「未払い税金のお知らせ」というメールが届きました。メールリンクからの支払いを求められています。今はメールのリンクから支払う仕組みですか?

配信日: 2026.03.27
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「未払い税金のお知らせ」というメールが届きました。メールリンクからの支払いを求められています。今はメールのリンクから支払う仕組みですか?
「未払い税金のお知らせ」というメールが届くと、不安になってすぐに支払いたくなるかもしれません。特に、差し押さえや延滞を思わせる文言があると、冷静な判断が難しくなります。しかし、税金の案内を装った詐欺メールは以前から確認されており、メール内のリンクを開くこと自体が危険な場合があります。
 
本記事では、メールのリンクから支払う仕組みなのかという疑問に答えながら、本当に未納があるときの確認方法と、正しい納付方法について解説します。
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「未払い税金のお知らせ」メールのリンクは押してよい?

結論からいえば、メール本文のリンクからすぐに支払うのは避けるべきです。国税庁は、ショートメッセージにURLを記載した案内は送らないと明記しています。また、国税の納付の求めや差し押さえに関する案内を、SMS・メール・LINEで送ることはないと案内しています。
 
また、e-Taxから届くメールについても、原則として本文内にURLは記載されません。つまり、「未払いです」「今すぐこちらから支払ってください」といったメール内のリンクで支払いを求める形は、公式の案内としては不自然です。
 
こうしたメールは、偽サイトへ誘導して個人情報やカード情報を盗み取るフィッシング詐欺の可能性がありますので、リンクのクリックや支払いは控えましょう。
 

本当に税金の未納があるか確認する方法

未払いの案内が本物かどうか判断できず不安なときは、メールの内容ではなく、自分で公式ルートをたどって確認することが大切です。
 
まず、メールに記載されたリンクは開かず、国税庁や税務署の公式ウエブサイトから直接アクセスしましょう。そのうえで、e-Taxにログインしてメッセージボックスや手元の申告書、納付書の控えなどを確認してください。
 
少しでも不審に感じた場合は、メールに記載されたアドレスへ返信したり、本文のリンクを開いたり、記載された電話番号へ連絡したりせず、税務署の公式連絡先を自分で調べて確認するのが安全です。
 
国税庁も、不審な連絡には即答せず、所属や氏名を確認したうえでいったん電話を切り、その後最寄りの税務署や国税局の公式連絡先から問い合わせるよう案内しています。
 

税金はどこから支払うのが正しい?

国税には、インターネットで納付する正式な方法が用意されています。例えば、クレジットカード納付やスマホアプリ納付、インターネットバンキングを使った電子納付です。
 
ただし、重要なのは「入り口」です。クレジットカード納付は、国税庁の公式サイトやe-Taxなど公式に示されている入り口から「国税クレジットカードお支払サイト」へ進む仕組みです。
 
スマホアプリ納付も、現在はe-Taxを経由して「国税スマートフォン決済専用サイト」を利用する流れになっています。つまり、知らないメールのリンクから支払うのではなく、自分で国税庁の公式サイトやe‑Taxにアクセスし、そこから正式な手続きへ進むのが正しい使い方です。
 

メールで求められた税金はすぐに支払わず、まずは公式ルートで確認しよう

「未払い税金のお知らせ」というメールが届いても、今はメールのリンクからそのまま支払うのが普通だとはいえません。国税庁など公的機関の案内でも、そのようなメールは不審なものとして慎重に疑うべき内容だと注意喚起されています。特に、支払いを急がせる文面や、差し押さえをほのめかす表現がある場合は、より注意が必要です。
 
未払いの案内が本物かどうか判断できず不安なときほど、メールの指示に従うのではなく、自分で国税庁の公式サイトや税務署などの正規窓口を開いて確認することが大切です。
 
落ち着いて正しい窓口から確認すれば、本当の未納があるかどうかも、詐欺メールかどうかも見分けやすくなります。大切なお金や個人情報を守るためにも、リンクを押す前に公式ルートで確認することを心掛けましょう。
 

出典

国税庁 不審なメールや電話にご注意ください
国税庁 e-Tax 国税電子申告・納税システム 「税務署からのお知らせ」等のメールが届いた方へ
国税庁 G-2-4 クレジットカード納付の手続
国税庁 G-2-5 スマホアプリ納付の手続
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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