みんなはカードローンで、いくら借りたことがある? 利用して良かったこと、悪かったこととは
配信日: 2022.03.12
コンビニのATMや銀行などで現金を引き出せたり、ネットから自分の口座へ振り込んでもらうことができるので、急にお金が入り用となった時に便利です。申込時に利用限度額が設定されるので、その範囲内であれば何度でも借り入れることができます。
ただ、「便利だけど金利が高そう」「借金が膨らんでしまいそう」という理由で、カードローンを利用するのが怖いと思う人もいるでしょう。
保険マンモス株式会社は、カードローンを利用したことがある男女500人を対象に「カードローンに関するアンケート調査」を実施しました(※)。結果を見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
カードローンを選ぶ際最も重視するのは「金利」
カードローンを選ぶ時に重視するポイントを聞いたところ、「金利」と回答した人が58%と最も多い結果に。やはり、金利を比較して検討する人が多いようです。次いで、「即日融資可」(38%)、「Web完結など申込の手軽さ」(28%)、「来店不要」(27%)、「知名度」(26%)と続きました。
カードローンの利用使途を尋ねたところ、トップは「生活費」(59%)で、普段の生活費が足りなくてカードローンを利用する人が多いようです。次いで「趣味・娯楽」(37%)のほか、「借金返済」(12%)といった回答も見られました。
カードローンの借入総額は50万円以下が約6割。借入会社は1社のみが多い
次に、カードローンでいくら借り入れしたか、現在までの総額を聞きました。
最も多いのは「11~50万円」(30.8%)、次いで「~10万円」(27.4%)で、50万円以下が6割近くを占めました。ちょっとお金が足りないという時に利用する人が多いのではないでしょうか。中には「501万円以上」という高額の借り入れをした人も2%いました。
カードローンで何社から借り入れしているか聞いたところ、65.2%が「1社」のみと回答しています。次いで「2社」(21.6%)、「3社」(8.4%)、「4社」(2.2%)となり、5社以上から借り入れしている人はいませんでした。3社以上から借り入れをしている人は1割程度でした。
カードローンを利用して良かったのは、急な出費の際、現金が入手できる点
カードローンを利用して良かった点を聞いたところ、圧倒的に多い回答が「急な出費、必要な時に現金が手に入った」で、「審査がスピーディで、即日融資してもらえて助かった」がそれに続きました。多くの人が、現金が急に必要になった時にお金を融資してもらえたことを挙げています。
他には「申込、借入、返済の手間がなく便利だった」「無利息期間で返済できた」「誰にも頼らず、バレずに済んだ」というような声が寄せられました。
一方、カードローンを利用して後悔した点で圧倒的に多かったのは「金利が高かった、金利を払うのがもったいなかった」で、「返済が大変だった」が続きました。
また、「金利などを他社比較すればよかった」「金利がもったいなかったので、親に相談して少しずつ返すようにすればよかった」「自分に合った支払い方法を選ばないと返済が大変になる」などのコメントが並びました。
カードローンは審査がスピーディーで、急に現金が必要な時は便利です。便利だからといって借りすぎないよう計画的に利用したいものですね。
出典
※保険マンモス株式会社「カードローンに関するアンケート調査結果」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部