愛車のタイヤ上に「ナゾの石」が→実は“盗難のマーキング”と聞きショック! 週末ドライバーは要注意!?「空き缶」「チラシ」「チョーク」…自動車窃盗団から車を守るための“注意ポイント”
結論からいえば、タイヤ上の石は自動車窃盗団による下見マーキングの可能性が非常に高く、たまに乗る車ほど狙われやすい傾向がみられます。
本記事では、石をはじめとするマーキングの種類や意味、そして週末ドライバーが今すぐ実践できる盗難対策について解説します。
FP1級、CFP、DCプランナー2級
タイヤの上に謎の石が置いてあったら盗難のマーキング?
タイヤの上に見慣れない石が置かれていた場合、自動車窃盗団によるマーキングの可能性が高いと考えられます。窃盗犯は石を置いて数日後も動いていないかを確認し、あまり運転されていない車両を盗難ターゲットとして選定する目印に使っているようです。
実際、トヨタ100系チェイサーのオーナーが2週間乗らずにいたところ、タイヤの前とマフラーの中に不自然な石を置かれたとする事例もX(旧Twitter)上で報告されました。投稿者本人も「普段から車を動かしているほうが防犯対策になる」とコメントしており、週末ドライバーほど警戒が必要だといえるでしょう。
マーキングに気づいた場合は速やかに写真を撮って記録を残し、その後は必ず石を取り除いてください。また、長期間放置された状態にならないよう、こまめに見回りをしましょう。
そのほかにはどのようなマーキングがある?
石以外にも、窃盗犯が使うマーキングの種類は多岐にわたります。代表的なのはタイヤの前後に置かれる空き缶やペットボトルで、踏み潰されていれば車を動かした(使用している)、そのままなら乗っていないと判断する道具に使われているようです。
また、ワイパーやドアの隙間に差し込まれる「高価買取します」と書かれた黄色や白のチラシも、所有者が車に関心を払っているかを試す典型的な手口といえます。ドアノブへのコインや名刺の挟み込み、ホイールやボディ下部へのチョーク、小さなシールによる記号書き込みも報告されています。
なかでも、チョークは雨で消えるため、比較的短期間での犯行を予定している場合に使われる傾向があるようです。
車を盗まれないために気をつけるべきこととは?
大切な愛車を守るためには、まず複数の対策を組み合わせ、窃盗犯に「面倒な車」と思わせる工夫が欠かせません。数日に1回程度でも駐車場に足を運び、タイヤ周りやワイパー、ドアノブに不審物がないかを確認するだけでも、防犯効果は高まります。
自宅駐車場なら人感センサーライトや防犯カメラの設置で抑止力が上がり、契約駐車場の場合は明るく人目の多い区画を選ぶと狙われにくくなります。
なお、警視庁でも、ハンドル固定装置やイモビライザーなど、複数の防犯対策の併用を呼びかけています。
まとめ
タイヤの上に置かれた「ナゾの石」は、自動車窃盗団による下見マーキングの可能性が高いといえます。石だけでなく、空き缶やペットボトル、ワイパーのチラシ、ドアノブのコイン、チョーク印など、所有者が車に関心を払っているかを探る手口はさまざまです。
長期間放置すると盗難リスクが上昇するため、たまにしか乗らない人ほど、週に一度は駐車場に足を運ぶ習慣が欠かせません。また、不審物を発見したら写真を撮って警察へ相談するのも有効でしょう。
執筆者 : 高柳政道
FP1級、CFP、DCプランナー2級
