実家の父が「車をあまり使わなくなったのに、なぜかガソリン代が減った気がしない」と不思議がっています。走行距離が短くても、使い方によっては燃費が悪くなることもあるのでしょうか?

配信日: 2026.05.10
この記事は約 3 分で読めます。
実家の父が「車をあまり使わなくなったのに、なぜかガソリン代が減った気がしない」と不思議がっています。走行距離が短くても、使い方によっては燃費が悪くなることもあるのでしょうか?
「あまり車に乗らなくなったのに、ガソリン代が思ったほど減らない」と感じることは珍しくありません。
 
走行距離が短くなればガソリン代も下がるはずですが、実は車の使い方によっては燃費が悪くなり、結果としてガソリン代があまり変わらないことがあります。特に高齢の方が近所の買い物などで短距離運転を中心にしている場合、この現象は起こりやすくなります。
 
本記事では、走行距離が短くても燃費が悪くなる理由と、ガソリン代を抑えるための工夫について分かりやすく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

短距離運転が続くと燃費が悪くなりやすい理由

車の燃費は、単純に走った距離だけで決まるわけではありません。特に短距離運転を繰り返す使い方は、燃費が悪化しやすい特徴があります。エンジンは始動直後が最も燃料を多く消費します。
 
これは、エンジンが温まっていない状態では効率よく燃焼できないためです。そのため、5分や10分程度の移動を何度も繰り返すと、常に効率が落ちた状態で走ることになり、結果として燃費が悪くなります。
 
例えば、週に1回長距離を走る場合と、毎日数分の買い物で使う場合を比べると、後者の方が走行距離は短くてもガソリン消費が多くなる場合があります。このような使い方が続くと、結果として「あまり乗っていないのにガソリンが減る」という感覚につながります。
 

アイドリングや急発進も燃費悪化の原因になる

走行中だけでなく、停車中の使い方も燃費に影響します。例えば、エンジンをかけたまま駐車している「アイドリング」の時間が長いと、その分ガソリンを消費します。夏や冬にエアコンを使うためにエンジンをかけたままにすることが多い場合、走行距離が短くてもガソリン代は増えやすくなります。
 
また、発進時にアクセルを強く踏み込む「急発進」も燃費を悪化させる原因です。短距離運転では発進と停止の回数が多くなるため、この影響が積み重なりやすくなります。結果として、走行距離の割にガソリンを多く使ってしまうのです。もし思い当たる場合は、ゆっくりとアクセルを踏む運転に変えることで改善が期待できます。
 

燃費を改善するためにできる工夫

ガソリン代を抑えるためには、使い方を少し見直すことが効果的です。まず、近距離の移動はできるだけまとめて行うのがおすすめです。例えば、買い物や用事を1回の外出で済ませることで、エンジンの始動回数を減らせます。これだけでも燃費の改善につながります。
 
さらに、不要なアイドリングを避けることも重要です。待ち時間が長い場合はエンジンを切る習慣をつけると、無駄な燃料消費を防げます。また、タイヤの空気圧が低いと燃費が悪化するため、定期的な点検も欠かせません。空気圧は見落としがちですが、適正値を保つことで走行抵抗が減り、効率よく走れるようになります。
 
加えて、急発進や急加速を控える運転を心がけると、燃費は安定しやすくなります。こうした工夫はどれも特別な費用がかからず、すぐに実践できる点がメリットです。
 

走行距離だけでなく「使い方」を見直すことが大切

車のガソリン代は、走行距離だけでなく使い方によって大きく変わります。特に短距離運転の繰り返しやアイドリングの多さは、燃費を悪化させる大きな要因です。そのため、「乗る回数は減ったのにガソリン代が変わらない」と感じた場合は、運転の仕方や利用状況を振り返ってみることが大切です。
 
少しの意識で燃費は改善でき、結果として家計の負担も軽くなります。日々の使い方を見直し、無理のない範囲で効率的な運転を心がけることで、無駄なガソリン代を抑えることにつながるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にまつわる悩み・疑問