更新日: 2021.04.30 キャッシュレス
LINE Payポイントは何に使える? 有効活用方法を解説
LINEポイントはLINE Payに「Visa LINE Payクレジットカード」を登録して行う「チャージ&ペイ」での支払いや、LINE STOREやLINEデリマなどのLINE関連サービスの利用で貯めることができます。
また、LINEポイントの獲得実績に応じて、LINEポイントクラブのランクが上がり「チャージ&ペイ」のポイント還元率を上げることができるというメリットもあります。
貯まったポイントは「1ポイント=1円相当」としてLINE Payの支払いやLINE関連サービスの購入に充てることができるのでとてもお得です。
この記事では、LINE Payのポイントについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、広告代理店に入社。
社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識をより持っている方が人生が豊かになると痛感。
人生をより幸せで豊かにする為にお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得
現在は、初心者の方が見て、分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している
LINE Payってどんなサービス?
LINE Payは、LINE株式会社の連結子会社である「LINE Pay株式会社」が運営しているスマホ決済サービスです。
LINE Payは多くの人が日頃から利用している「LINEアプリ」に組み込まれているサービスのため、新たにLINE Payのアプリをインストールする必要がなく、手軽に始められる点が大きな魅力となっています。
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メリット
LINE Payのメリットは以下のようになっています。
- ★LINE Pay請求書支払いに対応している税金や公共料金の支払いができる
- ★「Visa LINE Payクレジットカード」を登録して「チャージ&ペイ」で支払うと、最大で3%のポイントが貯まる
- ★お得なキャンペーンや割引チケットの配布が多い
- ★LINE PayカードでLINEモバイルの支払いができる
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LINE Payの一番のメリットは「チャージ&ペイ」の支払いで、最大3%のポイント還元を受けられるということです。
「Visa LINE Payクレジットカード」をLINE Payに登録すると、クレジットカードを使った後払い決済である「チャージ&ペイ」を利用できるようになり、自分のランクに応じたポイント還元率でLINEポイント貯めることができます。
「チャージ&ペイ」のポイント還元率は1%から3%となっており、半年間のポイント獲得実績によりランクが決まります。
ランクを上げるとポイント還元率が高くなるので、「チャージ&ペイ」でたくさん支払いをしたり、LINE関連サービスを利用したりしてできるだけ多くのポイントを獲得するようにしましょう。
もう1つの大きなメリットは、税金や公共料金など「生活する上で必ず必要な費用」をLINE Payで支払えるということです。
自動車税や住民税などの税金や、電気・ガス・水道などの公共料金はまとまった金額になるので、それを「チャージ&ペイ」で支払えば貯まるポイントも多くなります(一部ポイント付与対象外)。
LINE Pay請求書払い対応の税金や公共料金を「チャージ&ペイ」で支払うと、効率的にポイントを貯められるのでおすすめです。
デメリット
LINE Payのデメリットとしては、以下の2点が挙げられます。
- ★本人確認をしないとすべてのサービスを利用できない
- ★チャージ残高からの支払いではポイントがつかない
LINE Payの大きなデメリットは、チャージ残高からの支払いではポイントがつかないという点です。
LINE Payでは2020年5月から新しいポイント制度「LINEポイントクラブ」が始まり、「Visa LINE Payクレジットカード」を登録して支払いをする「チャージ&ペイ」でしかポイントがつかない仕組みとなっています。
この「Visa LINE Payクレジットカード」を新しく作って登録しないと、LINE Pay独自のポイント還元がないので注意しましょう。
もう1つのデメリットは、本人確認をしないとLINE Payの以下の機能が利用できなくなる点です。
- ★割り勘機能
- ★送金機能
- ★LINE Payの残高の銀行口座への出金
- ★LINE Payの残高上限の引き上げ
本人確認方法は「銀行口座の登録」もしくは「スマホでかんたん本人確認」となっており、どちらも簡単にできます。
LINE Payの利用を始めたときに、本人確認を終わらせておくようにしましょう。
ポイントの使い道
LINE Payで使えるポイントは、以下の方法で貯めることができます。
- ★LINEのいろいろなサービスを利用する
貯めたLINEポイントは、LINE Payの支払いだけではなくLINEの各サービスの支払いに使うことができます。
LINEポイントの貯め方と使い方について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
どれだけポイントが貯まるの?
LINE Payに「Visa LINE Payクレジットカード」を登録して行う「チャージ&ペイ」では、ランクによってポイント還元率が変化します。
「チャージ&ペイ」のポイント還元率は、半年間のポイント獲得実績に応じて図表1のように決められており、ランクが上がるとポイント還元率がかなり高くなることが特徴です。
ランク | 過去6ヶ月間のポイント獲得実績 | チャージ&ペイ利用時の還元率と特典 |
---|---|---|
レギュラー | 0ポイント | ・還元率1% ・特典クーポン1枚 |
シルバー | 100ポイント | ・還元率1.5% ・特典クーポン3枚 |
ゴールド | 500ポイント | ・還元率2% ・特典クーポン6枚 |
プラチナ | 5000ポイント(Visa LINE PayカードのLINE Pay登録が必要) | ・還元率3% ・特典クーポン10枚 |
1月から6月までのポイント獲得実績をもとに7月のランクが決まり、2月から7月までのポイント獲得実績をもとに8月のランクが決まるというように、直前の6ヶ月の実績で1ヶ月分のランクが決定する仕組みとなっています。
このように、LINE Payで「チャージ&ペイ」を使って支払いをすると、自分のランクに応じた還元率でポイントを貯めていくことができます。
また、LINEポイントは、以下の例ようにLINE Payの支払い以外でもポイントを貯めることができます。
- ★LINEポイントつきのチラシや動画などを見る
- ★会計時にSHOPPING GOのバーコードを提示する(ビックカメラやコジマなど)
- ★LINEショッピングで買い物をする(楽天市場やYahoo! ショッピングなど230店舗以上が対応/2020年6月時点)
- ★LINEデリマやLINEポケオを使う
- ★LINEトラベルを使う
- ★Gポイントなど、ほかの種類のポイントをLINEポイントに交換する
- ★LINEモバイルの回数契約などでポイントをもらう
- ★LINE LIVEを利用する
これらのサービスでもらえるLINEポイントは、タイミングによって異なります。お得なキャンペーンの時期であれば、より効率的にポイントを貯めることができるので、こまめにチェックすると良いでしょう。
また、LINEのサービスで貯めたポイントも、半年間のポイント獲得実績に含まれます。
マイランクを上げて「チャージ&ペイ」の還元率を上げるためには、LINE Payの「チャージ&ペイ」での支払いだけではなく、さまざまなLINEのサービスも利用してLINEポイントを獲得することをおすすめします。
LINE Payでのポイント有効活用方法
LINE Payの「チャージ&ペイ」やLINEのサービスで貯めたLINEポイントは、以下のような使い道があります。
- ★LINE Payでの支払い
- ★LINEスタンプや着せ替えの購入
- ★LINE STOREでの購入(1ポイント=1円)
- ★LINEギフトでAmazonギフト券やスターバックスチケットなどを購入
- ★LINE MUSICのクーポンへの交換
- ★LINEモバイルの支払いやLINE証券の入金に使用
このように、LINE PayやLINEのサービスで貯めたLINEポイントは、LINE Payの支払いやLINEサービスの購入に使うことができてとても便利です。
LINE STOREでは図表2のようなサービスでLINEポイントを使うことができ、貯めたポイントを有効活用できます。
- ★LINEスタンプ
- ★LINE絵文字
- ★着せ替え
- ★LINE MUSICのチケット
- ★占いコイン
- ★マンガコイン
- ★LINEゲームの仮想通貨(ツムツムルビーなど)
- ★LINE OUTのコールクレジット
- ★LINE LIVEで使用するLIVEコイン
LINEスタンプや着せ替えはLINEコインでも購入できますが、LINE MUSICのチケットなどはLINEポイントでないと購入できませんので注意しましょう。
Q&A
LINE Payは多くの利用者がいる人気のスマホ決済サービスですが、同じく利用者の多い楽天ペイやPayPayなどと比べてどのような違いがあるのでしょうか。
チャージ方法やポイント還元率を図表3で比較してみました。
スマホ決済の種類 | LINE Pay | 楽天ペイ | メルペイ | Paypay |
---|---|---|---|---|
スマホアプリ独自の常設のポイント付与 | マイランクによって変化する ・レギュラー1% ・シルバー1.5% ・ゴールド2% ・プラチナ3% (「チャージ&ペイ」利用時に限る) |
楽天カードを使ったチャージで+0.5%、楽天カード登録使用だと+1% | なし | 0.5%(前月利用回数・料金などに応じて最大1.5%。ポイント付与は残高払い、ヤフーカード払いのみ) |
紐づけたクレジットカードでの支払い | Visa LINE Payクレジットカードのみ可 | 楽天カードもしくはVISA・Mastercardのみ可 | × | Visa・Mastercard・JCB(ヤフーカードのみ) |
使える店舗の多さ | 〇(LINE Payカードを使うと国内外約3000万店舗のJCB加盟店で使用可) | ◎(実店舗だけではなく多くのECサイトで利用可) | ◎(iD利用が可能なため) | 〇 |
チャージ方法 | ・銀行口座 ・セブン銀行ATM ・ファミリーマートでチャージ ・LINE Payカードレジチャージ ・QRコード/バーコードを表示してチャージ |
・楽天カード ・楽天銀行口座 ・ラクマの売上金 |
・銀行口座 ・セブン銀行ATM ・メルカリの売上金 |
・銀行口座 ・ヤフーカード ・セブン銀行ATM ・ヤフオク!PayPayフリマの売上金 ・ソフトバンク、ワイモバイルまとめて支払い |
キャンペーンの頻度 | 多い | 多い | 多い | 多い |
LINE Payの一番大きなメリットは、「チャージ&ペイ」のポイント還元率が高いことです。
ゴールドやプラチナランクになると楽天ペイやPayPayよりもポイント還元率が高くなり、効率的にポイントを貯めていくことができます。
クレジットカードを登録して支払いをする場合、LINE Payは「Visa LINE Payクレジットカード」のみとなっています。一方、ポイント付与の差はあるものの楽天ペイとPayPayはいろいろなクレジットカードを登録して支払いをすることができるので、クレジットカード面ではLINE Payよりも利便性が高いといえるでしょう。
使えるお店の多さは、LINE Payだけではそれほど多くはありませんが、LINE Payカードを利用するとJCB加盟店での決済ができるようになるので便利です。
チャージ方法はLINE Payが一番多く、クレジットカードを使わない人や学生でも利用しやすくなっています。
「Visa LINE Payクレジットカード」を登録して「チャージ&ペイ」ができる人や、いろいろなLINEサービスを利用してポイントを貯めたり使ったりしたい人はLINE Payがおすすめです。
まとめ
LINEポイントは、LINE Payの「チャージ&ペイ」の支払いや、LINE関連サービスの利用で簡単に貯めることができます。貯めたLINEポイントはLINE Payの支払いやさまざまなLINEサービスで使うことができます。
LINEポイントは1ポイント1円としていろいろな支払いに使えますので、LINEのサービスやLINE Payの「チャージ&ペイ」を使ってたくさんポイントを貯め、毎日をお得に過ごしましょう。
執筆者:鴨志田 大輔
ファイナンシャルプランナー