家の片付けで「寛永通宝」などの古いお金(古銭)がザクザク出てきた!価値が分からないのですが、どこに持ち込めば一番高く買い取ってもらえる?
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寛永通宝は数が多く、全部が高額とは限らない
寛永通宝は1636年(寛永13)年から鋳造され、江戸時代を中心に長く使われた代表的な古銭です。歴史を感じる名前ですが、現在でも多く残っているため、一般的なものは高額になりにくい傾向があります。大量に製造され、広く流通したものは通用銭と呼ばれます。
ただし、すべてが安いわけではありません。作られた時期、鋳造地、文字の形、裏面の印、材質などによって価値は変わります。また、母銭と呼ばれる、銭を作るための見本に近いものや、流通量が少ない種類であれば、高く評価されることがあります。
古銭は、見た目だけで判断しにくい品です。黒ずんでいるものが珍しいとは限らず、反対に地味に見えるものが価値を持つこともあります。そのため、家族だけで「これは汚いから捨てよう」と決めるのは避けましょう。大量に出てきた場合は、まとめて専門家に見てもらうほうが安心です。
高く売りたいなら古銭に強い専門店を選ぶ
古銭を売る場所には、古銭専門店、貴金属店、リサイクルショップ、骨董店、ネットオークションなどがあります。この中で、まず相談したいのは古銭や記念貨幣を扱う専門店です。
リサイクルショップでも買い取ってくれる場合はありますが、古銭の細かな種類まで見分けられないことがあります。価値のある品でも、まとめて安く評価される可能性があるため注意が必要です。
日本貨幣商協同組合(JNDA)のように、貨幣を扱う専門業者の団体もあります。加盟店を調べて近くの専門店を探すと、一定の目安になります。高額品の可能性がある場合は、鑑定書やオークション出品の相談ができる店を選ぶとよいでしょう。
ただし、「ここに持ち込めば必ず一番高い」とは言えません。店によって得意分野や在庫状況が違います。寛永通宝に強い店もあれば、記念金貨や外国コインに強い店もあります。少なくとも2〜3社で査定を取り、説明に納得できる業者を選びましょう。
近くに専門店がない場合でも、箱に詰めて送るだけの郵送買取などを利用すれば、全国の専門店に依頼ができます。LINEでの簡単な事前査定サービスを提供している業者もあるので、活用してみるとよいでしょう。
持ち込む前に磨かず、種類ごとに分けておく
古銭を見つけたら、まずはそのまま保管してください。土や汚れがついていると洗いたくなりますが、磨くと表面に傷がつき、価値が下がることがあります。古銭の色やサビも、種類や時代を判断する手がかりになる場合があります。
持ち込む前には、無理にきれいにせず、袋や箱に入れて分けておきましょう。同じ文字のもの、穴の形が似ているもの、紙幣、記念硬貨などに分けるだけでも査定が進みやすくなります。大量にある場合は、全体の写真を撮っておくと、出張査定や事前相談で説明しやすくなります。
出張買取を使う場合は、契約内容をよく確認しましょう。国民生活センターには、訪問購入をめぐる相談も寄せられています。査定を急がされたり、貴金属も一緒に売るよう強く勧められたりした場合は、その場で決めずに断る勇気も必要です。
まとめ
寛永通宝などの古銭は、古いからといってすべてが高額になるわけではありません。一般的なものは安価なこともありますが、珍しい種類や保存状態のよいものは思わぬ価値がつく場合があります。
高く売りたいなら、古銭を扱う専門店で複数査定を受けることが大切です。リサイクルショップだけで判断せず、貨幣に詳しい業者にも相談しましょう。
見つけた古銭は磨かず、捨てず、まずはそのまま保管してください。落ち着いて査定を比べれば、大切な品を安く手放してしまうリスクを減らせます。
出典
文化遺産オンライン 寛永通宝
日本貨幣商協同組合公式HP Japan Numismatic Dealers Association
国民生活センター 訪問購入(訪問買い取り)のトラブルを防ぐには(消費者トラブル解説集)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

