マクドナルド「てりたまマフィンセット」の“二重価格”が話題!「羽田空港750円・長崎640円」…店舗によって値段が違うのは問題ない? チェーン店が値段に差をつける理由とは

配信日: 2026.04.16
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マクドナルド「てりたまマフィンセット」の“二重価格”が話題!「羽田空港750円・長崎640円」…店舗によって値段が違うのは問題ない? チェーン店が値段に差をつける理由とは
チェーン店であれば、どの店舗でも価格が同じと考えている人もいるでしょう。しかし先日、「マクドナルドのメニューの価格が店舗によって違う」というSNSの投稿が話題となりました。
 
投稿では、羽田空港の店舗がクーポン適用後700円なのに対し、佐世保の店舗は590円と書かれており、大きな違いがあります。本記事では、そもそもなぜ二重価格が存在するのか、同じチェーンのメニューでも価格が違うことに問題はないのかなどを解説します。
藤岡豊

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

マクドナルドの二重価格に関するSNSの投稿が話題に

前記のとおり、「マクドナルドで同じメニューなのに価格が違う」というSNSの投稿が話題となりました。投稿に添付されていた、メニューの価格は次のとおりです。
 

▼メニュー名:てりたまマフィンセット
・羽田空港第二ターミナル店:750円→700円(クーポン価格)
・佐世保相生町店:640円→590円(クーポン価格)

 
同じメニューにもかかわらず110円もの差があり、二重価格を設定していることが分かります。この投稿に対し、「こんなに違うの?」「店舗によって価格が違うのは昔から」など多くの意見が書き込まれていました。
 

二重価格とは? 問題はない?

今回取り上げたような二重価格の設定は、問題ないのでしょうか。結論からいうと、チェーン店だとしても、店舗ごとに価格が違うこと自体は合法であり、問題はありません。日本では、チェーン店でも全国一律にする義務はなく、店舗ごとの価格を企業が自由に設定できます。
 
地域ごとに価格が違う理由は、立地によるコストの差や需要の違いです。都心部や駅前の場合は、郊外に比べて家賃や人件費が高く、コストや輸送費がかかる店舗ほど価格が上がる傾向があります。また、人が多いエリアでは価格が高くても売れやすいのに対し、地方は価格に敏感、輸送コストがかかるなども地域によって価格が違う要因です。
 
さらに、企業の価格戦略によって、利益と集客のバランスを取るために価格を調整しているケースもあります。全国一律のチェーン店もありますが、地域によって価格を変更している企業もあるため、特に都心部や空港、サービスエリアなどではよく金額を確認する必要があります。
 

二重価格を取り入れているチェーン店の一例

今回取り上げたケースで、マクドナルドは地域によって価格を変更していることが分かりました。ほかにも地域によって価格を変更しているチェーン店の一例は、図表1を参考にしてください。
 
図表1

店名 価格一例
スシロー サーモン一皿:東京150円:青森120円
ほっともっと のり弁当:東京480円:鹿児島470円
スターバックス 立地により平均4〜6%上乗せ
びっくりドンキー レギュラーバーグディッシュS:東京940円:北海道900円

筆者作成
 
回転ずしで人気のスシローでは、東京渋谷区の店舗でサーモン一皿150円なのに対し、青森の店舗では120円と価格が異なります。スターバックスに関しては、空港内やサービスエリア、大都市の一部エリアは4~6%価格の上乗せがあり、公式サイトの価格よりも高くなります。
 
今回取り上げたマクドナルドをはじめ、多くのチェーン店で地域による価格設定をおこなっています。全国に展開しているチェーン店であっても、同じメニューが必ずしも同一の価格とは限りません。出張や旅行に行く際は、地域ごとのメニューの価格を比較し、お得を感じることもあるでしょう。
 

まとめ

マクドナルドでの、二重価格が話題となったケースを取り上げましたが、店舗によって価格を変更することは法的に問題ありません。企業は、さまざまな理由によって、自由に店舗ごとの価格を設定できます。
 
「チェーン店ならどこでも価格は同じ」と考えている人もいるかもしれません。そうとは限らないため、地元から遠い場所でチェーン店を利用する際は、価格をよく確認しましょう。
 
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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