10万キロ走ったわが家の“アクア”はついに車検代が「10万円」の大台! 車の維持費で「ケチっていい」ところってないの? 逆に「10万円以上高くつく」可能性のある危ない節約術とは
そこで本記事では、愛車に乗り続けるうえで欠かせない日常点検への理解を深めつつ、安全性とコスト削減を両立させるための工夫を解説します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
定期メンテナンスが必要な車の消耗品5点
車のユーザーには「保守管理責任」があり、2年おきの車検や定期点検だけでなく、普段から愛車の状態を確認することはドライバーの義務といえます。
まず国土交通省の「日常点検15項目」を基に、ユーザー自身で定期的に確認したいのが、ウインド・ウォッシャー液、ブレーキ液、バッテリー液、クーラント(冷却水)、エンジンオイルといった消耗品の量です。
次に車の周りや運転席から確認したい項目には、以下のようなものがあります。
・タイヤの空気圧、亀裂や損傷の有無、溝の深さ(摩耗状態)
・ランプ類の点灯と点滅状態、およびレンズの汚れや損傷の有無
・ワイパーの拭き取り状態や、ウインド・ウォッシャー液の噴射状態
なお車検費用は、点検・整備費用や税金等の諸経費に加え、整備内容によってはこれら消耗品の交換費用が含まれる場合もあります。 走行距離や経年劣化に応じて、ブレーキパッドやベルト等の交換が必要になることもあり、整備項目が増えるほど車検費用も高くなる可能性があります。
クーラントなどは費用を浮かせようとすると重大事故の可能性も
エンジンオイルフィルターやワイパーの交換、ウォッシャー液の補充のように、比較的手軽にできるセルフメンテナンスは費用削減の対象にしやすいでしょう。
一方で、クーラントやブレーキ液のように「安全性に直結する項目」の点検・交換を後回しにするのは控えたほうがよさそうです。将来的に多大な出費を要する可能性があるだけでなく、重大事故を起こすリスクが高まります。
例えばクーラントの不足や漏れを放置してオーバーヒートを起こすと、状況によってはエンジン交換が必要です。
一般的なクーラントの交換費用の目安が1万円~2万円程度であるのに対して、エンジンの交換には数10万円~100万円以上かかるケースもあり、何倍もの費用が発生します。またブレーキ液の不足や劣化は制動力の低下につながるため、最悪の場合追突事故の原因になります。
車検費用が高額になりがちな「経年劣化」に備えるポイント
車検では単に検査に通すだけでなく、次の車検まで安全に走るための「予防整備(部品交換)」が行われます。重要な部品であるほど高額になりやすく、特に走行距離が10万キロメートルに達すると、ブレーキ周りの部品やベルト類など、複数の消耗品が交換時期を迎える傾向があり、車検費用がかさむといわれています。
こうした追加整備の負担を軽減するには、前述の「日常点検15項目」が欠かせません。自分で補充・交換できるものであれば、車検前に交換しておくと車検時の部品代・交換代を節約できます。急ブレーキや急発進など、愛車に大きな負担がかかる運転を控えることも、消耗の進行を抑える助けになるでしょう。
まとめ
車の部品は、気付かないうちに劣化しています。愛車に長く安全に乗り続けるためには、2年に1度の車検に限らず、日常点検が欠かせません。普段から車の様子を確認していれば、不具合にも早く気付き、結果的に多大な出費を抑えることにつながるでしょう。
愛車のトラブルや重大事故を防ぐためにも、日頃から点検を心掛けてみてはいかがでしょうか。
出典
国土交通省 あなたと地球にやさしい、クルマの愛情点検。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

