夜間、自転車のライトが壊れたまま走っていたら警察に呼び止められました。無灯火も「青切符」の対象で罰金を取られるのでしょうか?
夜間の無灯火は、自分が前を見えにくいだけでなく、車や歩行者から発見されにくくなる危険な行為です。2026年4月から始まった自転車の青切符制度では、16歳以上の自転車運転者が対象で、無灯火も反則金の対象になります。
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夜間の無灯火は青切符の対象になる
自転車の青切符制度は、交通違反をした場合の手続きを簡略化する制度です。警察官から青切符と納付書を交付され、反則金を納めれば刑事手続に進まずに処理されます。
車両等の灯火については、道路交通法第52条第1項に明記されており、愛媛県警が公表している反則金の例では、無灯火の反則金は5000円とされています。つまり、「ライトが壊れていただけ」「少しの距離だけだった」という場合でも、夜間に無灯火で走っていれば取締りの対象になる可能性があります。
ただし、警察の対応は状況によって異なります。初回で危険性が低いと判断されれば指導や警告で終わることもありますが、事故の危険が高い場所、警察官の注意に従わない場合、ほかの違反も重なっている場合などは、青切符を切られる可能性があります。
ライトの故障に気づいていたなら、夜間走行は避けるべきです。やむを得ず移動する場合は、自転車を押して歩く、公共交通機関を使う、家族に迎えを頼むなど、安全な方法を選びましょう。
反則金を払えば前科はつかない
青切符を受けた場合、「罰金」と表現されることがありますが、制度上は反則金です。反則金を期限内に納めれば、刑事手続に移行せず、裁判を受けることもありません。そのため、いわゆる前科はつきません。
警察庁は、自転車の青切符について、反則金を仮納付すれば刑事手続に移行せず、起訴されず、裁判を受けることもなく、前科もつかないと説明しています。
一方で、反則金を払わず放置すると、交通反則通告センターでの手続きへ進み、それでも納付しない場合は刑事手続に移る可能性があります。青切符を受け取ったら、納付期限や手続き方法を必ず確認しましょう。
違反内容に納得できない場合も、無視は避けるべきです。争うことはできますが、その場合は通常の刑事手続に進む可能性があります。まずは事実関係を整理し、分からない点は警察や交通反則通告センターに確認しましょう。
ライトが壊れたら修理まで夜間走行は避ける
自転車のライトは、夜道を照らすためだけでなく、周囲に自分の存在を知らせるためのものです。特に車道の左側を走る場合、ライトがないと車から発見されにくくなります。歩行者からも見えづらくなり、接触する危険が高まります。
警察庁の自転車ルールブックによれば、夜間にライトを点灯している場合と比較して、消灯(または設備なし)で走行した際の致死率は約1.8倍に達するという統計結果が出ています。
ライトが壊れた場合は、できるだけ早く修理しましょう。自転車店なら、電球交換やダイナモライトの修理、電池式ライトの取り付けなどに対応してもらえます。費用はライトの種類によって違いますが、反則金や事故のリスクを考えれば、早めに直すほうが安全です。
予備として、取り外しできる充電式ライトや電池式ライトを持っておくのも有効です。ただし、明るさが足りないものや、取り付け位置が不安定なものは避けましょう。
また、夜間は反射材も役立ちます。ライトに加えて、反射ベスト、反射シール、リフレクターを使うと、車や歩行者から見えやすくなります。青切符を避けるためだけでなく、自分の命を守るための備えとして考えましょう。
まとめ
夜間に自転車のライトが壊れたまま走る無灯火は、青切符の対象になる可能性があります。2026年4月からの自転車青切符制度では16歳以上が対象で、無灯火の反則金例は5000円です。
反則金を期限内に納めれば、刑事手続に進まず、いわゆる前科はつきません。一方で、納付せず放置すると刑事手続きに移る可能性があるため、青切符を受けたら期限と手続きを確認しましょう。
ライトが壊れたときは、夜間走行を避け、押して歩くか早めに修理することが大切です。無灯火は違反であるだけでなく、事故につながる危険な行為です。自転車でも車両を運転している意識を持ち、安全に走りましょう。
出典
警察庁交通局 自転車を安全・安心に利用するために ー自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入ー【自転車ルールブック】
e-Gov 法令検索 道路交通法
愛媛県警察 自転車をはじめとする軽車両の反則行為と反則金の額
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

