親戚からの「大学入学祝い」が“1万円”でショック! 私は甥っ子の「中学入学祝い」に“3万円”包んだのですが、正直少なすぎですよね? 一般的な相場を確認

配信日: 2026.02.10
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親戚からの「大学入学祝い」が“1万円”でショック! 私は甥っ子の「中学入学祝い」に“3万円”包んだのですが、正直少なすぎですよね? 一般的な相場を確認
親戚から届いた入学祝いの封筒を開けて、思わず手が止まってしまったという経験はありませんか。自分たちが相手の子どもの入学時には多額の祝い金を包んだのに対し、わが子に届いたのがそれよりも少額だったとしたら、その金額の差に戸惑いを感じる人も少なくないでしょう。
 
お金のことは親しい間柄であっても口に出しにくいため、モヤモヤとした気持ちを抱え込んでしまいがちです。本記事では、民間機関の調査データをもとに、中学校と大学での入学祝いの相場の違いや、不公平感を感じたときの心の持ちようについて解説していきます。
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中学校と大学、入学祝いの一般的な相場とは?

ビッグローブ株式会社が運営する贈り物・ギフトの口コミサイト「オクルヨ」が男女1956人を対象に実施した「卒入学祝いに関するアンケート(調査期間:2025年1月23日~1月29日)」のデータによると、甥や姪に贈る卒入学祝いの平均予算は1万3046円ですが、ボリュームゾーンは5000円から3万円未満と幅広く、回答が分散していました。
 
金額に幅が出る背景には、進学先によってお祝いの相場が大きく変動することが挙げられます。中学入学であれば5000円から1万円が相場ですが、大学入学ともなれば2万円から3万円と高くなるのが一般的です。
 
大学への入学祝いは、一人暮らしを始めるための準備費用や、パソコンなどの高額な学習用具の購入をサポートする意味合いも含まれるため、金額が跳ね上がる傾向にあります。
 
今回のように「中学校入学時に3万円贈り、大学入学時に1万円もらった」という状況は、この一般的な相場とは真逆の動きをしています。
 
受け取る側になった際にその3分の1の金額が返ってきたとなると、「大切に思われていないのではないか」という不安や、「マナーとしてどうなのだろうか」という疑問が生じてしまっても仕方ないかもしれません。
 
大学入学は、これまでの教育課程の中でも最も多額の費用がかかる時期です。1万円という金額に物足りなさを感じるのは、単なる欲ではなく、相手との「お付き合いの温度差」を察知した結果だと言えるでしょう。
 

お祝いの金額が合わないのはマナー違反?

冠婚葬祭の贈答には、金額が多すぎても少なすぎても相手に気を使わせてしまうため、相場に基づいた適切な金額を選ぶことがマナーとされています。頂いた金額と同程度、あるいは頂いたお祝いの格(入学の段階)に合わせて、同等の重みを持つ金額を返すのが一般的です。
 
このバランスを欠く行為は、残念ながらマナー違反と受け取られてしまうでしょう。特に金額を下げるのは、意図的であれ無意識であれ、相手に対して失礼な印象を与えかねません。
 
お祝いは気持ちであるという大前提はありますが、頂いた恩義にはそれなりの形をもって応えるのが、円満な人間関係を維持するための暗黙のルールです。
 
しかし、相手が1万円という金額を選んだ背景にはいくつかの可能性が考えられます。家庭環境や経済状況が、当時と現在とで大きく変わってしまっているケースもあるでしょう。
 
また、単に過去にいくら頂いたかの記録を紛失し、深い考えなしに一般的な最低ラインで包んでしまったという可能性も否定できません。ただ、理由はどうあれ、この金額の差は「今後の親戚付き合いの距離感を測る物差し」としての役割を果たすことになるでしょう。
 

円満な親戚付き合いを続けるための処世術

納得のいかない金額をお祝いとして受け取ったとしても、その不満を直接相手に伝えたり、他の親戚に愚痴として漏らしたりすることは避けたほうがよいでしょう。一度口に出してしまった言葉は、巡り巡って相手の耳に入り、取り返しのつかない亀裂を生むことになりかねません。
 
まずは「わが子の大学入学を祝ってくれた」という行為そのものに感謝の意を伝え、大人の対応を貫くことが大切です。その上で、モヤモヤを解消するためには、今後の贈答計画を見直してみましょう。
 
例えば、将来その相手の子どものお祝いにおいて、今回頂いた金額を基準にして「こちらも無理のない金額」に調整してもよいでしょう。また、相手が困窮している可能性があれば、こちらが多く贈った分は「親戚としての助け合い」だったと割り切る心の広さも必要でしょう。
 

入学祝いは「金額」よりも「関係性の確認」と捉える

大学入学といった大きな節目に、以前「3万円」を贈った相手からのお祝いが「1万円」であったら、相場や過去のやり取りと比較すれば少なく感じられることもあるかもしれません。とは言え、この一件は、相手がどのような贈答基準を持っているかを知る貴重な機会でもあります。
 
マナー違反だと憤るよりも、親戚付き合いの「適正な予算」を再設定し、今後は自分たちの家計に負担のない範囲でのお付き合いにシフトしていくきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
 
子どもの門出を祝う意味でも、大人の余裕を持ってこの状況を受け流すことが、結果として家族全員の親戚関係を守ることにつながります。
 

出典

ビッグローブ株式会社 卒入学祝いに関するアンケート
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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