世帯年収「700万円」で「5000万円」の住宅ローンに申し込みましたが、審査結果が不安です。落ちる人の特徴はあるのでしょうか?

配信日: 2025.03.21

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世帯年収「700万円」で「5000万円」の住宅ローンに申し込みましたが、審査結果が不安です。落ちる人の特徴はあるのでしょうか?
住宅ローンを申し込んだ際、審査が通るかどうか不安に感じる方も多いでしょう。住宅ローン審査では、年収や返済負担率、信用情報など、さまざまな要素が考慮されます。
 
本記事では、年収700万円で5000万円の住宅ローンを組む場合を例にして、適正借入額や審査に落ちる可能性のある要因について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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年収700万円で5000万円の住宅ローンは適正か?

一般的に、住宅ローンの借入可能額は年収の5~7倍程度とされています。この基準に照らし合わせると、年収700万円の場合、借入可能額は3500万~4900万円が目安となります。しかし、金融機関によっては年収の8倍程度まで融資を行う場合もあり、その場合は5600万円まで借り入れが可能とされています。
 
また、返済負担率(年間返済額が年収に占める割合)も重要な指標です。多くの金融機関では、返済負担率を30~35%以内に収めることを目安としていますが、理想としては手取り収入の20~25%以内といわれています。
 
例えば、年収700万円で返済負担率を25%と設定すると、年間の返済額は175万円、月々の返済額は約14万6000円となります。金利が1.54%で返済期間を35年と仮定すると、借入可能額は約4700万円となります。
 
このように、年収700万円で5000万円の住宅ローンを組むことは可能ですが、返済負担率や将来的な収入変動を考慮すると、慎重な判断が必要です。
 

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住宅ローン審査に落ちる可能性のある要因

住宅ローンの審査では、年収だけでなく、さまざまな要素がチェックされます。収入が基準を満たしていても、他の条件によっては審査に落ちる可能性があります。住宅ローン審査では、以下のような要因が重視されます。
 
1. 勤続年数の短さ
金融機関は、安定した収入を持つ借り手を好みます。そのため、勤続年数が短い場合や転職直後の場合、収入の安定性が疑われ、審査に不利となることがあります。一般的には、同じ職場での勤続年数が1年以上あれば問題ないとされていますが、3年以上あるとより有利になる傾向にあります。
 
2. 他社からの借入状況
既存の借り入れが多い場合、返済能力に疑問が生じ、審査に影響を及ぼす可能性があります。特に、クレジットカードのリボ払い残高や自動車ローンなどがある場合は注意が必要です。
 
3. 信用情報の問題
過去にクレジットカードやローンの返済を延滞した履歴があると、信用情報に傷が付き、審査に不利となります。特に、長期の延滞や債務整理の履歴がある場合は、審査通過が難しくなることがあります。
 
4. 健康状態
住宅ローンを組む際、多くの金融機関では団体信用生命保険(団信)への加入が必須となっています。健康状態に問題があると、団信への加入が難しくなり、その結果、ローン審査に影響を及ぼすことがあります。
 
5. 物件の担保価値
購入予定の物件自体の担保価値が低いと判断された場合、融資額が減額されたり、審査が通らなかったりすることがあります。物件の立地や状態も審査の対象となるため、注意が必要です。
 
住宅ローンの審査に落ちる要因は、一つではなく複数の要素が影響します。自分の状況を事前に確認し、必要な対策を講じることで、審査通過の可能性を高めることができます。審査に不安がある場合は、金融機関や専門家に相談し、早めに準備を進めることが大切です。
 

無理のない返済計画を立て、安心してマイホームを手に入れよう

世帯年収700万円で5000万円の住宅ローンを組むことは可能ですが、返済負担率や将来的な収入変動を考慮すると、慎重な判断が求められます。
 
また、勤続年数、既存の借入状況、信用情報、健康状態、物件の担保価値など、さまざまな要因が審査に影響を及ぼします。これらの要素を確認し、必要に応じて対策を講じることで、審査通過の可能性を高めることができます。
 
住宅ローンは長期にわたる大きな契約ですので、十分な準備と情報収集を行い、無理のない返済計画を立てることが重要です。将来の負担を減らすためにも、自分に合った借入額や返済プランを慎重に見極め、納得のいく住宅購入を実現しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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