予算50万円の沖縄旅行!高級リゾートvs市街地ホテル+体験どっちが正解!?

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予算50万円の沖縄旅行!高級リゾートvs市街地ホテル+体験どっちが正解!?
「子どもが小さいうちに、家族で最高の思い出を作りたい!」そう願って、日頃から家計をやりくりし、パート代からコツコツと旅行資金を貯めているお母さんも多いのではないでしょうか。
 
目指す旅先は、憧れの沖縄。なんとかパート勤務の限界まで貯めた「予算50万円」を握りしめ、いざ計画を立てようとしたとき、大きな選択肢にぶつかります。
 
それは、「贅沢な高級リゾートホテルでのんびり過ごすプラン」か、それとも「宿泊費を市街地ホテルで抑えて、浮いたお金でアクティビティを詰め込むプラン」か、という選択です。
 
一見すると、宿泊費を抑えたほうが安上がりで、現地で贅沢ができそうに思えるかもしれません。しかし、家族分の外食代や体験料を積み上げていくと、実は思わぬ「隠れコスト」が発生します。
 
今回は、家族4人(大人2人、子ども2人)が4泊5日で沖縄を満喫する場合の総額コストをファイナンシャルプランナー(FP)の視点からシミュレーションしました。お金の配分方法次第で、旅の「体験価値」がどう変わるのかを検証します。
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パターンA:高級リゾートで贅沢おこもり型(オールインクルーシブ)

まずは、宿泊費に予算の大半を投入する「高級リゾートでおこもり型」のプランです。近年人気を集めている「オールインクルーシブ」のプランを想定します。これは、宿泊代金に滞在中の食事やドリンク代、プールや一部のアクティビティ利用料がすべて含まれているシステムです。
 

図表1

 
4泊5日の滞在で、飛行機代とホテル代(朝・夕食、ラウンジ利用、プール等のアクティビティ込み)のパッケージツアーを利用した場合、総額は約42万円となります。一瞬「予算のほとんどを使ってしまう!」と焦るかもしれません。しかし、このプランの強みは「現地での追加出費が最小限で済む」という点にあります。
 
現地でかかる費用は、昼食代4日分の約2万円、レンタカー代(ガソリン代込み)の約4万円、お土産代などの予備費1万円のみ。図表1の通り、すべてを合計しても49万円となり、予算50万円以内にしっかりと収まります。
 
このプランの最大のメリットは、滞地中に「これ以上お金を使いたくない」という心理的ストレスから解放されることです。お財布を気にせず、ホテルのプライベートビーチやプールで子どもたちと贅沢な時間を過ごすことができます。
 

パターンB:市街地ホテル+アクティビティ個別手配型

次に、宿泊費を賢く抑えて現地での体験に回す「市街地ホテル+アクティビティ型」のプランです。那覇市内や名護市内のビジネスホテルや、リーズナブルなコンドミニアムに宿泊し、食事や観光をすべて個別で手配するスタイルを想定します。
 

図表2

 
こちらは飛行機代と宿泊代(朝食付き)のみのセットで、約22万円に抑えられます。一見すると、28万円も予算が浮いたように見えて大勝利のように思えます。しかし、ここからが個別手配の「積み上げの罠」です。
 
現地での出費をリアルに計算してみましょう。
 
まず食事代です。沖縄の観光地での夕食は、家族4人(大人2人、小学生2人など)の場合、居酒屋やステーキハウスを巡ると1回あたり1万5000円ほどかかります。これが4回で6万円。昼食代4日分で約2万円。さらに、移動中のカフェ代や食べ歩き、ドリンク代などで5日間計1万5000円がかさみ、食費だけでトータル9万5000円になります。
 
次にアクティビティや観光の費用です。沖縄旅行の定番である「美ら海水族館」のチケット代(大人2180円×2、小・中学生720円×2)で5800円。さらに「青の洞窟シュノーケリング」などのマリンアクティビティを家族4人で体験すると、それだけで約4万円が飛びます。
 
これらにレンタカー代4万円、お土産代や雑費2万円をプラスしていくと、現地での出費は合計で20万800円にまで膨れ上がります。図表2の通り、旅行総額は42万800円となり、確かにパターンAよりは安く収まりますが、その差額は約7万円です。
 

5日間の総額シミュレーションでわかった「体験価値」の差

2つのプランを比較したとき、総額の差は7万円ほどとなりました。ここで注目したいのが、旅行中のお母さんの「心理的負担」と「体験価値」の差です。
 
市街地ホテルプランは一見自由度が高くて安そうですが、旅行中ずっと思わぬ出費に頭を悩ませることになります。
 
「毎食のレストラン選びで、メニューの価格を見てため息をつく」「子どもが追加のアクティビティをやりたがったとき、予算を気にして『ダメ』と言ってしまう」といった、ケチケチした空気になりがちです。これでは、せっかくパート代を限界まで貯めて用意した家族旅行なのに、心が休まりません。
 
一方で、高級リゾートプラン(オールインクルーシブ)は、最初の支払いは大きいものの、現地での出費がほぼ固定されているため、滞在中は常にリッチな気分で過ごせます。
 
家計を預かる母親の視点で見れば、どちらが本当に「元が取れる」旅行になるでしょうか。旅先で「お金の計算」に追われるか、それとも「非日常の贅沢」に浸れるか。限られた予算50万円だからこそ、現地の「隠れコスト」まで見越して、家族全員が笑顔になれる配分方法を選びたいものです。
 

出典

沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課「沖縄県観光旅行者実態調査報告書」
沖縄美ら海水族館(公式ホームページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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