ホテルで「ルームキー」をなくて“2000円”請求されました…カード状でそんなに“高い”と思えないのですが、本当に払う必要はあるんですか?「鍵交換にかかる費用」とは
本記事では、ホテルのルームキーをなくした場合いくらかかるのか、なぜお金を請求されるのかなどを解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ホテルのルームキーのタイプ
ビジネスホテルや旅館、リゾートホテルなどさまざまな宿泊先がありますが、主なルームキーのタイプは、次の3種類です。
・カードキー
・シリンダーキー
・暗証番号キー
カードキーは、専用のリーダーにかざす、または差し込むだけで解錠でき、セキュリティ面でも優れているため、多くのホテルで採用されています。
シリンダーキーは、外出時にフロントに預けるケースが多く、紛失リスクが少ない点がメリットです。
暗証番号キーは物理的な鍵は受けとらず、メールなどでナンバーを確認して入力すれば解錠でき、紛失リスクをなくせます。ただし、暗証番号を忘れた、誤って消去してしまった場合は宿泊先に連絡してたいようしてもらわなければなりません。
どのルームキーにもメリット・デメリットがあり、それぞれホテル側の負担も異なります。基本的に、ホテルがルームキーのタイプを決めているため、宿泊者側は鍵のタイプを選べません。出張や旅行でホテルを利用する際は、決められたルームキーを預かり、自分が困らないように管理する必要があります。
ホテルでルームキーをなくして2000円請求されたら、払う必要はある?
ホテルでカード型のルームキーをなくしてしまい、2000円を請求されたケースを取り上げます。「カード1枚ならそんなにかからないのでは?」と考え、「支払う必要がないのではないか」と感じる人もいるかもしれません。
多くのホテルでは、宿泊約款に「ルームキーの紛失時は実費を請求」と明記されており、金額が常識的な範囲であれば支払う必要があります。
ホテルのカード型のルームキーは、鍵の無効化や部屋番号との紐付け解除、新しいカードキーの登録作業などの人件費がかかります。カード1枚は安くても、人件費を含めて考えると、2000円請求をされたとしても、実費相当額といえるでしょう。
また、シリンダーキーを紛失した場合、シリンダー交換もするので5000円から数万円かかるケースもあります。マスターキーも作製する必要があれば数十万円かかることもあります。「フロントに預けるのが面倒だからそのまま出掛けよう」と外出してシリンダーキーをなくした場合、数万円請求されることもあるため注意が必要です。
ホテルでルームキーを紛失しないための対策
ホテルでルームキーをなくさないためにできる対策は、主に次のようなものがあります。
・財布やスマホと一緒にしておく
・外出するときはフロントに預ける
・スマートタグをつけておく
・暗証番号キーのホテルにする
カードキーは、外出時にフロントに預ける必要はありませんが、紛失防止のために預けることができるホテルもあります。
ルームキーはなくす人は一定数いるので、預かることで紛失リスクを減らせるためです。よく物をなくす人、大人数での飲食や飲みの場に行く人は、カードキーであってもフロントに預けることを検討しましょう。
どうしても紛失が不安な人は、スマートタグとカードキーを一緒にしておくと、万一紛失しても場所を特定できます。
また、暗証番号キーを採用しているホテルにすれば、紛失リスクをなくせます。暗証番号キーのホテルを利用する際は、スマホのメモアプリなどを利用して、暗証番号を忘れても問題ないように記録しておくと安心です。
まとめ
出張や旅行先で宿泊するホテルのルームキーをなくすと、実費相当額を請求されることがあります。1枚が高くはないカードキーでも、ホテル側にはセキュリティ対応や再発行のコストがかかるためです。
非日常を味わえるホテルや旅館で、残念な思いをしたくはないと考えるのは当然でしょう。ルームキーはなくさないように心がけ、余計なお金を払わなくて済むようにしてください。
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
