飛行機で「+3万円」でビジネスクラスに変更できると言われました。これはお得? それとも完全に贅沢?
本記事では、エコノミークラスとの価格差やアップグレードの価値、追加3万円の妥当性について検討します。
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目次
「追加3万円」でビジネスクラスへのアップグレードはお得?
空港のカウンターや予約画面で「追加3万円でビジネスクラスに変更できます」と提示されたらどうしますか? この3万円がお得かどうかを判断するには、まず航空会社の正規運賃との差額を冷静に見極める必要があります。
例えば、大手航空会社の国内線における当日のアップグレード料金を見てみましょう。2025年10月26日~2026年3月28日搭乗分の運賃設定によると、路線によって料金は異なりますが、おおむね数千円から1万5000円前後が主流です。
一方で、国際線の場合は状況が異なります。国際線では、エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードが追加3万円で提示されるのであれば、一般的な運賃差額と比較して割安といえる可能性があります。通常、国際線ではエコノミークラスとビジネスクラスの価格差が10万円を超えるケースも少なくないためです。
提示された金額が、元のチケット種別に対してどのような位置付けにあるのかを把握することが、最初の一歩となります。
実質コストを確認! ラウンジ・食事・マイル積算率アップで「3万円」の元は取れるのか
追加3万円の支出に対して、どれだけの「目に見えるリターン」があるのかを、金銭的な視点から確認してみましょう。ビジネスクラスへのアップグレードには、単に「座席が広い」だけでなく、さまざまな付随サービスが含まれています。
まず、空港ラウンジの利用価値です。前述の大手航空会社のラウンジ利用料は、成田空港や羽田空港でおおむね8000円~1万3000円程度です。また、機内食は3000円~4000円程度の価値があるとされています。
さらに見逃せないのが「マイル」の存在です。アップグレードによって積算率がプラス50%程度加算される場合、長距離路線であれば数千円のキャッシュバックを受けているのと同等の効果があります。
3万円の追加は合理的な投資になることも
出張や重要な商談を控えている場合など、到着後すぐに活動する予定がある人にとっては、アップグレードに一定の価値を見いだせる可能性があります。
移動中の快適さや休息の質は、その後の業務効率に影響することもあるため、追加の3万円を必要経費と捉える考え方もあります。特に深夜便や長距離便では、フルフラットシートなど快適な環境で十分に休息を取れるかどうかが、到着後の体調や行動予定に影響を与えることもあります。
3万円の支出によって体力が温存され、現地での仕事やパフォーマンスに良い影響があるのであれば、それはぜいたくな消費ではなく、「投資」と捉えるべきでしょう。
まとめ
飛行機の「追加3万円でのアップグレード」は、条件が合えば非常にお得な選択肢といえます。機内サービスやラウンジの利用、マイルの積算、そして何より「身体的疲労の軽減」といったメリットを総合的に考えると、支払った金額以上の価値を得られる可能性があります。
快適なフライトによって現地でのビジネスなどに良い成果が出せるのであれば、これは効率的な投資といえるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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