「最大24時間1000円」のコインパーキングを4日間利用したところ「4万円超え」の請求……上限があるはずなのに、いったいなぜなのでしょうか?
今回は、コインパーキングで最大料金よりも多く支払わなければならない理由や、利用時のチェックポイントなどについてご紹介します。
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コインパーキングが想定よりも高額になる理由
コインパーキングには最大料金のほかに、特定日が設けられていることも少なくありません。特に、平日と休祝日では料金に条件が設定されている場合があります。
独立行政法人国民生活センターによると、コインパーキングの料金にまつわる相談例として以下が挙げられています。
・1日最大料金の適用が24時間1回限りまでであることが分かりづらかった
・年末年始の特別料金が適用されることが入庫時に分からなかった
・最大料金の適用にスペースの条件があることが分からなかった
・最大料金の適用に入庫時間の条件があることが分からなかった
看板だけでは2日間利用したときの金額が分かりにくい、公式サイトで料金が確認できないなどの理由で、自分の想定よりも利用料金が高くなった可能性があります。
コインパーキング利用時のチェックポイント
あとで想定より高かったという事態を防ぐためにも、コインパーキングへ入庫する前に最大料金と適用条件を看板で確認しておきましょう。
使う予定のコインパーキングの会社が分かっているなら、事前に会社の公式サイトなどで、看板の記載内容について調べておくのもおすすめです。料金の表記の例としては基本料金のほかに「最大料金駐車後○○時間」「時間最大料金」「当日24時まで最大料金」といったおもに3種類の最大料金表記を採用しています。
最大料金には「1回限り」などの条件がついている場合もあり、例えば、「最大24時間1000円」と表示されていても、その適用が1回限りであれば、24時間を超えた分には通常料金が加算されます。
さらに、注意書きとして「特定日を除く」と記載されているケースもあります。「特定日を除く」とある場合、特定日は最大料金が適用されません。
例えば、8時~24時までは20分200円、24時~8時までは1時間200円、最大24時間1000円のコインパーキングで8時から丸4日間(96時間)駐車し、すべてが特定日だったとします。本来であれば、最大料金は1000円のため、4日間最大料金が繰り返し適用されれば駐車代は4000円です。
しかし、特定日と重なると96時間止めた場合の駐車代は4万4800円になります。
コインパーキングの支払い時の注意点
特定日であった場合、先述したように料金が高くなる可能性はあります。しかし、計算しても明らかに料金が高すぎる場合や、表示がおかしいときなどは、まず運営会社へ連絡して確認しましょう。
表示がおかしい例としては、最大料金が分かりやすく書かれているのに対し、特定日が非常に小さく書かれていて分かりにくいなどです。
連絡をしても納得できない場合や、トラブルになった場合は、消費生活センターへの相談も検討が必要です。トラブルになったコインパーキングの看板などを写真に撮って記録に残し、支払った領収書も取っておくと、相談がスムーズに進みやすくなります。
条件によっては最大料金が適用されない場合がある
コインパーキングでは、時間当たりの利用料金のほか、最大料金も記載されている場合があります。ただし、最大料金には「1回限り」「当日24時まで」「特定日を除く」などの条件がついていることがあり、長期間利用すると想定より高額になることがあります。
こうした事態を防ぐためには、最大料金と、特定日の設定を含む適用条件をよく確認することが大切です。また、看板の表記が分かりにくいなどおかしい点があれば、記録を残して消費生活センターへ相談するとよいでしょう。
出典
独立行政法人国民生活センター コインパーキングの「表示」をしっかり確認しましょう-「一日最大○○円」…、確認せずに利用すると高額料金になることも!-
独立行政法人国民生活センター 「当日最大600円」のコインパーキングに2日間駐車したら4,000円請求された!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
