スーパーで子どもが「ウインナー」を試食! お礼を言ったら、ママ友に「買わないで食べるのはあり得ない」と言われました。試食するなら“購入は必須”ですか? マナー違反になるケースとは
試食したからといって、商品を購入する必要はありません。本記事では、ママ友と子連れで買い物に行って子どもが試食したにもかかわらず、商品を買わなかったことを「あり得ない」と言われた事例を取り上げます。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
スーパーの試食ってどんな仕事?
主に休日のスーパーで見かける試食ですが、前記のとおり販売促進のための方法の1つとしておこなわれています。試食販売は主に、次のような人がおこなっています。
・派遣アルバイトスタッフ
・メーカーの担当者
・スーパーのスタッフ
大半は「マネキン」と呼ばれる派遣アルバイトで、商品をアピールしたい食品メーカーの担当者や、特別なフェアなどのときはスーパーのスタッフがおこなっているケースもあります。
試食販売の派遣アルバイトは、繁忙期なら日給がよい、好きなときに働けるなどのメリットがあり、一定のニーズがあります。一方で、立っている時間が長い、試食する人のアレルギーに気をつけなければならないなどのデメリットや注意点もあります。
スーパーで買い物をしていて、「一口いかがですか?」と声をかけられたことがある人は多いのではないでしょうか。また、試食をして商品を購入するかどうかで悩んだことのある人もいるでしょう。
子どもが試食して「買わないのはあり得ない」とママ友に言われた……
本記事では、スーパーにママ友と子連れで買い物に行き、子どもが「おいしそう!」とウインナーを試食して、お礼を言って立ち去ろうとしたら、友人に「あり得ない」と言われたケースを取り上げます。
価値観は人それぞれですが、試食したからといって、必ず商品を買わなければならないわけではありません。そもそも、味が好みでなかったら買わないのは当然でしょう。また、その場では購入しなくても、「あのとき子どもがおいしいって言っていたな」と後日買うケースも考えられます。
ただし、試食は販売促進のためにおこなっているため、試食だけして立ち去るのに抵抗を感じる人もいるでしょう。今回のケースでは、ママ友が「タダで食べるなんてずうずうしい」「スタッフさんに申し訳ない」といった価値観の人だと想像されます。
その友人に限ったことではありませんが、価値観の違う人と付き合うのは疲れることが多いものです。子どもの試食で意見が分かれるのであれば、今後は別々に買い物をする選択肢もあります。スーパーで試食して買うか買わないかは自由ですし、その後にどう行動するのかも人それぞれでしょう。
試食して何も買わないのはルール違反になる?
前記のとおり、試食をしても購入は必須ではないため、マナー違反でもルール違反でもありません。試食した結果、買わない人がいるというのは店舗側の想定内であり、購入が必須であれば試食する人は少ないでしょう。
ただし、次のようなケースは、マナー違反・ルール違反となり、場合によっては法に触れる可能性があります。
・1人1回(個)までと明示されているのに無視して何度(個)も食べる
・買う意思がまったくないのに何度も試食する
・スタッフが目を離した隙に勝手に取る
・過剰に持ち去る
上記のようなケースでは、あまりにも悪質な場合は、詐欺罪や窃盗罪になる可能性があります。もっとも、実際に罪に問うのは難しく、退店要請や出入り禁止になることがほとんどでしょう。
まとめ
スーパーなどでおこなわれている試食を、子どもが食べたがるのは仕方がないといえるでしょう。試食した結果、買うのか買わないのかは自由ですが、「店舗側に申し訳ない」と購入する人も一定数います。
試食した商品を必ず買う必要はありませんが、メーカー名や商品名などを覚えておき、タイミングが合えば購入するくらいのスタンスでもよいのかもしれません。マナーやルールを守って試食をして、家族の食生活に活用してください。
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
