安定の公務員はやっぱりローンの審査にも通りやすい? 40歳で夢の「マイホーム」をゲットして喜んでいたところ、「公務員」の友人は25歳のときに“3000万円”の住宅ローンを組んで一戸建てを買っていた……!

配信日: 2026.02.27
この記事は約 3 分で読めます。
安定の公務員はやっぱりローンの審査にも通りやすい? 40歳で夢の「マイホーム」をゲットして喜んでいたところ、「公務員」の友人は25歳のときに“3000万円”の住宅ローンを組んで一戸建てを買っていた……!
40歳という人生の節目に、マイホームを手に入れた喜びはひとしおでしょう。そんな達成感に浸っていた矢先、公務員の友人が「自分は25歳のときに3000万円のローンを組んで一戸建てを買った」と話すのを聞いて、驚きを隠せないかもしれません。なぜそのような年齢で住宅ローンを申し込めたのでしょうか。
 
今回は、最新調査を基に、ローン借り入れ時の平均年齢や、公務員が審査に有利なポイント、そして後悔しないための借入リミットについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

「住宅ローン」借り入れ時の平均年齢は“44.5歳”

まず、住宅ローンを何歳でいくらくらい組むのが一般的なのか、最新の統計から見ていきましょう。
 
独立行政法人住宅金融支援機構「2024年度 フラット35利用者調査」によると、平均年齢は2017年度以降上昇が続いています。
 
2024年度の調査結果では44.5歳となっており、前年度の44.3歳から0.2歳上昇しました。一般的に、住宅ローンの完済時年齢の上限は80歳未満とされています。もし、月々の返済額を抑えるために35年ローンを組みたいと考えた場合、例としては以下のようになります。
 
80歳(完済上限)-35年(借入期間)=45歳
 
つまり、申し込む年齢のおおよその上限は45歳となり、前記のフラット35利用者の平均年齢と近く、45歳前後で35年ローンを組むケースも一定数あると考えられます。
 
また、同調査によれば、フラット35(買取型または保証型)の融資金額は、建売住宅で3260万円(2024年度)となっています。掲題の友人が借り入れた3000万円という金額は、一戸建ての購入資金としては一般的な水準といえそうです。
 

安定性の高い「公務員」は住宅ローンの審査にも通りやすい?

一般的な見解として、公務員は民間の会社員より住宅ローン審査に通りやすい傾向にあるようです。理由は主に以下の3つが挙げられます。
 

(1)安定した収入が得られる
(2)定年退職金の存在
(3)解雇のリスクが少ない

 
また、金融機関によっては、公務員や官公庁職員向けに優遇された住宅ローン商品を用意しているケースもあります。「官公庁向けフラット35エース」などは、一般向けより有利な金利条件が提示される場合もあるようです。
 

結局「住宅ローン」は何歳までに申し込むべき?

では、住宅ローンは何歳までに組むといいのでしょうか。住宅ローンの借り入れを検討する際のポイントとなる数値に、以下の2つがあります。
 

(1)年収倍率:借入額が年収の何倍かを示す数値
(2)返済負担率:年収に占める年間返済額の割合を示す数値

 
住宅ローンの申し込み可能年齢は18歳以上70歳未満、完済時年齢の上限は80歳が一般的です。上限の80歳までのローンを組むとなると、35年ローンが組めるのは45歳までとなります。
 
もし、45歳を超えて35年のローンを組めなくなると、年齢が上がるほど借入期間を短縮しなければなりません。返済負担率が上がり、結果として審査が通らなくなる可能性もあるため、ご自身の返済負担率とのバランスで上限の年齢を判断するのがいいでしょう。
 

まとめ

40歳でマイホームを手に入れたあなたと、25歳で一戸建てを買った公務員の友人。公務員という職業の信用力は、若くして住宅ローンを組む際などにプラスに働く要素にはなりますが、大切なのは何歳で組むかよりも、無理なく完済できるかという視点です。
 
40代は教育資金や老後の備えとの兼ね合いも重要な時期です。正確な返済負担率を把握し、定年後の生活も見据えた無理のない返済計画を吟味することが、理想のマイホームライフをより確かなものにしてくれるでしょう。
 

出典

独立行政法人住宅金融支援機構 2024年度 フラット35利用者調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
【PR】
FF_お金にまつわる悩み・疑問