更新日: 2023.10.27 その他ローン

年収500万円で「ノア」を購入希望。住宅ローンがあっても大丈夫? 自動車の「購入金額の目安」についても解説

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

年収500万円で「ノア」を購入希望。住宅ローンがあっても大丈夫? 自動車の「購入金額の目安」についても解説
「子どもが生まれたらワンボックスカー」というイメージがありませんか? 実際に街中では、多くの家族がワンボックスカーに乗っているところを目にします。ただ、ワンボックスカーは高価です。そのため、子どもが生まれたからと何も考えずに購入するのは危険かもしれません。
 
転職サービス「doda(デューダ)」の調査によると、男性正社員の年収中央値は400万円というデータがあります。
 
本記事では、それより多い年収500万円の家庭をベースに「ノア」を買って維持できるのかを計算してみたいと思います。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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トヨタ「ノア」の金額

まずはノアの金額を見ておきましょう。2022年1月にフルモデルチェンジされ、街中でも毎日走っているのを見かけるという人もいるのではないでしょうか。キャッチコピーとなっている「もっと、もっと、家族しよう。」からも、子どものいる家族層がメインターゲットとなっています。
 
本記事では、2023年10月時点で人気ナンバーワンのグレードである、「HYBRID S-Z 2WD(7人乗り)」で計算していきたいと思います。金額は税込367万円なので、オプションや諸費用を入れて450万円で計算してみましょう。
 
支払い方法は三菱UFJ銀行のマイカーローンを利用するものとし、返済期間は7年、金利は2023年10月24日時点のホームページに記載されている年1.90%とします。三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン返済額シミュレーション」によると、月々の返済額は5万7255円となりました。
 

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年収500万円住宅ローンありの家庭が「ノア」を買って大丈夫?

年収500万円の手取りは400万円程です。1ヶ月当たり約33万円です。月8万円の住宅ローン返済があるとすると残りは約25万円、そこからノアのローンを払うと20万円を切ります。
 
どうでしょうか? 既に大丈夫か否かの答えになっているのではないでしょうか。
 

車は年収の2分の1以下が目安

無理なく持てる車の購入金額は、年収の2分の1以下が目安と言われています。年収500万円であれば250万円以下の車を選ぶようにするとよいでしょう。ノアだと年収相当なので、維持がきついのは当然かもしれません。
 
今は「残クレ」という買い方もありますが、毎月の負担は軽く見えるものの、結局の総額は同じである点に注意しましょう。パッと見だけで飛びつくと危険です。
 

まとめ

年収500万円で住宅ローンのある家庭が、ノアを新車で購入するのは大丈夫ではない可能性が高いでしょう。年収の2分の1にあたる250万円以下の車が無理のない範囲なので、どうしてもワンボックスカーという場合には中古車を検討してはいかがでしょうか。そのほか、共働きをするなどして世帯年収を上げるのも方法の1つです。
 
住まいのエリアや、物価、生活費を考慮しても「やはり購入したい!」といった場合もあるかとは思いますが、必要な生活への出費を把握しバランスをしっかり取れるようにしましょう。
 

出典

パーソナルキャリア株式会社 転職サービス「doda」、「正社員の年収中央値」を公開正社員の年収中央値は350万円。
トヨタ自動車WEBサイト トヨタ ノア | 価格・グレード
三菱UFJ銀行 マイカーローン(自動車ローン)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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