更新日: 2023.10.11 その他ローン

年収350万円でも高級車を購入できる? 中古車とローンの組み合わせを推す理由

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

年収350万円でも高級車を購入できる? 中古車とローンの組み合わせを推す理由
年収350万円でも憧れの高級車を現実に手にできるのでしょうか?
 
本記事では、高級車でも、中古車とローンをかけ合わせることで、手に入れる方法を解説します。高級車を中古で購入することで初期費用をおさえ、将来的に売却した際にも損をしないメリットを詳しくみていきます。
 
さらに、月々の車の維持費用を収入の10%におさえる賢いローンの組み方などをシミュレーションして解説していきます。
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高級車を中古で買うメリット

高級車、例えばレクサスを新車で購入すると、本体価格とは別に、さまざまな税金や諸費用がかかります。しかし、高級車を中古で購入することにはいくつかの魅力があります。まず、初期購入費用をおさえられる点が挙げられます。
 
新車を購入する際には、自動車重量税や自動車税(種別割)など、さまざまな税金が加算され、初期費用が高額になります。「レクサスIS」を例にすると、新車の場合の諸経費は年間おおよそ3万6000円から8万7000円程度かかります。
 
しかし、中古車はこれらの税金が比較的、低額ですむことが多く、購入時の負担が軽減されます。特に高級車の場合、新車本体価格が高いため、中古で購入することで初期の出費を大幅にカットできます。
 
例えばレクサスのRX 450hの新車と中古車をレクサスの販売公式サイトで比較してみます。時期にもよりますが、2023年10月現在、新車は本体価格638万円、中古車は528万円と100万円程度、おさえられます。
 
さらに、高級車は中古市場でも一定の価値を保つことが多いため、将来的に売却する際にも損をする心配が少ないのが魅力です。高級車は品質が高く、メンテナンスがしっかりされていることが多いため、中古でも比較的、安心して利用できます。
 
また、中古車市場では多くの車種やバージョンが取り引きされており、自身の予算や好みに合った車を選びやすい点も魅力です。高級車の中古市場は幅広い選択肢があるため、自分にぴったりの1台を見つけることができるでしょう。
 
高級車を中古で購入することで、初期の購入費用をおさえ、将来の売却時にも損をしない可能性が高まります。高級車の魅力を存分に楽しみつつ、経済的な面でも賢く選択することができるでしょう。高級車愛好者にとって、中古車市場は一考の価値があります。
 

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月々の車費用の目安は?

車の維持費用は、所有者にとって大きな負担となることがあります。しかし、賢明な方法を選ぶことで、月々の負担を軽減し、快適なカーライフを楽しむことができます。そのためにおすすめしたいのが、収入の10%に合わせて車のローンを組むことです。
 
車を購入する際には、多くの人がローンを活用します。しかし、ローンの金額や支払い期間を適切に設定しないと、月々の支払いが重くのしかかってしまうことがあります。ここで重要なのは、収入に合わせたローンの選択です。
 
たとえば、収入20万円の人は2万円程度、収入30万円の人は3万円、収入40万円の人は4万円程度を目安とすればむりがないといえるでしょう。
 

実際のローンシミュレーション

ここで、本体価格300万円のローンを5年間、2%でローンを組むと仮定して算出すると、月の支払いは5万2583円となり、月収40万円の人でも収入の10%ルールを超える計算となります。
 
その場合、ローンの年数を延ばす、自己資金を投下する、もしくは買う車自体の予算を見直す、の3つの選択肢があります。
 
例えば、ローンの年数を10年に延ばすと、月の支払いは2万7604円となるため、300万円のローンでも収入30万円の人までは、目安の割り合いに落ち着きます。そのため、年収350万円の人でも中古車とローンをかけあわせる事で充分、高級車を手にするイメージができます。
 
また、自己資金を100万円入れて、ローン200万円を5年で2%の仮定で支払う場合では、月の返済額は3万5055円となり、満額ローンでよい目安は収入40万円の人といった基準を知る事ができます。
 
車の月額維持費用の中には、ガソリン代やメンテナンス費用も含まれていることを忘れてはいけません。収入の10%に合わせた車の維持費用の計画は、経済的な安定感を確保しながら、車の快適な利用を実現するためのスマートな方法です。自分の生活スタイルや収入に合わせて、賢く車の維持費用を管理しましょう。
 

まとめ

年収350万円でも中古車とローンを組み合わせ、高級車を手に入れることが可能です。中古車の魅力は初期購入費用の軽減と将来的な売却時の損失回避にあります。新車と比べて税金や諸費用が低額で済み、中古車市場では多くの選択肢が用意されているため、自分に合った1台を見つけやすい点も魅力です。
 
さらに、月々の車の維持費用についても収入の10%に合わせてローンを組むことをおすすめします。適切なローンの選択で、経済的な負担を軽減し、快適なカーライフを実現できます。ローンのシミュレーションを通じて、自分の収入に合わせた計画を立てましょう。
 
高級車の夢を追求するなら、中古車とローンの組み合わせが鍵となります。
 

出典

国土交通省 自動車重量税額について 新車新規登録を受ける場合について
東京都主税局 自動車を買ったとき
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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