金利1%差があれば得をする? 住宅ローンで失敗しない「借り換え」検討のタイミング
配信日: 2023.08.06
本記事では、住宅ローン借り換えで得をするタイミングを解説します。費用面などのデメリットも含め、住宅ローン借り換えによって得をするか検討しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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住宅ローンの借り換えとは
住宅ローンの借り換えとは、新たな金融機関にてローンを組みなおして、現在ローンを借りている金融機関へ一括返済する仕組みです。金利の低い住宅ローンに借り換えることで、トータルの返済額が減る可能性があります。
住宅ローンの金利は自動車やショッピング等と比べて低い傾向ではあるものの、返済期間は数十年、返済総額は数千万円以上に及びます。低金利であっても、返済の負担は大きく感じるでしょう。金利の低いローンにすることで金利の負担を減らし、総返済額を減らせるのが借り換えの目的です。
また、住宅ローンの借り換えにより、最新の団体信用生命保険(団信)に加入できるメリットもあります。新しい団体信用生命保険は、時代の変化に合わせて受けられる保障が増えている可能性が高いです。住宅ローンの借り換えにより、さまざまな恩恵を受けられるでしょう。
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住宅ローン借り換えで得をするタイミング
住宅ローンの借り換えはいつ行っても良いわけではなく、得をするタイミングが存在します。常に金利の動きを探るなどの難しい知識は必要なく、条件を知れば誰でも確認できるものです。
本項では、住宅ローン借り換えで得をするタイミングを2つ紹介します。より良いタイミングで借り換えて、ローンの負担を少しでも軽くしましょう。
3つの条件がそろったとき
住宅ローンの借り換えで得をするタイミングは、原則として以下の3つの条件がそろったときといわれています。
●借り換え後の金利差が1%以上ある
●住宅ローンが1000万円以上残っている
●住宅ローン返済期間が10年以上ある
上記の3つの条件に当てはまっているならば、借り換えによって得をするかもしれません。しかし、厳密に3つのポイントすべてに当てはまっていなくても、得をする可能性もあります。3つの条件に近い状況になったら、借り換えによるローンの返済額をシミュレーションできるサイトで計算してみるとよいでしょう。
固定金利期間が終わりそうなとき
固定金利期間が終わりそうなときは、住宅ローンの借り換えタイミングといえます。住宅ローンを借りた当時よりも、今のほうの金利が低い傾向にあるからです。
例えば10年固定金利でローンを借りていた場合、11年目以降の金利が高くなる可能性があります。固定金利の期間が終わりそうなタイミングでローンの見直しをし、借り換えたほうが得なのかシミュレーションしましょう。
住宅ローン借り換えにはデメリットもある
住宅ローン借り換えはメリットのみならず、さまざまなデメリットがあります。手続きに手間がかかるだけでなく、さまざまな費用を負担しなければならないからです。
住宅ローン借り換えの際は、以下のような費用がかかります。
●住宅ローン保証料
●融資手数料
●印紙代
●登録免許税
●司法書士手数料
●全額繰上返済手数料
住宅ローン借り換えには多くの手順が必要で、その都度手数料等の諸費用を支払わなければなりません。諸費用は数十万円以上になることもあるため、これらを支払ったとしても借り換えたほうがお得であるか、事前に確認すると良いでしょう。
住宅ローン借り換えで得をするタイミングを見極めよう
住宅ローンの借り換えをすることで、総返済額を減らせる可能性があります。しかし、金利差1%以上を含めた条件がそろわないと、返済額は減らないかもしれません。さらに手数料などの諸費用がかかるため、かえってお金がかかることもあるでしょう。
シミュレーションサイトを活用し、得をする適切なタイミングで借り換えをしてください。シミュレーションの際は複数のサイトを活用し、検証してみると良いでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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