更新日: 2020.12.22 その他暮らし
大掃除で出てきた不要品を小銭に変える?買い取り店やアプリで不用品を売ってみよう
さて、その方法を考えてみます。
執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)
副業評論家
明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。
不要品を小銭に変える方法
不要品をお金に変えるには、次のような方法が考えられます。
- ★1.不要品買い取り店に持ち込む
- ★2.フリマアプリに出品する
- ★3.(リアルイベント)フリーマーケットで販売する
それぞれ一長一短があります。3.のリアルイベントに出店するのは楽しいですが、年末年始は時季外れですし、そもそもコロナ禍では困難なので外します。その他、知人に売ったり、昔ながらの質屋さんに持ち込む方法もありますが、ここではパスします。
不要品買い取り店に持ち込む
例えば「ハードオフ」のような、不要品を買い取ってくれる専門店に持ち込む方法。これは、意外と何でも買い取ってくれます。
ただし、シビアに査定されるので、金額的にはがっかりすることもあります。それでも、そもそも不要品で捨てようと思っていたのなら、それはそれでいいかもしれません。
運搬する手間もかかります。査定してもらう間の待ち時間が長くて、店の中をうろうろしていたら、余計な物を買ってしまった…なんてことになるかもしれません。「そもそも周りにそんな店がない」ということもあるでしょう。
それらを回避するには、ネットで不用品買い取りを申し込む方法です。段ボールに詰めて送れば査定がメールで届き、承諾すれば買い取り金が振り込まれます。一番楽な方法といえますが、いったん送ってしまうと、安く査定されても「まあいいか」となってしまいそうです。
フリマアプリへの出品代行という新しいサービス登場
「メルカリ」や「ラクマ」のような、フリマアプリで売買する方法は広く普及していますね。また、専門的なジャンルのフリマ、例えばアニメグッズを取り扱う「オタマート」などを選ぶと、より高く売れるかもしれません。
しかし、「フリマに慣れていなくて、ちょっとうまくできるかどうか……」と心配な人もいるでしょう。商品写真をうまく撮らなくてはならない、値段をうまく決めなくてはならない、交渉とか質問に対応のやり取りとか面倒くさい……。そこで登場したのがフリマアプリへの出品代行サービスです。
株式会社MONO Technologies(東京都港区)が運営する「マカセル」は、出品のプロに簡単に出品を任せることができるサービスをうたっています。
これは、「面倒な出品作業を丸投げしたい人」と、フリマの仕組みに精通した「出品スキルを活かした仕事をしたい人」をつなぐマッチングサービスで、「面倒な出品作業を丸投げしたい人」つまり依頼者は、サイト内で料金、口コミ、カテゴリ、地域などの情報を比較して、「出品スキルを活かした仕事をしたい人」に出品の依頼ができるシステムとなっているようです。
実際にサイトを見てみると、売りたい不要品のジャンルを決め、売りたい「箱数」を入力すると、出品代行をしてくれる相手(「マカセラー」というようです)が紹介されます。そこには手数料率や、実績などが記載されているのでどうするか検討します。マカセル側では、トラブルのときは1000万円まで補償するとしています。
うまく商品が売れた場合、「(1)商品あたりの売却額=売上-フリマアプリの手数料-送料」から「(2)マカセラーへの手数料」「(3)運営の手数料(300円)」が差し引かれて手元に残るという仕組みになっています。
フリマを長年やってきて得意な人は、このマカセラーに登録して、副業にするという手もあります。
まとめ
この年末年始は断捨離に励み、不要品は小銭に変えたいものです。フリマが面倒くさい人は、フリマ出品代行に頼むのもひとつです。家が片付き、小金が手に残ると明るい新年を迎えられそうですね。
[出典]
※株式会社MONO Technologies「フリマアプリの出品が面倒な人と出品スキルを活かしたい人をつなぐ日本初の出品代行マッチングプラットフォーム『マカセル』6月2日より提供開始」(株式会社 PR TIMES)
※株式会社MONO Technologies「マカセル 面倒なフリマ出品、いまならプロに任せるだけ」
執筆者:藤木俊明
副業評論家