2026年以降も住宅ローンの金利が上昇し続けるって本当? 住宅ローンは今借りるべき? それとも家を買うのは待つべきでしょうか?
では、実際に住宅ローン金利はこれからどう動くのか、そして「今借りるべきか」「少し待ったほうがいいのか?」という判断はどうすればよいのでしょうか。
本記事では、住宅ローン金利の現状と今後の見通し、そして「今借りるべきか、それとも待つべきか」の判断材料を解説していきます。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
なぜ住宅ローンの金利は上がっているのか?
住宅ローンの金利が上昇している背景には、日本銀行が進める金融政策の転換があります。これまで続いてきた低金利政策から、物価上昇や景気回復に対応するため、段階的な利上げが始まっているのです。
特に「固定金利」は、国債の利回りや将来の経済見通しに影響を受けるため、すでに上昇が目立ちます。例えばフラット35などは数年前と比べて1%以上上がったケースもあります。
一方、「変動金利」はまだ低めに保たれているものの、今後の政策金利の引き上げによって、徐々に影響が出てくると考えられています。2026年の春以降、金利上昇が家計に本格的に影響し始める可能性もあるため、早めの備えが大切です。
今の住宅ローン金利はどのくらい?
2026年現在、多くの銀行で10年固定金利は2%台、変動金利でも1%前後という水準になっています。これは、数年前まで当たり前だった「0.5%以下」といった超低金利と比べると、明らかに上昇傾向です。
今後もこの流れが続くとすれば、「いつか家を買おう」と思っていた方にとっては、借り入れのタイミングが家計に大きく影響する時代に入ったといえます。
ただし、「今の金利は高すぎる」と断言できるほどではなく、歴史的に見ればまだ比較的低い水準です。重要なのは、今後の金利上昇に備えて、どのようなローンを選ぶか、どのように返済計画を立てるかという視点です。
今借りるべきか、待つべきか…… 判断のポイントは?
家の購入は人生のなかでも最も大きな決断の一つで、そのタイミングを「金利」だけで決めてしまうのは避けたいところです。そこで本章では、住宅購入のタイミングを見極めるために、「今借りるべき人」と「待つべき人」の特徴を見ていきましょう。
・今すぐに住宅が必要で、将来の金利上昇にも耐えられる家計の余裕がある
・金利が上がる前に、固定金利でリスクを抑えておきたい
・将来的に繰り上げ返済や収入増が見込める
このような人は、多少金利が上がっていても、今のうちに固定金利で安心を得る選択が有効です。将来の金利リスクを避けられるため、家計の見通しも立てやすくなります。
・住宅購入を急ぐ必要がない
・金利の動向をもう少し見極めたい
・家計に余裕がなく、少しの金利上昇でも返済が不安
こうした方は、今は無理に動かず、資金を貯めたり、物件価格の変動を見たりしながら、慎重にタイミングを見計らうのも一つの戦略です。
変動金利と固定金利、どちらを選ぶべき?
金利が上がるかもしれないと分かっていても、変動金利の低さに魅力を感じる方は多いです。ただし、今後の経済状況によっては、変動金利も徐々に上がる可能性があるため注意が必要です。
一方で、固定金利は最初の金利はやや高めですが、返済額が変わらない安心感があります。家計にゆとりがない方ほど、固定金利のほうが計画を立てやすくなるというメリットもあります。
住宅ローンの選び方に、正解はありません。金利の差だけでなく、家族構成、職業、将来設計などさまざまな要素を加味して、自分に合ったプランを見つけることが大切です。
住宅ローンは「急がず、でも備える」姿勢が大事
住宅ローン金利は2026年以降もゆるやかに上昇していく可能性が高くなっています。しかし、「家を買うなら今しかない!」と焦る必要はありません。
今の金利水準が将来的に「安かった」と振り返る日が来るかもしれませんが、それ以上に大切なのは、自分の家計やライフスタイルに合った判断をすることです。
今すぐ家を買う場合も、これから検討する場合も、金利の動きに一喜一憂せず、しっかりと返済シミュレーションを立てて準備を進めること。それが、後悔しない住宅購入につながります。
家を買うタイミングは「今かどうか」よりも、「あなたの生活設計に合っているかどうか」で決めていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
