変動金利で3000万円の住宅ローンを組んだばかりです。もし金利が0.25%上がった場合、毎月の返済額はどのくらい増えるのでしょうか?

配信日: 2026.04.13
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変動金利で3000万円の住宅ローンを組んだばかりです。もし金利が0.25%上がった場合、毎月の返済額はどのくらい増えるのでしょうか?
住宅ローンを変動金利で組んだ直後は、金利が上がったときの返済額が気になる方が多いはずです。特に、3000万円といった借入額が大きい場合は、わずかな金利上昇でも家計への影響が無視できません。一方で、返済額の増え方は単純ではなく、返済方式や見直しの仕組みによって差が出ます。
 
そこで本記事では、金利が0.25%上がった場合の毎月返済額の目安と、確認しておきたいポイントを整理します。
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3000万円の住宅ローンで金利が0.25%上がると毎月返済額はいくら増える?

借入額3000万円、返済期間35年、元利均等返済で、金利が年0.25%上がる場合、毎月返済額は現在より約3000円台半ば増えると見込みです。例えば、年0.5%で借りていた場合の毎月返済額は約7万7876円ですが、年0.75%に上がると約8万1235円で、差額は約3360円となります。
 
同じように、年1.25%から年1.5%へ上がる場合でも、毎月返済額は約3540円増えます。つまり、0.25%の上昇で急に1万円以上増えるとはかぎりませんが、年間では約4万円前後の負担増になるため、軽視はできません。教育費や固定資産税など、他の支出が重なる時期は特に注意が必要です。
 

すぐに返済額が増えるとはかぎらない理由

変動金利の住宅ローンは、一般的に金利の見直しが半年ごとに行われる一方で、毎月返済額はすぐには変わらない商品もあります。
 
代表的なのが、「5年ルール」です。これは、金利が上がっても5年間は毎月返済額を据え置く仕組みで、6年目の見直し時にも返済額の増加を従来の1.25倍までに抑える「125%ルール」が設けられている場合があります。
 
ただし、この仕組みがあるから安心とは言い切れません。返済額が据え置かれても、支払うお金のうち利息の割合が増え、元金が減りにくくなることがあるためです。
 
そのため、金利上昇が続くと、後の見直し時に家計への負担が重くなるおそれがあります。なお、5年ルールや125%ルールの有無は金融機関や返済方式によって異なるため、契約内容の確認が欠かせません。
 

金利上昇に備えて今すぐ確認したいこと

まず確認したいのは、自分の住宅ローンが何年返済で、どの返済方式なのかという点です。今回の試算は35年返済を前提にしていますが、返済期間が短いほど毎月返済額は高くなり、金利上昇の影響の出方も変わります。また、借り入れ直後であれば、家計の見直しや繰り上げ返済の準備をしやすい時期でもあります。
 
あわせて、金融機関のマイページや返済予定表で、金利見直し日と返済額見直し日を確認しておくと安心です。変動金利は固定金利より当初返済額を抑えやすい一方で、将来の負担が読みにくい面があります。
 
だからこそ、毎月3000円台の増加でも、年間ではいくら増えるのか、家計で吸収できるのかを早めに確認しておくことが大切です。住宅金融支援機構でも返済額の試算ができるため、無理のない返済計画を見直すきっかけにするとよいでしょう。
 

住宅ローンの金利が0.25%上がったときの返済額を確認しておこう

3000万円の住宅ローンを変動金利で組み、金利が0.25%上がった場合、毎月返済額はひとつの目安として3300~3500円程度増えると考えられます。ただし、実際の負担は借り入れ条件や商品内容によって異なります。また、返済額がすぐに増えない場合でも、元金の減り方が鈍くなる可能性はあります。
 
毎月の返済額だけでは負担の変化を判断しにくいため、金利上昇時に家計へどのような影響が出るのか、事前に把握しておくことが大切です。今のうちに契約内容や返済予定を見直し、無理のない返済計画を考えておきましょう
 

出典

住宅金融支援機構 住宅ローンシミュレーション
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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