夫が駐車場で「当て逃げ」された! 相手が見つからない場合、修理代「15万円」は自腹になるのでしょうか?

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夫が駐車場で「当て逃げ」された! 相手が見つからない場合、修理代「15万円」は自腹になるのでしょうか?
駐車場に戻ったら車に傷やへこみがあり、相手の連絡先も残っていない。いわゆる当て逃げに遭うと、修理代15万円を自分で払うしかないのか不安になります。相手が見つかれば相手に請求できますが、見つからない場合は自分の車両保険を使えるかが大きなポイントです。
 
ただし、保険の種類によっては補償されないこともあります。
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まずは警察に届け出ることが大切

駐車場で当て逃げに気づいたら、まず警察に連絡しましょう。物損事故であっても、交通事故として届け出ることが重要です。
 
警察へ届け出ていない事故は、交通事故証明書が発行されません。交通事故証明書は、保険金の請求や事故の事実確認で必要になることがあります。あとから保険会社へ連絡しても、「警察への届け出はありますか」と確認されることが多いです。
 
傷の写真も早めに撮りましょう。車全体、損傷部分のアップ、駐車位置、周囲の状況を残します。防犯カメラがある駐車場なら、管理会社や店舗に映像保存をお願いしてください。ドラレコの駐車監視機能がある場合は、上書きされる前にデータを保存します。
 
相手が後日見つかれば、修理代を請求できる可能性があります。しかし、時間が経つほど証拠は失われます。小さなへこみでも、警察や保険会社に早めに連絡することが大切です。
 
駐車場管理者への連絡も欠かせません。防犯カメラ映像の保存をお願いするとともに、他の同じような被害報告や不審な車両の情報を得られる可能性があります。
 

相手が見つからない場合は車両保険の内容で変わる

当て逃げの相手が見つからない場合、修理代15万円を誰に請求するかが問題になります。相手が分からなければ、相手の保険会社に請求することはできません。
 
このとき頼りになるのが、自分の自動車保険に付けている車両保険です。一般タイプの車両保険であれば、当て逃げによる損害も補償されることがあります。
 
一方で、補償範囲を限定したエコノミー型の車両保険では、相手車両が確認できない当て逃げは対象外となることがあります。日本損害保険協会も、エコノミー特約では相手自動車の確認が支払条件となるため、相手が確認できない当て逃げでは保険金が支払われないと説明しています。
 
つまり、修理代が自腹になるかどうかは、車両保険に入っているか、入っている場合でも補償範囲が一般タイプか限定タイプかで変わります。保険証券や契約者ページで確認しましょう。
 

保険を使うと等級が下がる点にも注意する

車両保険が使える場合でも、すぐに使うべきとは限りません。当て逃げで車両保険を使うと、翌年以降の等級が下がり、保険料が上がることがあります。
 
たとえば、修理代が15万円で、免責金額が5万円なら、保険から出るのは10万円です。その一方で、等級ダウンによる保険料増加が数年で10万円を超えるなら、保険を使わず自費修理したほうが結果的に安いこともあります。
 
保険会社に連絡すれば、保険を使った場合と使わない場合の保険料差を試算してもらえることがあります。修理工場の見積もりを取ったうえで、保険会社に相談しましょう。
 
また、弁護士費用特約が付いている場合、相手が見つかった後の請求に役立つことがあります。ただし、相手が分からない段階では請求先がないため、まずは相手特定のための証拠集めが重要です。
 

まとめ

駐車場で当て逃げされ、相手が見つからない場合、修理代15万円が自腹になるかどうかは、自分の車両保険の内容で変わります。一般タイプの車両保険なら補償される可能性がありますが、エコノミー型では相手車両が確認できないと対象外になることがあります。
 
まずは警察に届け出て、交通事故証明書を取得できる状態にしましょう。写真、防犯カメラ、ドラレコ映像などの証拠も早めに確保することが大切です。
 
保険が使える場合でも、等級ダウンで将来の保険料が上がる可能性があります。修理見積もりと保険料の増加額を比べて、保険を使うか自費で直すか判断しましょう。
 

出典

自動車安全運転センター 交通事故に関する証明書>>申請方法
日本損害保険協会 損害保険Q&A – くるまの保険 – 問45 交通事故対応等
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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