枚(計7枚の奇数)といった方法もあるようです。
さらに、お子さんも出席される場合には食事代を考慮して、それ相応の金額をご祝儀に上乗せするとよいでしょう。具体的には、お子さんが未就学児でお子さまランチなどの料理の場合には、1人あたり5000~1万円程度、小学生以上で大人に近い料理の場合は、料理と引き出物の分として1~2万円ほど上乗せします。
結局いくらにすればよいのか
これまで、相場感を中心にお話しました。
今回のケースでは、子ども2人を連れて夫と4人で妹の結婚式ということなので、夫婦2名分(3万円×2人=6万円)に加えて、子ども2名分(小学生以下2名の場合と仮定)として1~2万円の計7~8万円が相場といえます。
もし、「金額が少ないのでは」と気になるようであれば、別途5000~1万円程度のお祝い品を贈るのも、ご自身も納得し、妹さんにもきっと喜ばれるでしょう。
なお、最終的な判断としては、親族間にある独自の「身内ルール」を参考にする必要があります。例えば、親戚間では、「一律5万円としている」「お互いさまだからご祝儀は不要」など、過去の親族における慣習として決められている場合がよくあります。
実は、このルールが最も重要な判断材料になります。したがって、ご祝儀を最終決定される場合には、親御さんにそのルール確認をすることをお勧めします。
まとめ
結婚式に出席する場合のご祝儀については、相場を参考に決めるのが基本であり、納得感があります。
一方で、親族間にある「身内ルール」が相場よりも重要な場合があります。他の親族とのバランスや今後の関係性も考慮し、最終的な判断をする前には必ず、親御さんに身内のルールを確認するようにしましょう。
出典
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協) 第6回婚礼に関するアンケート調査報告書 集計結果
執筆者 : 堀江佳久
ファイナンシャル・プランナー
