出産を控えており、子どもの教育費の準備を考えています。児童手当を貯めるだけで約200万円になると聞きましたが、学資保険にも入ったほうがいいのでしょうか?

配信日: 2026.04.14
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出産を控えており、子どもの教育費の準備を考えています。児童手当を貯めるだけで約200万円になると聞きましたが、学資保険にも入ったほうがいいのでしょうか?
出産を控える時期は、育児用品や生活の変化に目が向きやすい一方で、少し先の教育費も気になり始めます。特によく聞くのが、「児童手当を貯めるだけで十分なのか」「学資保険まで入るべきなのか」という疑問です。制度の内容と教育費の目安を整理すると、家庭に合った準備の進め方が見えやすくなります。
 
そこで本記事では、児童手当で準備できる金額の目安と、学資保険に入るべきか判断するポイントについて解説します。
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児童手当を貯めると教育費はいくら準備できるのか

児童手当は、教育費を準備するうえで役立つ制度です。毎月受け取るお金を生活費とは分けて管理すれば、将来の学費に充てる資金を計画的に積み立てやすくなります。
 
「児童手当を貯めるだけで約200万円になる」と言われることがあるかもしれませんが、実際の受給額は子どもの人数や年齢によって変わります。それでも、長期間にわたって継続して受け取れるため、教育費の土台としては十分に大きな意味があります。
 
ただし、児童手当はあくまで教育費の一部を支えるお金です。子どもの進路によって必要な金額は大きく変わるため、児童手当だけで全てをまかなえるとはかぎりません。特に、高校卒業後の進学を考える場合は、まとまった出費が発生しやすいため、早い段階から全体像を見て備えることが大切です。
 

児童手当だけでは足りないことがある理由

教育費は、学校に納める費用だけで決まるものではありません。授業料や入学金に加えて、教材費、通学費、受験費用などもかかります。さらに、進学先が自宅から遠い場合には、仕送りや住居費が必要になることもあります。そのため、児童手当をそのまま貯めていても、進路によっては教育費全体をまかなえず、不足する可能性があります。
 
特に注意したいのは、大学進学の時期です。入学前後には、入学金や前期分の授業料など、短期間に大きなお金が必要になることがあります。準備が足りないと、家計への負担が一気に重くなります。
 
そのため、「児童手当があるから安心」と考えるのではなく、将来どの時期にいくら必要になりそうかをイメージしながら、不足分をどう補うか考えておく必要があります。
 

学資保険に入ったほうがよい家庭と、貯蓄で備えやすい家庭

学資保険は、教育費を計画的に準備したい家庭に向いています。毎月決まった金額を払い込む仕組みのため、貯蓄が苦手でも教育費としてお金を分けておきやすい点が特徴です。進学時期に合わせて受け取れる商品もあるため、大学入学時などのまとまった出費に備えやすいという安心感もあります。
 
一方で、家計管理ができていて、自動積み立てなどを活用しながら無理なく貯蓄できる家庭では、必ずしも学資保険に入る必要はありません。学資保険は途中で解約すると、支払った金額より受取額が少なくなる場合があります。
 
そのため、今後の生活費や住宅費とのバランスも考えたうえで選ぶことが大切です。教育費の準備で重要なのは、保険に入ること自体ではなく、必要な時期までに必要な金額を用意できる方法を選ぶことです。
 

児童手当と学資保険を上手に使い分けて教育費に備えよう

児童手当は、教育費づくりの土台として活用しやすい制度です。しかし、子どもの進路によっては、それだけで十分とはいえない場合があります。そのため、まずは児童手当を教育費専用の資金として確実に貯め、そのうえで不足しそうな分を学資保険や積立貯蓄で補う考え方が無理のない準備方法です。
 
学資保険が向いているかどうかは、家計の状況や貯蓄の続けやすさによって変わります。出産前の段階から無理のない方法を選び、早めに準備を始めることで、将来の教育費への安心につながるでしょう。
 

出典

こども家庭庁 児童手当制度のご案内
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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