ウーバーで「お寿司」を頼んだら、ネタとシャリがぐちゃぐちゃ…妻は「このままでも食べられるよ」と言いますが、このくらいで“返金依頼”するのは神経質ですか? 返金要件を確認
本記事では、フードデリバリー業界の現状や利用率、また「おすしを頼んだらぐちゃぐちゃで届いた……返金してもらえる?」といった具体的な事例を交えて解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
現在利用できるフードデリバリー
以前は各店舗単位の出前が一般的でしたが、フードデリバリーサービスが拡大し、最近はアプリで簡単に頼めるようになっています。現在利用できる、主なフードデリバリーは次のようなものです。
・Uber Eats
・出前館
・ロケットナウ
・menu
・Wolt
また、マックデリバリーや7NOWなど、自社で注文を受け、上記のようなプラットフォームに委託するケースも増えており、普段から利用している人もいるでしょう。仕事で時間的な余裕がない平日や、外出したくない休日などにスマートフォンがあれば簡単に頼め、自宅まで届けてくれるのは、非常に便利なサービスです。
一方、「どこの誰かも分からない人に商品を届けてもらうのは不安」と考え、利用したことのない人もいるでしょう。確かに、「面接もなく多くの人が始められる」フードデリバリーについて、インターネットやSNSでさまざまな声が見られるのが実情です。
フードデリバリーの利用率
フードデリバリーを利用している人の割合は、どのくらいなのでしょうか。消費者庁が2020年に発表した「フードデリバリーサービスの動向整理」によると、各年代の利用経験率は、次のとおりです。
・30代:46.4%
・40代:41.8%
・50代:34.1%
・60代:29.5%
上記の利用経験率は、2020年11月、コロナウイルスが感染拡大しているときのもので、現在の割合とは異なる可能性が高いでしょう。ただし、「感染拡大前から利用しており、拡大後の利用頻度は変わっていない」と回答した人の割合が最も多いことから、現在でも利用している人は多いと予想されます。
利用頻度に関しては、次のようになっています。
・2~3ヶ月に1回程度:25.4%
・半年に1回程度:24.1%
・月に1回程度:15.5%
・月に2~3回程度:7.2%
・週に1回以上:2.2%
日常的に利用している人は少ないことから、ぜいたくしたいときや時間がないときにフードデリバリーを注文している人が多いのではと思われます。
便利なフードデリバリーですが、一方で、懸念・不便な点として「配達料金がかかる」「届くまで時間がかかる」などが挙げられています。ただし、「特に気になるものはない」と回答した人が30.5%おり、フードデリバリーを抵抗なく利用している人も多くいます。
フードデリバリーを利用したことのない人でも、「実は気になっている」「今後も利用するつもりはない」とさまざまな考え方の人がいるのではないでしょうか。
Uber Eatsでおすしを頼んだらぐちゃぐちゃ……返金は請求できる?
多くの人が利用しているフードデリバリーですが、「ぐちゃぐちゃになって届いた」といったSNSでの投稿が話題になることがあります。一例として、「Uber Eatsでおすしを頼んだら、ネタやシャリがぐちゃぐちゃになって届いた」場合を取り上げてみましょう。
たまのぜいたくでおすしを頼んで、シャリとネタがぐちゃぐちゃになっていたら……基本的に味に問題はないでしょうし、自身でネタを載せ直せば食べられます。だとしても、お金を払ったのにそういった状態の商品が届いたら、返金はできないのかと思う人も多いでしょう。
このような場合、Uber Eatsに返金を請求できるのでしょうか。Uber Eatsの返金要件は、主に次のようなものです。
・商品がひどく崩れている
・写真と明らかに違う状態
・配達による品質低下
・漏れ、混ざり、形が維持されていない
おすしは見た目が商品価値に直結するため、形が崩れていた場合、全額または一部返金になることが多いようです。ただし、どの程度崩れていたかによって運営側の判断も異なるため、必ず返金されるとは限りません。
再配達も依頼できますが、さらに待たされるのに抵抗を感じる人もいるでしょう。「そのままでも食べられる」といった優しさもすばらしいですが、ネタとシャリがぐちゃぐちゃで届いたら、サポートに連絡して返金してもらうのも選択肢の1つです。
まとめ
フードデリバリーは、新型コロナウイルス感染拡大を機に利用者が増加し、多様な年代で定着しつつあります。「Uber Eatsでおすしを頼んだら、ネタやシャリがぐちゃぐちゃになっていた」場合、そのまま食べられるとしても、返金の対象となる可能性があります。
届いたものが商品として成立していないのであれば、再配達や返金の対象となるため、面倒でなければ返金を請求してみましょう。
出典
消費者庁 フードデリバリーサービスの動向整理
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
