生活保護を受給していますが、在宅ワークを始めたいと考えています。生活保護でPCを購入しても問題ないでしょうか?支給や補助の対象になる場合はありますか?

配信日: 2026.03.25
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生活保護を受給していますが、在宅ワークを始めたいと考えています。生活保護でPCを購入しても問題ないでしょうか?支給や補助の対象になる場合はありますか?
近年、在宅ワークの普及により、生活保護を受給しながら仕事を始めたいと考える人も増えています。
 
厚生労働省によると、2025年の生活保護申請件数は約25万6000件となり、6年連続で増加し過去最多を更新しました。こうした中、在宅ワークに必要なパソコンを購入したいと考える人もいるでしょう。しかし、生活保護費でPCを購入しても問題ないのか、支給や補助の対象になるのか気になる人も多いはずです。
 
本記事では、生活保護受給中のPC購入の可否や支援制度について解説します。
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生活保護受給者がパソコンを購入することは可能?

生活保護を受給している場合でも、パソコンを所有すること自体は必ずしも問題とはされていません。近年はパソコンが日常生活や求職活動に必要な場合も多く、一定の条件のもとで保有が認められるケースがあります。
 
例えば、就職活動や在宅ワーク、職業訓練などに使用する目的であれば、合理的な理由として認められる可能性があります。
 
ただし、注意が必要なのは「生活保護費の使い方」です。生活保護費は生活に必要な費用として支給されるため、極端に高額なパソコンなどを購入した場合、生活維持に支障が出ると判断されることがあります。一般的な範囲の価格で、生活や就労に必要な範囲であれば問題視されないことが多いですが、ケースワーカーへの相談が重要です。
 
また、自治体によって判断が異なる場合もあります。そのため、購入を検討する場合は事前に福祉事務所や担当ケースワーカーに相談し、使用目的を説明しておくと安心です。
 

生活保護費からPCを購入する際の注意点

生活保護費は基本的に使い道が細かく制限されているわけではありませんが、生活の維持が最優先とされています。そのため、パソコンを購入する際には、生活費に影響が出ない範囲であることが前提となります。例えば、家賃や食費などの支払いが困難になるような支出は望ましくありません。
 
また、生活保護制度では一定以上の資産を持つことが制限される場合があります。ただし、パソコンは一般的に生活用品や就労支援に関わる道具と見なされるため、高価な資産として扱われないケースが多いとされています。実際に、求職活動や在宅ワークに必要な設備として認められることもあります。
 
一方で、ゲーム用など娯楽目的の高性能パソコンを購入すると、生活上必要な支出と認められない可能性があります。用途が就労や求職活動であることを明確にし、必要以上に高額な機種を選ばないことが大切です。
 

PC購入費用が支給・補助される可能性はある?

生活保護制度の中で、パソコン購入費が直接支給される制度は基本的には多くありません。ただし、状況によっては例外的に支給や補助が認められるケースがあります。例えば、就労に必要な機器として自治体が必要と判断した場合、一定の支援が行われることがあります。
 
また、自治体によっては就労支援プログラムや自立支援制度の中で、必要な機器の購入をサポートする取り組みが行われている場合もあります。これらは全国一律の制度ではなく、地域によって内容が異なるため、福祉事務所で確認することが大切です。
 
さらに、職業訓練や就労支援サービスの中でパソコンを利用できる環境が用意されていることもあります。必ずしも自分で購入しなくても利用できるケースがあるため、まずは利用可能な制度や施設について相談してみるとよいでしょう。
 

PC購入を検討する場合は事前相談が重要

生活保護受給者であっても、パソコンを所有したり購入したりすること自体が直ちに問題になるわけではありません。特に、求職活動や在宅ワークなど就労に関連する目的であれば、一定の理解が得られる可能性があります。
 
ただし、生活費に影響が出るような高額な購入や用途が不明確な場合は、問題視されることもあります。自治体によって判断が異なる場合もあるため、購入を検討している場合は、事前にケースワーカーや福祉事務所に相談し、必要性を説明しておくことが安心につながるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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