週末は熱海でのんびりしたい…。「在来線」と「レンタカー」どちらがお得に行ける?
配信日: 2023.12.01
本記事では、東京から熱海までの旅行を想定して、在来線とレンタカーの、どちらがお得に行けるかを紹介します。交通手段別の特徴もあわせて解説するため、自分に合った交通手段を利用して、熱海旅行を存分に楽しみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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【在来線】東京駅―熱海駅の料金
熱海は、都内に住む人でも気軽に行ける温泉地として、人気を集めています。人気の観光地であるため、公共交通機関も発達しており、東京駅からは東海道線を利用して行けます。
交通費は普通列車で片道1980円、往復3960円です。所要時間はおよそ1時間53分です。所要時間は出発日時によって異なるため、旅行の予定日が決まったら事前にチェックしましょう。
ドライバーの負担がない
在来線を利用して旅行する場合は、ドライバーに負担がかかる心配がありません。車で旅行するには運転手が必要なため、運転する人はお酒を飲めなかったり、帰りも疲労がたまっているなかで運転したりしなければなりません。電車であれば、一部の人だけに運転の負担がかからずに済みます。
帰りの運転を心配する必要がないため、旅行先でも思い切り楽しめるでしょう。
みんなでお酒を楽しめる
電車を利用した旅行であれば、移動を気にせずにお酒が飲めます。車で旅行すると、運転手はお酒を飲めません。旅行メンバーがみんなお酒を飲まない人であれば気になりませんが、お酒好きメンバーであれば、移動中にお酒を楽しみたい方もいるでしょう。運転手も、お酒が好きなのに自分だけ飲めない状況になってしまうと、不満に感じる場合もあります。
旅行中にお酒を楽しみたい場合は、電車の利用がおすすめです。
【レンタカー】東京駅―熱海駅にかかる費用
東京駅周辺から熱海まで、レンタカーを利用して向かう場合にかかる費用を計算します。4人組での旅行とし、レンタカーの種類はコンパクトカーの設定です。
東京駅周辺のレンタカーの費用を参考にして、日帰り(12時間)レンタルする際の費用を約7040円とします。有料道路の利用にかかる費用は、ETCカード(自動料金収受システム)がある場合、片道3060円です。
ガソリン代を含めないレンタカーの交通費は約1万3160円です。4人旅行の場合、1人あたりの交通費は3290円ほどだと分かりました。在来線利用と比べると、少しだけお得に移動できます。
道中もわいわい楽しめる
レンタカーでの移動であれば、プライベートな空間が確保されているため、周りの人を気にする必要がなく、気兼ねなく楽しめます。音楽を流したり、みんなでわいわい雑談したりと、自由がきくでしょう。また、移動中に気になったお店やスポットがあれば、ルートを変更して立ち寄ることも可能です。
ドライブ自体を楽しみながら、自由度の高い旅行が実現できるでしょう。
時刻表を気にする必要がない
レンタカー移動であれば、公共交通機関の時刻表を気にする必要がありません。電車を利用する場合は、始発や終電、乗り換えなど、時間を気にしなければならない場面が多くあります。しかしレンタカーであれば、早朝や深夜でも、自分のペースで移動や観光ができます。
夜中に星空を見に行ったり、早朝の日の出を目指したりなど、公共交通機関の利用では味わえない体験ができることも、レンタカーを利用した旅行の醍醐味(だいごみ)といえるでしょう。
旅行先でのんびりするなら新幹線も視野に
移動を楽しむよりも、旅行先でのんびりとした時間を過ごしたい方は、新幹線移動も視野に入れましょう。新幹線であれば、東京駅―熱海駅間を約45分で移動可能です。ただし、交通費が片道4470円、往復8940円と、ほかの移動手段と比べて高い傾向があります。
費用がかかってもいいから、移動時間を旅行先でくつろぐ時間にあてたい方は、新幹線利用が向いているでしょう。
旅の目的や楽しみ方に合わせて交通手段を選ぼう
東京駅から熱海駅まで移動する際に、在来線とレンタカーでは、レンタカーのほうが多少お得であると分かりました。しかしレンタカー会社によっては、ガソリン満タン返しがルールになっている場合があるため、ガソリンの給油代を含めると、在来線での移動のほうが安くなる可能性があります。
どちらの移動方法にもメリット・デメリットがあります。旅行を最初から最後まで満喫するためにも、自分の旅の目的に合った交通手段を選びましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー