住宅ローンの金利が高いので借り換える予定です。11月に会社の年末調整で住宅ローン控除をしたのですが、何か手続きしなくてはいけませんか?

配信日: 2025.01.02

この記事は約 5 分で読めます。
住宅ローンの金利が高いので借り換える予定です。11月に会社の年末調整で住宅ローン控除をしたのですが、何か手続きしなくてはいけませんか?
Aさんは6年前に住宅を購入し、その際変動金利でローンを組んでいました。昨今の金利上昇の影響で住宅ローンの金利も上がってしまい、少しでも金利の低い銀行に借り換えることを検討しています。
 
年末調整でローン関係の資料は会社に出していますが、それ以外に何かしなければならないことがあるのか心配しています。
田久保誠

執筆者:田久保誠(たくぼ まこと)

田久保誠行政書士事務所代表

CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、特定行政書士、認定経営革新等支援機関、宅地建物取引士、2級知的財産管理技能士、著作権相談員

行政書士生活相談センター等の相談員として、相続などの相談業務や会社設立、許認可・補助金申請業務を中心に活動している。「クライアントと同じ目線で一歩先を行く提案」をモットーにしている。

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・魅力的な金利プランを用意

変動
0.194 %

※物件価格の80%以下でお借入れかつ、50歳以下で一般団信を選択の場合
※変動金利( 全期間引下げプラン)新規借入れ ※1
当初10年固定
1.260 %

※当初期間引下げプラン
※物件価格の80%以下でお借入れかつ、50歳以下で一般団信を選択の場合
当初20年固定
1.840 %

※当初期間引下げプラン
※物件価格の80%以下でお借入れかつ、50歳以下で一般団信を選択の場合
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※1 住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※1 J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

住宅ローン控除とは

住宅ローン控除とは、「住宅借入金等特別控除」の俗称で、住宅を購入して返済期間が10年以上の住宅ローンがある場合に一定条件を満たすと、入居した年から最長で13年間、年末時点での住宅ローン残高の0.7%を所得税から控除できる制度です。
 
もし所得税だけでは控除しきれない場合は、翌年の住民税から控除が行われます。控除によって税金の還付を受けられますが、あくまでご自身が納めた税額以上に戻ってくることはありません。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・魅力的な金利プランを用意

変動
0.194 %

※物件価格の80%以下でお借入れかつ、50歳以下で一般団信を選択の場合
※変動金利( 全期間引下げプラン)新規借入れ ※1
当初10年固定
1.260 %

※当初期間引下げプラン
※物件価格の80%以下でお借入れかつ、50歳以下で一般団信を選択の場合
当初20年固定
1.840 %

※当初期間引下げプラン
※物件価格の80%以下でお借入れかつ、50歳以下で一般団信を選択の場合
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※1 住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※1 J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

どのような条件であれば控除が受けられるの?

新築住宅の場合、住宅ローン控除の条件は下記の7つです。

(1) 住宅取得後6ヶ月以内に入居し、引き続き居住していること
(2) 家屋の床面積(登記面積)が50平方メートル以上であること ※
(3) 床面積の2分の1以上が、もっぱら自己の居住の用に供されるものであること
(4) 民間の金融機関や独立行政法人住宅金融支援機構などの住宅ローン等を利用していること
(5) 住宅ローン等の返済期間が10年以上で、分割して返済するものであること
(6) 控除を受ける年の所得金額が2000万円以下であること
(7) 長期優良住宅建築計画の認定通知書(または低炭素建築物新築等計画の認定通知書)および住宅用家屋証明書などにより証明されたものであること

 
※ 家屋の床面積が40平方メートル以上50平方メートル未満(令和6年12月31日までに建築確認を受けたものに限る)である場合は、(6)の要件が1000万円以下であるときに限り控除を受けられます。
また、中古住宅の場合は条件が一部変わります。

 

借換の際の注意点は

金利が上がったからより金利が低い金融機関で借り換えるということですが、新規の借入同様審査があります。
 
借換の際の審査で特徴的なのは担保評価です。
最初の借入時に比べて建物自体の評価額は下がっていますし、所在地によっては地価の下落で価値が返済したローン額以上の早さで下がっている場合もあります。その場合は担保不足によって残債分をそのまま借り換えられないという事態も生じます。
 
また、最初の借入時に比べて当然年齢が高くなっていますので、健康上の問題で団信(団体信用生命保険)へ加入ができず、ローンの借換ができないというケースも考えられます。
 

そもそも、借換を行ったら控除は受けられるの? その場合の条件は?

借換を行った後の住宅ローンは、原則として住宅ローン控除の対象外です。なぜなら、住宅ローン控除はマイホームを購入や増改築をした場合のローンを対象とする控除だからです。
 
ただし、下記の2つの条件を満たせば控除を受けることは可能です。

(1) 新しい住宅ローン等が当初の住宅ローンの返済のためのものであることが明らかであること
(2) 新しい住宅ローン等が10年以上の償還期間であることなど、住宅借入金等特別控除の対象となる要件に当てはまること

なお、住宅借入金等特別控除を受けることができる年数は、居住の用に供した年から一定期間であり、住宅ローン等の借換によって延長されることはありません。
 

Aさんの場合は具体的にどうすればいいの?

Aさんは11月に会社の年末調整で住宅ローン控除をしたとのことです。12月に融資実行の予定の場合は、年末には残高が変わってきますので再度年末調整を行うことになります。ただし、その場合は勤務先にその旨を伝えなければなりません。
 
方法の1つとしてですが、諸々の融資の条件が変わらないとすれば、融資の実行を年明けにしてもらうようなスケジュールを組む方法もあります。
そうすれば、借換の完了が1月~9月頃に終わりますので、10月頃に金融機関から届いた年末残高証明書を利用して翌年から年末調整を行います。
 
ただ、どうしても年内にということであれば、ご自身で確定申告をします。
 

金利以外の部分にも目を向けて

借換と同時に返済期間を短くすることになれば、住宅ローン控除が適用されなくなってしまうことがあります。さらに、住宅ローンの借換の際は、金利の差だけでなく諸費用等も確認しなければなりません。返済期間や残債しだいでは、借換メリットがあまりないケースもありますし、そもそも借りられないというケースも出てくるかもしれません。
慎重に検討しましょう。
 

出典

国税庁 No.1233 住宅ローン等の借換えをしたとき
 
執筆者:田久保誠
田久保誠行政書士事務所代表

住宅ローン 金利別ランキング【PR】~あなたのニーズに合った住宅ローンをチェック!~

※弊社の提携会社のランキング

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※1 住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※1 J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・魅力的な金利プランを用意

変動
0.194 %

※物件価格の80%以下でお借入れかつ、50歳以下で一般団信を選択の場合
※変動金利( 全期間引下げプラン)新規借入れ ※1
当初10年固定
1.260 %

※当初期間引下げプラン
※物件価格の80%以下でお借入れかつ、50歳以下で一般団信を選択の場合
当初20年固定
1.840 %

※当初期間引下げプラン
※物件価格の80%以下でお借入れかつ、50歳以下で一般団信を選択の場合
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※1 住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※1 J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集
PC_2209_jitaku-home_YDN_728x90 【PR】