ゴールデンウィークは割高なのに、海外旅行が恒例の友人夫婦。毎年行ける家庭と行けない家庭の違いはどこにあるのでしょうか?
ファイナンシャル・プランナー
中小企業診断士
早稲田大学理工学部卒業。副業OKの会社に勤務する現役の理科系サラリーマン部長。趣味が貯金であり、株・FX・仮想通貨を運用し、毎年利益を上げている。サラリーマンの立場でお金に関することをアドバイスすることをライフワークにしている。
旅行費用は「収入-旅行代金=支出」で考える
毎年旅行に行けない家庭は、「お金が余ったら旅行に行こう」と考えるケースがよく見られます。一方、毎年旅行に行けている家庭の多くは、「旅行に必要な金額を算出し、そのために必要な金額を積み立てる」ということを実践しています。
これは貯金と同じ考え方で、「収入-支出=旅行代金」ではなく、「収入-旅行代金=支出」というアプローチです。次に、毎年行けている家庭が具体的に実戦していることを3つ紹介します。
1. 目標をはっきりさせる
最初にやることは、「旅行に必要な金額を算出する」ことです。そのためには、行き先や宿泊数、宿泊場所などを1年前、もしくはそれ以前には決めておきます。
2. 先取り貯金
旅行に必要な目標額が決まったら、毎月余ったお金を旅行費用として積み立てるのではなく、毎月決まった金額、例えば5万円の自動積み立てをするようにします。また、目標金額を達成するために、ボーナスの一部も最初から旅行費用として割り当てることも実践しています。
3. 節約を実行する
旅行費用を捻出するために、節約として固定費の削減に取り組んでいます。例えば、家族で行く外食を控える、格安SIMに乗り換える、水道光熱費を節約する、サブスクリプションサービス料を見直すなどの方法があります。
旅行代金を安くする工夫
旅行代金を貯めることだけでなく、費用そのものを抑える工夫もしていることが、毎年旅行に行っている家庭に共通する特徴の一つです。以下で、具体例を示してみます。
1. 予約を330日前にする
多くの航空会社では、予約を開始する「330日前(約11ヶ月前)」に、来年の年末年始の予約を開始しています。毎年行けている家庭では、早めの予約を行って、早期割引で大幅な割引の適用を狙います。
なお、航空会社によっては355日前や360日前のところもあるので、最新の情報や運賃条件などについては、各航空会社の公式サイトで確認ください。
2. ポイ活やマイルの活用
ポイントサイトを経由して、レストラン予約やショッピング、アンケート回答、動画視聴などをしてポイントを貯めることで、そのポイントをマイルに交換して航空券代を安く購入します。
3. 旅行内容の工夫
(1)目的地の選択
物価の安い東南アジアや、直行便ではなく「経由便」を選んで安く済ませています。
(2)宿泊先
高級ホテルだけでなく、キッチン付きのコンドミニアムに宿泊して自炊を取り入れるなど、食費を抑える工夫もしています。
(3)その他
3世代旅行などで親の援助を受けたり、友人家族と部屋をシェアして安く上げたりして、旅行代金の工夫も行います。
まとめ
旅行に行けない家庭が「どうしようかな……」と悩んでいる間に、行ける家庭は「行くこと」を前提に先取り貯金や節約などの準備を始めています。
もし、あなたの家庭も「今年は!」と思うのであれば、今から少しずつ準備を進めていきましょう。
執筆者 : 堀江佳久
ファイナンシャル・プランナー
