更新日: 2021.02.19 その他暮らし
働く30代女性はランチ代にいくら使っているの? 理想と現実のギャップとは
そこで今回は、働く30代女性がランチ代にいくら使っているのか、株式会社タンタカが発表した調査結果(※)をチェックしてみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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働く女性のランチ代、もっとも多いのはワンコイン! でも理想は……?
さっそく、働く30代女性のランチ代から見ていきましょう。
1位:400円以上500円未満 15.9%
2位:300円以上400円未満 14.3%
3位:200円以上300円未満 14.0%
4位:500円以上600円未満 13.6%
5位:600円以上700円未満 8.6%
TOP3はかなり僅差ですが、500円以内で済ませるというワンコイン派が4割以上という結果になりました。
もっとも高いのは「1500円以上1700円未満」で0.2%、もっとも安いのは「100円未満」で6.1%でした。「ランチ以外にお金を使いたい」と考える人もいれば、「ランチくらいは奮発したい」という人もいるのかもしれません。
さて、この現状のランチ代について、女性たちは満足しているのでしょうか?
●満足 8.4%
●やや満足 21.5%
●どちらでもない 33.9%
●やや不満 29.2%
●不満 7.0%
満足している人よりも、不満をいだいている人のほうが多いという結果になりました。そんな女性たちの理想のランチ代は、以下のとおり。
1位:500円以上600円未満 17.5%
2位:400円以上500円未満 15.2%
3位:1000円以上1300円未満 10.3%
4位:900円以上1000円未満 10.0%
5位:600円以上700円未満 9.8%
現状のランチ代のTOP5は最高でも「600円以上700円未満」でしたが、理想のTOP5には「900円以上1000円未満」「1000円以上1300円未満」といった比較的高額なものも。
働く30代女性の本音としては、「ランチ代はワンコインに収めているけれど、本当はもう少しだけぜいたくをしたい」といったところなのかもしれません。
お弁当持参VS外食、多いのはどっち?
では、お弁当持参と外食ではどちらが多いのでしょうか。
●お弁当(持参) 57.0%
●外食 43.0%
圧倒的な差はつかなかったものの、それでもお弁当持参派のほうが多いということがわかりました。現状のランチ代で「100円未満」という回答がありましたが、実はその回答者全員が「お弁当(持参)」とのこと。節約の工夫を凝らした手作りのお弁当であれば、ランチ代100円未満も可能なのですね。
ちなみに、理想のランチ代で「300円未満」と回答した人の約3割は、「外食」と回答していました。この方たちは、飲み物+パンもしくはおにぎり1個、などでランチは十分と考えているのかもしれませんし、経済的にランチ代を節制する必要があるということなのかもしれません。
この調査で見えた、30代女性の年収とは
最後に、この調査における女性の年収を見てみます。
1位:200万円以上300万円未満 25.2%
2位:100万円未満 24.1%
3位:100万円以上200万円未満 21.7%
4位:300万円以上400万円未満 15.2%
5位:400万円以上500万円未満 8.4%
ちなみに調査対象の雇用形態TOP3は、「正社員」が37.1%、「パート・アルバイト」が36.2%、個人事業主が10.0%となっています。
年収については300万円未満の人が7割以上となっていますが、雇用形態で見ると、100万円未満のおよそ7割は「パート・アルバイト」でした。100万円以上200万円未満のおよそ6割も、「パート・アルバイト」ということで、このなかには扶養の範囲を超えないよう収入をセーブしている方も多く含まれていそうです。
そう考えると、やはりランチ代はワンコイン以内で済ませるというのが、家計にやさしいと感じる人も多いのでしょうね。
いまは感染症対策でお一人さまランチが推奨されていますが、この先また複数人で楽しくランチを楽しめる日が訪れた際には、ちょっぴり奮発してみてもいいかもしれません。
[出典]
※株式会社タンタカ「働く30代女性のランチ代は一日何円? 1人で食べる派?みんなで食べる派? 【調査結果】」(株式会社共同通信ピー・アール・ワイヤー)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部