「リッター2円安い」と“3km遠いガソリンスタンド”に行く夫…「往復分のガソリンで損」だと思いますが、本当に“得してる”のでしょうか? 40L給油で浮く「80円」をコスパで検証

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「リッター2円安い」と“3km遠いガソリンスタンド”に行く夫…「往復分のガソリンで損」だと思いますが、本当に“得してる”のでしょうか? 40L給油で浮く「80円」をコスパで検証
ガソリン代が高止まりするなか「できる限り安いガソリンスタンドで給油したい」と考える人は多いでしょう。ガソリンは店舗によってリッターあたりの価格が異なるため、安いところで給油したほうがお得になります。
 
しかし、わざわざ離れたガソリンスタンドに行くと、かえって損をする可能性もあるため注意が必要です。本記事では「3キロ余分に走って、リッター2円安いガススタに行っているケース」を取り上げ、本当にお得なのかを解説します。
藤岡豊

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

「リッター2円安い」と3キロ遠いガススタに行く夫……本当にお得?

前記のとおり、今回は「あっちのほうがリッター2円安い」とこれまで利用していたガソリンスタンドから3キロ遠いガソリンスタンドに行くケースを取り上げます。1回40リッターを給油するのであれば、80円浮く計算になるため、長い目で見れば大きな節約になるでしょう。
 
ただし、3キロ先まで行くには当然、ガソリンを消費します。リッター20キロ走る車であれば往復6キロ、ガソリン価格が160円だとすると48円かかります。ガソリン代だけでみると80円-48円で、32円お得になる計算です。
 
なお、2円安いガソリンスタンドまでの距離が片道2キロだった場合は、必要なガソリン代が32円ですから48円お得になります。逆に距離が延びればお得な金額は少なくなり、片道5キロならガソリン代が80円で差はゼロとなります。
 
2円安く40リットルを給油するなら3キロ遠いガソリンスタンドに行ったほうが、節約になることが分かりました。「節約になるなら遠くても行ったほうがよい」と考える人もいれば「それくらいしか変わらないなら、近くのガススタで給油する」という人もいるでしょう。
 

ガソリン代以外のコスト

今回は「3キロ遠いガソリンスタンドのほうがリッター2円安い」ケースを取り上げましたが、リッター20キロ走る車で、1回40リットル給油するのであれば、約32円お得になります。
 
「できる限り節約したい」と考える人であれば、3キロ遠いガソリンスタンドに行くかもしれません。しかし、走行距離が増えれば、ガソリン代以外にもタイヤの摩耗や、エンジンオイルの劣化などのコストがかかってきます。簡単に計算できる費用ではないですが、結果的に近くのガソリンスタンドのほうがお得になるケースもあるでしょう。
 
また、遠くのガソリンスタンドに行くには、当然ながら時間がかかります。渋滞する道であれば、不要なストレスを感じるかもしれません。「15~20分かけて数十円なら、近くのガススタを使ったほうが合理的」と考える人もいるでしょう。節約のために、遠くのスタンドに行く場合、ガソリン代以外のコストも考える必要があります。
 

お得になるのはどんなケース?

それでは「3キロ遠いリッター2円安いガススタで、お得になるケース」はあるのでしょうか。今回の計算は、あくまで「給油のためだけに往復6キロ走る」場合です。ガソリンスタンドが通勤ルートの途中にある、外出のついでに立ち寄るなどの場合は、価格差がそのまま節約になります。
 
また、スーパーやショッピングモールに行ったついでに給油する場合も、安いガソリンスタンドを使うメリットはあるでしょう。わざわざ安いガソリンスタンドに行くのではなく、何かのついでに立ち寄れるガススタであれば、検討する価値は十分にあります。
 

まとめ

「3キロ遠いリッター2円安いガススタに行くケース」を取り上げましたが、給油のためだけに行くのは「コスパが悪い」と考える人もいるでしょう。しかし、買い物や通勤のついでに寄るのであれば、大きな節約になる可能性があります。
 
車をよく利用する人の場合、ガソリン代は常にかかるコストとして考える必要があります。ガソリン代を節約する際は、タイヤやオイルなどのコスト、かかる時間などを考慮して、ガススタを選びましょう。
 
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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