姉から「中学校の入学祝い」に“10万円”もらった! 私は「めいに3万円」だったのですが、さすがに多すぎますよね? 差額分なにか返すべきでしょうか? 入学祝いの相場とは

配信日: 2026.03.27
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姉から「中学校の入学祝い」に“10万円”もらった! 私は「めいに3万円」だったのですが、さすがに多すぎますよね? 差額分なにか返すべきでしょうか? 入学祝いの相場とは
入学祝いは、贈る相手との関係性や家庭の事情によって金額に差が出ることがあります。自分が贈った額よりも多くもらうと、「申し訳ない」と感じる人もいるのではないでしょうか。
 
本記事では、中学校の入学祝いの一般的な相場を確認しつつ、10万円や3万円という金額が適切かどうか、また贈与税がかかる可能性について解説します。
金子賢司

CFP

中学校の入学祝い、おじ・おばからの相場は?

入学祝いの金額は、贈る側と受け取る側の関係性によって異なるのが一般的です。基本的には、血縁が近いほど金額が高くなる傾向があり、祖父母からの入学祝いはおじ・おばからのものよりも高額になるケースが多いでしょう。
 
中学校の入学祝いの場合、おじ・おばから、おい・めいに贈る金額は1万~3万円程度が1つの目安とされています。ただし、関係性や経済状況によっては、相場を超えた金額を贈るケースも考えられます。
 
入学祝いの金額に明確な決まりはなく、家族間の付き合いの深さや地域の慣習、経済状況によっても異なるでしょう。贈る側の年齢が上である場合や、きょうだい間で事前に金額を申し合わせている場合もあるため、一概にいくらが正解とはいえません。
 

10万円は多い? 3万円は少ない?

おじ・おばからの中学入学祝いの目安が1万~3万円程度であることを踏まえると、3万円は相場の範囲内といえます。一方、10万円は相場を大きく上回る金額です。
 
とはいえ、入学祝いの金額に明確な決まりはありません。例えば、姉の経済状況に余裕があったり、おい・めいの成長を心から応援したいという気持ちが強かったりすれば、相場を超えた金額を贈ることも珍しくないでしょう。
 
また、自分が3万円を贈ったのに対して10万円を受け取ったことに「申し訳ない」と感じるかもしれません。しかし、入学祝いは基本的に「子どもの成長を祝うもの」であるため、お返し(内祝い)は不要とされるケースが多いようです。
 
お返しをする場合でも、いただいた金額の3分の1から半額程度の品物を贈るのが一般的とされています。
 
どうしても気になる場合は、別の機会にお菓子やギフトなどを贈って感謝の気持ちを伝えるのも1つの方法です。きょうだい間で金額に差が出ること自体は珍しいことではなく、金額の大小よりもお祝いの気持ちを大切にしたいところです。
 
今後、おい・めいの進学が続く場合は、きょうだい間で金額の目安を事前に相談しておくと、お互いに気を遣わずに済むでしょう。
 
中学入学に際しては、制服や通学カバン、体操着、部活動の道具など、まとまった出費が発生します。現金での入学祝いは使い道を選ばないため、保護者にとっても助かる場合が多いのではないでしょうか?
 

入学祝いに贈与税はかかるのか

10万円という金額を受け取ると、税金の心配をする人もいるかもしれません。結論からいえば、入学祝いとして受け取った10万円に贈与税がかかる可能性は低いでしょう。
 
国税庁によると、個人から受ける祝物などの金品で「社会通念上相当と認められるもの」については、贈与税がかからないとされており、入学祝いとしての10万円はこの規定に該当すると考えられます。
 
なお、仮にこの規定に該当しなかった場合でも、贈与税には年間110万円の基礎控除があります。これは入学祝いに限らず、その年に受け取ったすべての贈与の合計で判断されるものです。ほかに高額な贈与を受けていなければ、10万円の入学祝い単体で基礎控除を超えることはなく、申告の必要もありません。
 

まとめ

中学校の入学祝いは、おじ・おばからであれば1万~3万円程度が1つの目安です。3万円は相場の範囲内であり、10万円は相場を上回る金額といえます。
 
ただし、入学祝いに明確な決まりはないため、金額の差を気にしすぎる必要はないでしょう。お祝いの気持ちを素直に受け取り、感謝を伝えることが何より大切といえます。なお、10万円の入学祝いであれば、贈与税の心配もほぼ不要です。
 

出典

国税庁 No.4405 贈与税がかからない場合
国税庁 No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)
 
執筆者 : 金子賢司
CFP

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