数年前はGW旅行「家族4人・2泊16万円」だったのに、今年は「40万円」と“2.5倍”でショック! 今どきGWに旅行できるのは“お金持ちだけ”なんですか? 宿泊料が「大幅値上がり」の背景を確認
本記事では、GWの旅行費用の相場や宿泊料が値上がりしている背景、費用を抑えるコツなどを解説します。
FP2級、日商簿記3級、アロマテラピー検定2級、夫婦カウンセラー、上級心理カウンセラー、整理収納アドバイザー
2026年GWの旅行費用はどのくらい?
JTBの「2026年ゴールデンウィーク(4月25日~5月7日)の旅行動向」によると、国内旅行の平均旅行予定費用は1人あたり4万6000円です。コロナ前の2019年GWでは3万5900円だったため、7年間で約1.3倍に増えた計算になります。家族4人なら単純計算で18万4000円です。
さらにGW期間中は宿泊料金が通常期より高くなるため、人気観光地のホテルや旅館では費用がさらにかさむケースも珍しくありません。
一方、同調査でGWに旅行に行かない理由を聞くと、「混雑するから」(45.8%)が最多で、「旅行費用が高いから」(34.6%)、「家計に余裕がないので」(24.3%)と続いています。やはり費用の高さがネックになっている人は少なくないようです。
宿泊料はここ数年で大幅に値上がりしている
旅行費用が高くなっている大きな要因が宿泊料金の上昇です。総務省の消費者物価指数によると、2024年の宿泊料の年次指数は154.1(2020年=100)で、4年間で約1.5倍になりました。背景には、インバウンド(訪日外国人)の増加による需要拡大や、人件費・光熱費の上昇があります。
加えて、GWのような繁忙期は需要が集中するため、通常期よりもさらに高い料金設定がされる傾向です。数年前に「16万円」で行けたGW旅行が「40万円」近くに感じられるのも、こうした宿泊料の値上がりに加え、飲食費や交通費なども上昇していることを考えれば、決して大げさな話ではないでしょう。
GWの旅行費用を抑えるコツ
費用を抑えるために有効なのが「日程をずらす」ことです。JTBの同調査では、旅行実施予定について「GWの前後だけに行く」人が「GWだけに行く」人を上回っており、混雑や費用を避けて旅行時期を分散させる動きが広がっていることが分かります。
2026年のGWは5月2日~6日の5連休がピークですが、4月30日や5月1日の平日を活用したり、GW前後に日程をずらしたりすることで、宿泊料金を大幅に抑えられる可能性があります。
そのほか、新幹線や航空券と宿泊がセットになったパックツアーを利用する方法もあります。個別に予約するよりも割安になることが多く、交通費と宿泊費をまとめて節約できます。また、宿泊予約サイトのセールやクーポン、ポイント還元なども活用すると、同じ宿でも費用を抑えられるでしょう。
JTBの同調査では、利用宿泊施設として「実家・親族の家」が前年より増加しており、宿泊費を節約する手段として帰省を兼ねた旅行を選ぶ動きも見られます。費用を抑えながらも家族との時間を楽しむ工夫は、さまざまな形で広がっているようです。
まとめ
宿泊料の上昇や物価高の影響で、GWの家族旅行にかかる費用は数年前と比べて大きく増えています。JTBの調査などからも見られるように、費用の高さを理由に旅行を控える人は少なくありません。
ただし、日程を繁忙期からずらしたりパックツアーを利用したりすることで、費用を抑えてGW旅行を楽しむことも十分に可能です。「GWに旅行できるのはお金持ちだけ」と決めつけず、自分に合ったスタイルで旅行を計画してみてはいかがでしょうか。
出典
総務省統計局 消費者物価指数
執筆者 : 上野梓
FP2級、日商簿記3級、アロマテラピー検定2級、夫婦カウンセラー、上級心理カウンセラー、整理収納アドバイザー
