更新日: 2021.04.06 住宅ローン

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローン概要。金利・手数料・審査について解説[PR]

執筆者 : 鴨志田 大輔 / 監修 : 高橋庸夫

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローン概要。金利・手数料・審査について解説
日本で初めて設立されたネット銀行として知られるPayPay銀行。
 
ネット銀行ならではのサービスを提供していることや、取引する際にトークンを使用することでセキュリティを強化しているなどの特徴があります。今回はそんなPayPay銀行の住宅ローンについて解説していきます。
鴨志田 大輔

執筆者:鴨志田 大輔(かもしだ だいすけ)

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー
 
大学卒業後、広告代理店に入社。
社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識をより持っている方が人生が豊かになると痛感。
 
人生をより幸せで豊かにする為にお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得
 
現在は、初心者の方が見て、分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している

高橋庸夫

監修:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

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PayPay銀行について

PayPay銀行は、2000年9月19日に設立した日本で初めてのネット専業銀行で、現在はヤフー株式会社の連結子会社になっています。
 
「即時入金サービス」に対応していることや、「大手の銀行に比べ預金金利を高く設定している」ところが、大きな魅力です。ほかには「Tポイントを現金化することができる」ことや「毎月1回はATM利用手数料が無料」など、利用者が使いやすいサービスを提供しています。

PayPay銀行の住宅ローン概要

PayPay銀行の住宅ローン概要については、以下のとおりになっています。
 
申し込み条件
以下の条件を満たす個人
 
・PayPay銀行の普通預金口座を持っていること
(口座を持っていない場合は契約時までに口座を開設する必要あり)
・20歳以上65歳未満で、完済時年齢が80歳未満であること
・前年度年収が200万円以上であること
・日本国籍であること、または日本の永住許可を受けている外国籍であること
・PayPay銀行指定の団体信用生命保険に加入できること
 
個人事業主や、自分または家族が経営する会社に勤めている場合は、原則利用できないことに注意が必要です。
 
資金使途
本人が居住する住宅に関する以下の資金
 
・戸建またはマンションの購入(中古物件を含む)
・戸建の新築
・現在借入中の住宅ローンの借り換え
・上記に伴う諸費用
 
戸建の新築資金の場合、建物完成時に一括での融資となり、着工金や中間金、土地代金の支払いのみの融資はできません。また、リフォーム資金は借り換えと同時の場合のみ利用可能であることに注意してください。
 
借入可能金額
500万円以上2億円以下(10万円単位)の間で、審査により決定
 
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)ただし、借換えの場合は現在の借り入れの残存期間が上限となります。
 
金利タイプ
「変動金利」もしくは「固定金利」のいずれかを選択可能です。また、固定金利の場合、2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年の中から、金利の固定期間を選択可能です。
 
返済について
返済方式は「元利均等返済方式」となっています。返済方法は口座引落となっており、毎月返済の場合の引き落とし日は、7日、17日、27日の中から選択可能です。もし、返済日に引き落としができなかった場合、遅延損害金が発生します。
 
さらに、毎月返済に加えて「半年毎増額(ボーナス)返済」を行うことも可能です。その場合の返済月は6月と12月、7月と1月、8月と2月の中から選択できるようになっています。
 
取り扱い地域は日本全国ですが、対象外物件として「事業用物件」などが挙げられているように、さまざまな制限も設けられていることから、申し込む際には必ず、商品概要を確認するようにしましょう。

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PayPay銀行の住宅ローン金利について

現在のPayPay銀行の住宅ローン金利は【図表1】のとおりです。
 
【図表1】

銀行名 変動金利 固定金利(10年)
PayPay銀行 0.315% 1.085%


出典:PayPay銀行公式HP
 

PayPay銀行の住宅ローンメリット

ではPayPay銀行の住宅ローンにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
一つずつ解説していきます。

メリット1:保証料が不要。

PayPay銀行の住宅ローンには保証料がかかりません。一般的に金利に換算すると0.2%ぐらいの負担といわれる保証料が不要になるのは大きなメリットといえるでしょう。

メリット2:1万円以上、1円単位で行える一部繰り上げ返済における手数料が無料

一部繰上げ返済については、インターネットからであれば、1万円から1円単位で行うことができます。また、手数料は無料です。

メリット3:返済口座へのお金の移動が無料

住宅ローンの返済については、毎月PayPay銀行の口座にお金を入金しておく必要があります。現在、他行の口座を利用している場合は、「定額自動入金サービス」を利用するとよいでしょう。
 
これは、毎月決まった金額をPayPay銀行の口座に手数料無料で入金できるというサービスです。PayPay銀行以外の口座をメインバンクにしている方も、利用しやすくなっています。

メリット4:団信のラインナップが充実している。

プランによっては金利の上乗せはあるものの、がんに対する備えに特化した疾病保障から幅広い病気に備えることができる疾病保障まで用意されています。

メリット5:ネット銀行であることから、手続きが簡単である

PayPay銀行はネット銀行という特色から、申し込みから契約手続完了までネットで完了させることができます。審査時間の短縮化に結びつくというメリットは大きいといえるでしょう。

PayPay銀行 住宅ローンの注意点

魅力的なPayPay銀行の住宅ローンですが、注意しておきたいポイントがいくつかありますので、一つずつ解説していきます。

注意点1:事務手数料が高額である

借入金額×2.20%(税込み)と設定されている事務手数料については、他行と比べるとケースによっては高くなることがあります。事務手数料は借入金額によって決まることから、借入金額が多くなればなるほど負担が大きくなります。

注意点2:団信プランにおける疾病保障については、全て金利の上乗せが発生する

一般団信については、金利の上乗せが発生しない金融機関が多いですが、最近ではそれに加えて疾病保障についても金利を上乗せしないで加入できるプランを用意している金融機関も存在します。
 
そういった中で、疾病保障については金利の上乗せが発生するという部分については、注意しておきたいところです。

注意点3:正社員・公務員しか利用できない

申し込み条件に「個人事業主や、自分または家族が経営する会社に勤めている場合は、原則利用できない」と明記されていることから、PayPay銀行の住宅ローンを利用できるのは、正社員および公務員のみということになります。

その他:5年ルール・125%ルールが適用されない

5年ルール・125%ルールとは、金利見直し時に金利が急上昇した場合に、契約者に負担がかかりすぎないようにするためのものです。このルールが適用されると、5年間は元の返済額が維持され、6年目からの返済額上昇率についても最大125%までにとどめられます。
 
PayPay銀行の住宅ローンの変動金利にはこの5年ルール・125%ルールが適用されないことになっているので注意が必要です。

PayPay銀行の住宅ローンの審査期間について

ここでは、実際に申し込む場合に備えて、審査期間や申し込み方法、注意点などを解説していきます。

審査期間

PayPay銀行の住宅ローン審査は事前審査は最短当日、本審査も最短で3営業日となっています。

申し込み方法

PayPay銀行の住宅ローンの申し込みにおいては、「住宅ローン申込ナビ」によって、事前審査から本審査、申し込みすべての手続きを行います。したがって、最初に「住宅ローン申込ナビ」への登録が必要となります。
 
そして、「住宅ローン申込ナビ」登録後、事前審査を申し込むという流れになります。事前審査は当日から5営業日までに終わることとなっています。
 
そして、申込ナビに登録したメールアドレスに届いた審査結果をもって、本審査に進むこととなります。本審査の所要期間は3営業日から10営業日となっています。

注意点

前述のとおり、自営業者や個人事業主の方は申し込むことはできません。また、申し込み条件に、「団信に加入できること」とあることからも、持病がある方については審査に通らない可能性もあります。
 
もし、ご自身の健康状態に不安がある場合は、事前にコールセンターに連絡をし、確認しておくようにしましょう。

必要書類は?

1.本人確認書類:「住民票の写し」・「健康保険証のコピー」・「運転免許証(もしくはパスポート)」の全てが必要となります。
 
2.収入関係書類:確定申告の有無で提出書類が異なります。確定申告をしている方であれば、「確定申告書」・「納税証明書」・「直近1ヶ月の給与明細(給与に歩合給が含まれる場合のみ)」が必要となります。
 
確定申告をしていない人であれば、「源泉徴収票」・「住民税決定通知書または住民税課税証明書」の他「直近1ヶ月の給与明細」が必要となる場合があります。
 
3.物件関係書類:「新築マンション/中古マンション」、「土地付一戸建(建売)/新築・注文住宅(土地+建物)」、「新築・注文住宅(建物のみ)」、「中古一戸建」によって提出する書類が異なります。
 
・新築マンション/中古マンション
「売買契約書」「重要事項説明書」「登記事項証明書」の他、中古物件の場合は「物件広告(チラシ)」が必要となります。
 
・土地付一戸建(建売)/新築・注文住宅(土地+建物)
「売買契約書」「重要事項説明書」「請負契約書・工事見積書」「登記事項証明書」「間取図(平面図)・立面図・配置図」「建築確認申請書一式(第1面~第6面)」「建築確認済証」「物件広告(チラシ)」「検査済証」が必要です。
 
・新築・注文住宅(建物のみ)
請負契約書・工事見積書、登記事項証明書、間取図(平面図)・立面図・配置図、建築確認申請書一式(第1面~第6面)、建築確認済証、検査済証、重要事項説明書
 
・中古一戸建
売買契約書、重要事項説明書、登記事項証明書、間取図(平面図)・立面図・配置図 、建築確認申請書一式(第1面~第6面)および建築確認済証、物件広告(チラシ)

Q&A

PayPay銀行の繰上げ返済手数料はいくら?

一部繰上げ返済手数料は無料です。全部繰上げの場合は、3万3000円(税込み)の手数料がかかります。

審査に落ちてしまったときの対処法

銀行は審査に落ちた理由を教えてくれませんので、自分自身で落ちた原因を予想することしかできません。
 
もし、希望の借入金額が大きすぎた可能性があるならば、頭金を増やすなどして借入希望額を減らす工夫をしてみましょう。また、信用情報に傷がある場合は、借り入れを返済するなど信用回復に努める方法もあります。
 
健康状態に問題があり、団信に加入できなかった場合は、団信に加入なしでも借りることができる「フラット35」の利用を考えてみましょう。
 
通常のカードローンと異なり、住宅ローンにおいては事前審査の段階で2社から3社程度であれば複数社に申し込んでも、審査に影響はありません。したがって、事前審査の時点で何かしらの不安がある場合は、複数社に申し込んでおくことも大切です。

まとめ

PayPay銀行の住宅ローンは、2019年7月にスタートした新しい住宅ローンです。受付開始が2019年7月30日であったにもかかわらず、その1ヶ月後には想定を大きく上回る申し込みが寄せられています。
 
雇用形態で制限はあるものの、低金利であることや、保証料が不要などのメリットも豊富であることを考慮し、今後住宅ローンを申し込む際の候補の一つに入れておきたい商品であるといえるでしょう。
 
[出典]
・PayPay銀行株式会社「住宅ローン」
・PayPay銀行株式会社「PayPay銀行ってどんな銀行?」
・PayPay銀行株式会社「住宅ローン 商品概要」
・PayPay銀行株式会社「住宅ローン 金利」
・住信SBIネット銀行株式会社「ネット専用住宅ローン 金利」
・楽天銀行株式会社「住宅ローン 変動金利(固定特約付き)-10年固定金利」
・PayPay銀行株式会社「住宅ローン お手続きの流れ」
 
執筆者:鴨志田 大輔
ファイナンシャルプランナー
 
監修:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー


 

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