数十万円の初期費用を払ったばかりなのに…! 引っ越して2週間で退去したら「違約金」まで取られるって本当?家賃数ヶ月分をさらに“請求”されることも!思わぬ損をしないために知っておきたい賃貸契約のルールを解説!

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数十万円の初期費用を払ったばかりなのに…! 引っ越して2週間で退去したら「違約金」まで取られるって本当?家賃数ヶ月分をさらに“請求”されることも!思わぬ損をしないために知っておきたい賃貸契約のルールを解説!
引っ越して2週間で退去したいと思うと、すでに支払った敷金、礼金、仲介手数料に加えて、さらに違約金がかかるのか不安になるでしょう。賃貸契約では、契約書に短期解約違約金の特約がある場合、一定期間内の退去で違約金が発生することがあります。
 
特に「半年未満の解約は家賃2ヶ月分」「2年未満は家賃1ヶ月分」などの条件がある物件では注意が必要です。まずは契約書を確認し、退去予告期間と短期解約特約を見ましょう。
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短期解約違約金は契約書に特約があれば発生することがある

賃貸住宅を短期間で退去する場合、必ず違約金がかかるわけではありません。違約金が発生するかどうかは、契約書や重要事項説明書に短期解約違約金の特約があるかで決まります。
 
たとえば、「契約開始日から半年未満で解約する場合は賃料2ヶ月分を支払う」「2年未満で解約する場合は賃料1ヶ月分を支払う」といった記載がある場合、入居2週間で退去すると違約金の対象になる可能性が高いです。
 
なぜ短期解約違約金があるのかというと、貸主側は入居募集や契約手続き、広告、清掃などに費用をかけているためです。短期間で退去されると、その費用を回収しにくくなります。そのため、一定期間内の退去に違約金を設定している物件があります。
 
一方で、契約書に短期解約違約金の記載がなければ、通常は違約金を請求されない可能性があります。ただし、退去予告期間分の家賃は必要になることがあります。まずは契約書の「解約」「違約金」「特約」の欄を確認しましょう。
 

退去予告期間の家賃も忘れず確認する

短期解約違約金とは別に、退去予告期間の家賃がかかることがあります。多くの賃貸契約では、退去する場合、1ヶ月前までに通知するよう定められています。物件によっては2ヶ月前予告の場合もあります。
 
たとえば、今日退去を申し出ても、契約上は1ヶ月後まで家賃が発生することがあります。すでに部屋を出たとしても、退去予告期間分の家賃は支払う必要がある場合があります。
 
入居2週間で退去する場合、短期解約違約金に加えて、退去予告期間分の家賃、日割り家賃、原状回復費用などがかかる可能性があります。敷金を預けている場合は、未払い家賃や原状回復費に充てられ、残りが返金される流れになることがあります。
 
礼金・仲介手数料は、原則として戻らないことが多いです。それぞれの意味合いや性格を再確認してみましょう。


敷金:家賃滞納や設備を壊してしまった際の修繕費等、損害賠償の担保
礼金:貸主へ支払うお礼・賃料の一部前払い
仲介手数料:不動産会社の仲介業務への報酬

※さまざまな見解があるのが現状です。
 
入居後すぐ退去した場合、敷金(のうち一部)は返金されますが、礼金・仲介手数料は当然に返金されるとは限りません。ただし、物件に重大な不具合があり、事前説明と違って住めない状態だった場合は、別の問題として交渉できる可能性があります。
 

退去理由によっては管理会社へ交渉できる場合もある

入居2週間で退去したい理由が、単なる自己都合なのか、物件側の問題なのかで対応は変わります。転職、家族の事情、思ったより通勤が大変だったなどの理由であれば、契約書どおりに違約金や家賃が発生する可能性があります。
 
一方で、入居前に説明されていなかった騒音、雨漏り、設備不良、害虫、近隣トラブルなどがあり、通常の生活に支障がある場合は、管理会社や貸主へ相談しましょう。状況によっては、違約金の減額や免除、修繕対応、別室への変更などを交渉できる可能性があります。
 
交渉するときは、感情的に伝えるのではなく、事実を記録することが大切です。騒音なら日時や音の内容、設備不良なら写真や動画、管理会社へ連絡した履歴を残しましょう。入居直後から問題があったことを示せると、話し合いがしやすくなります。
 
それでも話がまとまらない場合は、消費生活センターや自治体の賃貸相談窓口に相談する方法もあります。東京都や国土交通省は、賃貸住宅の修繕や原状回復、契約トラブルに関するガイドラインを公表しています。契約書と実際の状況を照らし合わせて、冷静に判断しましょう。
 

まとめ

引っ越して2週間で退去する場合、短期解約違約金が発生するかどうかは、契約書や重要事項説明書に特約があるかで決まります。短期解約特約があれば、家賃1ヶ月分や2ヶ月分の違約金を請求される可能性があります。
 
さらに、退去予告期間分の家賃、日割り家賃、原状回復費用などがかかることもあります。敷金は精算後に戻る可能性がありますが、礼金や仲介手数料は戻らないことが多いです。
 
まずは契約書を確認し、管理会社へ退去費用の見積もりを出してもらいましょう。物件に重大な不具合がある場合は、記録を残して交渉することも大切です。短期解約は費用が大きくなりやすいため、退去を決める前に総額を確認してから判断しましょう。
 

出典

東京都 賃貸住宅トラブル防止ガイドライン第4版
国土交通省住宅局 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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