コインパーキング「最大料金1200円」と書かれてたのに、請求が“4800円”でショック! よく見ると「この区域は対象外」の表示があったけど、小さな文字なのに“払う必要”はあるんですか?

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コインパーキング「最大料金1200円」と書かれてたのに、請求が“4800円”でショック! よく見ると「この区域は対象外」の表示があったけど、小さな文字なのに“払う必要”はあるんですか?
「最大料金1200円」と書かれていたコインパーキングに車を停めたにもかかわらず、精算時に4800円を請求されて驚いた――このようなトラブルは、SNSなどでもたびたび話題になります。
 
よく確認すると、「最大料金適用外区画あり」「一部車室を除く」などの小さな注意書きが表示されているケースもありますが、見落としてしまう人も少なくありません。
 
本記事では、コインパーキングの「最大料金」の仕組みや、「対象外区画」に停めた場合の扱い、小さな表示でも料金を支払う必要があるのかについて整理します。
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「最大料金」は全ての区画に適用されるとは限らない

コインパーキングでは、「24時間最大1200円」などの表示がよく見られます。しかし、実際には全ての駐車区画で同じ条件が適用されるとは限りません。図表1にあるように、同じ駐車場の中でも、停めた区画によって最大料金が適用されないケースがあります。
 
図表1

図表1

筆者作成
 
例えば、駅に近い区画や角の区画だけ「最大料金対象外」とされている場合があります。また、曜日や利用時間、適用回数などに条件がついていることが多く、条件を満たさない場合は通常の料金が請求されます。「土日祝は対象外」「繰り返し適用なし」「夜間のみ適用」といった設定が代表的です。
 
ただ、これらの注意書きは比較的小さく記載されている場合もあり、そのため、看板の大きな料金表示だけを見て利用すると、「思っていたより高額だった」というトラブルにつながることがあります。
 

小さく見づらい表示でも、支払いは必要?

では、「対象外区画」などの表示が小さく見づらかった場合、通常料金の支払いを拒否できるのでしょうか。
 
一般的には、駐車場の利用者は、現地に掲示された利用条件に同意したうえで契約していると考えられています。そのため、「最大料金対象外」といった注意書きが明示されている場合は、たとえ文字が小さかったとしても、想定していた料金との差額を支払うのが原則です。
 
国民生活センターも、このようなコインパーキングの料金表示に関する相談事例を紹介しています。同センターが取り上げた事例では、「当日最大600円」と看板に書かれたコインパーキングを週末に2日間利用したところ、1200円だと思っていた料金が4000円請求されたというものがあります。看板をよく見ると「土日祝日を除く」と小さく書かれていたケースです。
 
実際の相談事例でも、看板に記載があったものの気付かなかったために、想定外の差額を支払うことになったというケースが少なくありません。ただし、極端に分かりづらい表示だった場合や、誤認を招くような掲示方法だった場合には、利用者側と事業者側でトラブルになることもあります。
 

「払わなくていい」とはなりにくいが、相談できる可能性はある

例えば、以下のようなケースでは、「表示方法に問題があるのでは」と感じる人もいるでしょう。
 

・「最大料金1200円」の表示だけが極端に大きい
・「対象外区画」の表示が非常に小さい
・夜間でほとんど見えない場所に書かれていた
・対象外区画であることが車室側では分からなかった

 
実際に納得できない場合は、まず駐車場の運営会社へ問い合わせる方法があります。看板等の表示を写真で記録し、領収証も保管しておくと、状況説明がしやすいでしょう。
 
また、事業者との話し合いで解決しない場合には、表示に問題があったことで料金を誤解したまま利用したとして、最寄りの消費生活センター等(消費者ホットライン188)へ相談する方法もあります。
 
ただし、小さな文字であっても表示があったのであれば「一切払わなくてよい」と判断されるケースは多くないでしょう。
 

入庫前に確認したいポイント

コインパーキングを利用する際は、次のような点を事前に確認すると、想定外の高額請求を避けやすくなるでしょう。
 

・最大料金が「全区画対象」か
・「適用回数1回限り」などの条件がないか
・土日祝日や特定日は対象外になっていないか
・対象外区画がどこか明示されているか
・昼間料金と夜間料金の切り替え時間

 
特に、旅行先や駅前など急いでいる場面では、料金表示を細かく確認せずに入庫してしまうこともあります。しかし、数百円のつもりが数千円の差になることもあるため、注意が必要です。入庫前に看板や車室番号を確認すると、意図しない高額請求を避けられるでしょう。
 

「最大料金」の大きな表示だけで判断しないことが大切

コインパーキングの「最大料金」は便利な仕組みですが、全ての区画・全ての日時で適用されるわけではありません。
 
小さな注意書きでも、原則として利用条件の一部とみなされるため、「見ていなかった」という理由だけで支払いを免れるのは難しい場合が多いでしょう。
 
一方で、表示方法が極端に分かりづらいケースなどでは、運営会社や消費生活センターへ相談できる可能性もあります。「最大料金1200円」という大きな表示だけを見るのではなく、詳細な対象条件まで確認してから利用することが、トラブル防止につながるでしょう。
 

出典

国民生活センター 「当日最大600円」のコインパーキングに2日間駐車したら4000円請求された!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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