映画チケットを「学生料金1500円」で購入した50代男性。妻は「入場のとき恥ずかしいよ」と言いますが“通信制大学”に通っていても「社会人の学割」はナシでしょうか?
本記事では、利用時の注意点も合わせて「学割」について紹介します。
FP2級、AFP
目次
学割とは
「学割」とは、学生を対象に、入場料や乗車券などの料金を割り引く仕組みです。一般的に学生は収入が少ないことから、モノを買ったり何かを体験したりするときに費用面で二の足を踏んでしまうことも多いものです。
学割には事業者の「費用面のハードルを下げるので、自社サービスを楽しんでほしい」「学生のうちに自社のファンになってもらい、長く利用してほしい」といった願いが込められています。
身近なところでは、映画館やカラオケ、遊園地などのレジャー施設、飲食店などで学割が実施されています。また、JRの新幹線・特急などの乗車券の学割、スマホの学割プランもよく知られています。
50代学生が映画館で学割を使うのはOK?
主に18~22歳の学生が対象として考えられている「大学生料金」。例えば「TOHOシネマズ 新宿」では、一般2000円の料金が大学生だと1500円になります。なお、適用にあたって年齢制限はなく、23歳以上の大学生でも問題ないということになります。
ただHPには「学生証をご提示いただく場合がございます」との注意書きがあります。とくに、今回のように50代の場合、学生とは見られない場合も多いでしょうから、忘れずに学生証を持っていきましょう。
また、Amazonの学生向け会員プログラム「Prime Student(プライムスチューデント)」も年齢制限はありません。Amazonプライム特典を通常の約半額にあたる年額2950円(税込)または月額300円(税込)で利用できます。学生生活には欠かせない書籍などを買うときにも重宝するでしょう。
カラオケ、飲食店、スマホなどの学割プランには年齢制限がある場合も
カラオケや飲食店にも学割を実施しているところはありますが、年齢制限を設けているところも珍しくありません。利用にあたっては注意書きをよく読んで、自分が対象かどうか確認しましょう。
スマホの学割プランも、年齢制限がある場合が一般的です。例えば、楽天モバイルの学割にあたる「最強青春割」は13~22歳が対象となっています。
JRの学割は、通学時のみの場合も
JRの新幹線・特急などの乗車券は、学割なら2割引きになりますが、注意も必要です。例えば放送大学の場合、学割の利用は「学習センター等に通学する場合など」に限られます。
普段は地方で学ぶ学生がゼミのため東京の学習センターに行く、といった場合が想定されており、学割を私的な旅行には使えません。
年齢制限などの条件には気をつけて、学割を活用しよう
学び直しをしている社会人にもうれしい学割ですが、サービスを提供する事業者によっては年齢制限などの条件を設けているところもあるため、注意が必要です。「50代なのに学割?」と思われることもあるかもしれませんが、いくつになっても学ぼうとする姿勢は立派ですし、海外では30代以上の学生が珍しくない国も多いです。
社会人として学生を続けるために授業料や教材費などの費用もかかっているでしょうから、学割が使える場所ではうまく活用し、お得に社会人学生ライフを楽しめるといいですね。
執筆者 : 中村まほ
FP2級、AFP
