思ったより「ボーナス」が少なくて、住宅ローンを返済できない! 一度でも延滞すると、家を取り上げられてしまう? 金融機関に相談すれば大丈夫でしょうか?

配信日: 2025.05.10

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思ったより「ボーナス」が少なくて、住宅ローンを返済できない! 一度でも延滞すると、家を取り上げられてしまう? 金融機関に相談すれば大丈夫でしょうか?
住宅ローンは30年以上の期間で契約するケースも多いため、返済期間の中でいろいろな問題やトラブルが起きるかもしれません。場合によっては住宅ローンの返済ができなくて、延滞が発生するリスクも考えられます。
 
仮に一度でも住宅ローンを滞納すると、家は取り上げられてしまうのでしょうか? それとも適切に対応すればなんとかなるのでしょうか?
 
本記事では、住宅ローンの滞納や取り上げられるかどうかについて解説するので、気になる人は参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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住宅ローンは一度でも滞納するとダメ?

「住宅ローン」は、一度でも滞納すると絶対ダメというわけではありません。しかし、何ヶ月も連続して滞納すると、取り上げられる可能性は高くなります。返済ができていないと金融機関から連絡が来るため、そのときに相談すれば一緒に対策を考えてくれる可能性があります。
 
金融機関から連絡を無視していると、家に書類や手紙が届いて、それも放置していると競売などの手続きに進むケースが多いです。重要なのは、きちんと金融機関に対応するかどうかで、真摯(しんし)に向き合っていると金融機関も対策を提案してくれるでしょう。
 
注意点としては、金融機関と連携しても返済のめどが立たなければ、所定の手続きによって取り上げられる可能性がある点です。
 
その際には、残高は一括返済が求められます。滞納した住宅ローン残高と利息や遅延損害金などを含めた金額が住宅価値を上回っていれば、その分の金額も追加で支払う必要が出てくるかもしれません。
 
具体的な内容はそれぞれの状況によって異なるので、自分たちだけで判断せずに早めに金融機関に相談してみましょう。
 

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住宅ローンの返済ができなくなる理由はさまざま

住宅ローンの返済が滞る理由はさまざまですが、代表的なケースはボーナス返済を組み込んでいたのに、ボーナスが支給されなかったときです。ボーナスは社会情勢や会社状況によって、支給されなくなる可能性もあります。
 
住宅ローンは、毎月決まった金額を返済する方法と、ボーナス月だけ返済額を上乗せする方法のどちらかが選ばれることが多いです。
 
どちらの方法にもメリット・デメリットがあります。ボーナス返済を併用していると他の月の返済負担が少ないなどはメリットですが、ボーナスが支給されないときには当該月の返済負担が大きくなるリスクがあります。
 

金融機関に相談するとどんな提案がされる?

金融機関に相談した際にされる提案は、「借入期間の延長」「利息のみの返済」「返済内容の見直し」などが多いです。
 
ボーナスが少なかったり支給されなかったりが理由で住宅ローンの返済ができない場合は、一時的な問題であることが多く、翌月からは問題なく返済が進められるならそこまで心配する必要はないでしょう。場合によっては住宅ローン内容を見直して、毎月の返済額を少し増やしてボーナス返済をなくす方法も考えられます。
 
自身を取り巻く環境は変化することがあるため、返済が難しいと感じたタイミングで相談するのがおすすめです。
 
ほかに、タイミング次第では家の売却も方法として挙げられます。土地価格や建物価格によっては、家を手放すことできれいに住宅ローンがなくなる可能性もあります。
 

まとめ

想定していたよりもボーナスが少ないと、住宅ローンの返済ができないこともあるかもしれませんが、そのまま放置していると最終的には家が取り上げられる可能性があります。そのため、なにか問題が起きたときには、少しでも早く金融機関に相談しましょう。
 
一度だけの延滞なら家を取り上げられる可能性は低いですが、金融機関と連携が取れない場合、取り上げられるリスクが高まるので注意してください。
 

出典

住宅金融支援機構 月々の返済でお困りになったとき
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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